マジムン 1970年 沖縄県 マジムンはほとんど犬の形をしており、死後の霊を祀る人がいないために成仏できずに迷って化けて出る死人の霊といわれる。
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アクリョウ 1972年 沖縄県 臨終後、悪霊と化した死者の霊に魂を奪われる事を防ぐ為,家族以外は屋外に出る。
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マブイ 1986年 沖縄県 人はからだとマブイでなりたっていると考えられており、マブイは超自然的存在、からだはその容器である。マブイは遊離性があり、からだから離れるとマブイウチ、タマチドラの状態となり、病気になる。マブイは10個あり、7個以上失われると死に至るといわれる。マブイの遊離性は幼児と老人に起こりやすい。マブイが遊離したときには、ムヌチ(ユタ)を呼んでマブイグミをする。
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シチマジムン,ヒチマジムン 1933年 沖縄県 シチマジムンは姿を見せずに櫛穴から家に入り、人を取り隠すと信じられている。シチマジムンに取られることをシキに持たれると言う。男女の腰布を振ると逃げ去るという。シチマジムンをシキマジモノ、ヒチマジムンとも言う。
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マブイ,タマチ,シイ 1986年 沖縄県 人の持つ霊魂をマブイ、タマチなどと呼ぶ。シイ(精)、サー、ソーはこの類義語である。マブイには生者にやどるイチマブイ(生霊)と死後のシニマブイがあると考えられている。また、マブイは複数あり、頭、肩、胸などに宿るとされる。マブイは肉体から遊離しやすく、結合状況によって生、病、死が説明される。遊離したマブイは強力な霊力でマブイグミを行い、再び身体に取り戻そうとする。
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グシェ 1963年 長崎県 死者の霊。夜中に波間の具合で驚かされる。
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ユウレイ 1987年 長野県 幽霊は,死んだ人の魂が迷っている時に,白い着物姿で,墓場に出る。
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シチマジムン,ジームン 1960年 沖縄県 シチマジムンという妖怪がいる。ジームンとも呼ぶ。形は大きな柱状で、地面からまっすぐ天にも届くばかりに立ち、それに押さえられたら死ぬと言われ、それを見たら、すぐ「ハチ、ハチ、ハチ」と唱えなければならない。シチマジムンの「シチ(七)」は「ハチ(八)」にはかなわないということかららしい。
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ニンギョウシバイノニンギョウ 1933年 変化の中でも、長い時間を経過した器物が変化するという話は有名である。木像・羅漢仁王・面地蔵等は特に変化しやすく、人形芝居の人形は毎夜動くと言われている。
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カミナリ 1980年 死者を葬る時に、雷が鳴って雲や霧が立ちこめて、棺が開いて死体が立つことがある。それを魔が指すといって人々が大いに驚くという。
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(ゾクシン) 1968年 群馬県 種々の俗信一束。
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(ゾクシン) 1968年 佐賀県 種々の俗信一束。
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キツネ 1973年 鳥取県 キツネは山中で、人を道に迷わせたり、美しい女性に化けたり、突然きれいな家を見せたり、提燈のロウソクを取ったり、お土産の魚を奪ったりといった悪戯をする。
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ユウレイ 1987年 長野県 未練がある時やしかえしのために,幽霊は白衣で足の無い姿で柳の下にでる。
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サカダチユウレイ,ウクサングヮーユウレイ,ハーメーマジムン,ジュリグヮーマジムン,アカゴマジムン,ナカニシヘーイ,ヨナバルヤギ 1998年 沖縄県 幽霊には名がつくことがある。逆立ち幽霊、ウクサン小幽霊、ハーメーマジムン、ジュリ小マジムン、赤子マジムン、仲西ヘーイ、与那原屋宜などがある。
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キツネ 1977年 狐は霊天蓋を拾って北斗を数年拝して人の形に変化する。
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シシャノレイ,シリョウ,(ツキモノ) 1989年 長野県 死者の霊が人に憑くことがある。いつまでも病気が治らなかったり、薬が効かずに長引いたりすると死者の霊が憑いたといった。離すときは、祈とうしてもらうという。
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マジムン 1963年 沖縄県 夜、犬の遠声がすると、マジムンが出る。
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ヤコ 1977年 人に憑いて虚言を言う。また人の心の隙も窺う。貴人に捧げる魚や鳥は奪おうとはしない。しかしそれらが台所などに置かれて、運ぶ人のそれを守ろうとする心に隙ができるとたちまち奪われる。
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ワングヮー・マジムン 1970年 沖縄県 豚の形をした妖怪をワングヮー・マジムンと呼んだ。仲地部落の仲地カーあたりに出るといわれた。これに股をくぐられると命を奪われると言われた。
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ウグメ 1963年 長崎県 海の遭難者の霊。船や魚になって人に害をもたらす。
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