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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テング
1999年 宮崎県
松叶の七つ山の松の古木に天狗が住んでいた。ある日、松叶の百姓が天狗をからかって、籾とおしで透き見るとどこでもよく見えると話しかけた。天狗はうらやましがって隠れ蓑と籾とおしを交換した。だまされたと気づいた天狗は、籾とおしを投げ捨ててどこかに行ってしまった。

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テング
1984年 山梨県
天狗松の主は天狗だった。
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テング
1985年 愛媛県
天狗座敷、天狗松、天狗宮があり、天狗が出るといわれる。
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テングイワ
1932年 兵庫県
天狗の溜池や天狗松(走松)とともにある。昔は天狗が祟るといってこの上に上らなかった。
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ヒトツメコゾウ
1928年 神奈川県
12月と1月の8日をヨウカゾウと言い、一つ目小僧が来るので目の多くある籾どおしを門口に掛けておく。
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テング
1991年 奈良県
天狗が飛んできてとまると言われていた天狗松という立派な松があった。その松が戦争中に枯れた。そうしたらある物知りの人が「天狗松が枯れたから日本が負ける」と言った。
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テング
1955年 神奈川県
秋谷に天狗の松があり、天狗がいたという。
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テング
1979年 岐阜県
以前、天狗が出た木を天狗松と呼んでいたが、枯れてしまった。
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テング
1970年 岡山県
天狗松には天狗が住んでいて、人々は病気平癒や金銭などの願をかけ、天狗松に札をかけていった。
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テング
2001年 宮崎県
どこでも何でもよく見えると百姓が言うモミトオシが欲しくなった天狗は、百姓の要求に従い隠れ蓑と交換した。ところが何も見えず、騙されたと知った天狗はモミトオシを投げ捨てて、どこかへ飛んでいった。
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テング
1976年 長野県
名九鬼の天狗松に天狗がとまって下界を見下ろす。その天狗がどこかの坊様を落としていく。
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テング
1980年 和歌山県
大きな松の木に天狗が出たという。天狗松と呼ばれる。星山橋の近くにも天狗がいたという所がある。
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オシモギツネ
1943年 三重県
笠田村に「おしも狐」という女狐がいる。村人は、家人がいなくなるとおしも狐の穴の前へ行き、「家人を帰すならオコワを供える」と伝えてオコワを持ち帰り、鉦太鼓を叩き松火を立てて村内を探し回る。本人が帰ってくると改めておしも狐の穴へ行き、オコワを供える。
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テング
1961年 和歌山県
寺山の岩の上の松を天狗松という。天狗が松の木の上で歌を歌うという。
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(ゾクシン)
1975年 愛媛県
籾まきをした日に女性が髪をすくことを禁じているという。髪をすくと、「籾がはう」といって忌むという。
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テング
1988年 長野県
山には天狗が出る。
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テング
1985年 香川県
大川山へ登る途中に天狗松がある。昔は天狗がこの木の上で休んでいるところを、よく見ることがあったという。
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テング
1976年 和歌山県
杉の木などが風もないのになびくのを天狗の風になるという。一の枝の東に向いたものは、天狗松という。昔、天狗にさらわれた男が、この松に引っ掛かっていたという。
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テング
1973年 富山県
ここに一本の天狗松があり、子供が悪戯をすると天狗さんに攫われると言われた。
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テングノコシカケマツ
1986年 埼玉県
中山の観音山の中腹には松の古木が沢山生えており、それらを「天狗の腰掛け松」と呼び、誰も伐ろうとする者はいなかった。ところが、ある村の若者がこれを伐り倒したところ、その晩天狗が若者のもとにやってきて、陰茎を切り取り、裏山の天狗松に引っ掛けられた。
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テング
1969年 埼玉県
天狗の腰掛松と呼ばれる老松があった。天狗様が腰掛けるのにふさわしいと思われる赤松をさして天狗の腰掛け松といって畏敬し、絶対に伐らなかった。
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バケモノ
1982年 新潟県
コト八日の前夜には化物がきて危害を加えるとして、早く大戸を閉め、戸口に籾とおしをさげる。化物はあまりの目の多さに驚いてかなわないと思って家の前を素通りするという。
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