ヒョウスンボ,カッパサン 1992年 宮崎県 いたずらをしたひょうすんぼの右手を切り取った。ひょうすんぼが返してくれと頼むので返すと、秘伝薬の作り方を教えてくれた。骨接ぎ・腹痛・センシャク・打撲に効き目がある高城薬の由来。
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カッパ 1928年 埼玉県 亭主に死に別れた女房が夜中に便所で知りに触る手を切り落とした。翌日、便所から地の跡が点々と残っていた。訪ねてきた老人が手を譲るように頼んだ。その老人は河童であり反省していたので手を返すと、お礼に薬の製法を教えてくれた。
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カッパ 1990年 長野県 かっぱが毎晩便所に出て、人の尻をなでていたずらするので、ある晩かっぱの手を掴んで引き抜いてしまった。かっぱは一度逃げたが、後で帰ってきて「手を返してくれ」と言った。「悪いことをしないなら返してやる」と言って手を戻してやった。そのお礼に、それから毎晩魚を届けにきたという。
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ヒョウスンボ,カッパ 1999年 宮崎県 諸塚村民俗資料館には「ひょうすんぼの手」が所蔵されている。村の平氏の祖先が便所から出てきていたずらする冷たい手を短刀で切り落とした。ひょうすんぼとヒョーと叫んで逃げていった。その手が今も伝わっている。
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ヒョスボ 1992年 宮崎県 馬の手綱にひょすぼの腕がまきついてちぎれた。腕を返すとお礼にひょすぼは薬の製法を教えてくれ、魚をかけてくれることになった。魚をかける鉤を木から鹿の角に変えたら、ひょすぼは来なくなってしまった。
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ヒョウスンボ 1992年 宮崎県 ひょうすんぼが知恵のある狐と賢い狸をだました。ひょうすんぼの鳴き声はヒュールヒュール。
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エンコ 1976年 愛媛県 昔、来島のお医者さんの家の厠に、毛の生えた手が出て、お手伝いさんの尻をなでていた。医者はその手を刀で切りとり置いておくと、エンコが返してくれとやってきた。エンコは証文を書き、骨接ぎの薬と秘伝を教えると約束して手を返してもらった。その後、この医者は骨接ぎ医者として栄えた。
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キツネ 1940年 滋賀県 狐の一家の面倒を見てやった善養寺の者は、お礼として薬の製法を伝授された。それで作った薬は大変好評で、お金持ちになった。狐自らが売り広めに回ったという。
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ヒョウスンボ,カッパサン 1992年 宮崎県 延徳1(1489)年の事と伝わる。馬に乗って川を渡ろうとした正一家の先祖にひょうすんぼがじゃれついてきたので、刀で右手を切り取った。ひょうすんぼが返してくれと頼むので返すと、山桃の木の皮と茶の葉をもち米で練った秘伝薬の作り方を教えてくれた。骨接ぎ・腹痛・センシャク・打撲に効き目がある高城薬の由来。正一家では12月31日の夜に、かっぱを斬った川の端でお神酒を供えて供養している。
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カッパ 1928年 埼玉県 女房が便所に入ると、尻を撫でられるということが数回続いた。毛むくじゃらの怪しい手だったので、その手を懐刀で切った。翌日、老人が手を返して欲しいとやってきた。女房が手を返してやると、老人は傷薬の処方を伝授した。
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カッパノミョウヤク 1986年 埼玉県 河童がいたずらのお詫びに傷薬の作り方を教えてくれた。
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カッパノミョウヤク 1986年 埼玉県 河童がいたずらのお詫びに傷薬の作り方を教えてくれた。
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カッパノミョウヤク 1986年 埼玉県 河童がいたずらのお詫びに傷薬の作り方を教えてくれた。
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カッパ 1967年 福島県 草刈場に行った馬の尻尾に河童が絡みついたので、馬は驚き駆け出した。追いついてみると、河童が死にかけていたので助けてやった。そのお礼に骨接ぎの妙薬を教えてもらい、家伝薬とし、今でも販売している。
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カッパ 1965年 岩手県 高田市には、祖先がカッパから骨接ぎの秘法をおそわったという家があって、骨接ぎや怪我を治している。
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カワウソ 1929年 山形県 かわうそがきんをつかむので、刀で切ろうとしたら、許しを乞い、薬の製法を教えてくれた。江口の膏薬と言われて残っている。
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ガッパ,(カッパ) 1932年 福岡県 山門郡山川村字海津に、昔カッパから骨接ぎの妙薬を授かった骨接ぎの医者がいた。
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カッパ 1957年 新潟県 妻が夜冷たい手で臀部をなでられるというので、手を切ってみるとその手は河童の手であった。その夜、手を返してほしいという男の子が来たので、返してやると、それからしばらくは魚の贈り物が続いた。
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カッパ,ガメ,カーラボーズ 1928年 富山県 河童をこの辺ではガメという。ガメの親方をカーラボーズという。昔、便所で尻を撫でるやつがいたので引捕らえると腕が抜けた。カーラボーズの腕だった。返す代わりに薬の製法を教えてもらった。
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カッパ 1967年 福島県 ある夏のこと、草刈場に行った馬の尻尾に河童が絡みついたので、馬は驚き駆け出した。追いついてみると、河童が死にかけていたので助けてやった。そのお礼に骨接ぎの妙薬を教えてもらった。
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カッパ 1953年 長野県 中村新六が馬に乗って材木の検査に行くと天竜川から河童が出て、馬の尻に食いついて引き込もうとした。新六は河童を殺そうとしたが、河童が教えた痛風薬の製法と引き換えに許してやった。
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