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番号 C1130109-000

呼称(ヨミ) カッパノヒヤク
呼称(漢字) 河童の秘薬

執筆者 根津富夫

論文名 第十二章 第二節 三:(五)祭礼・行事

書名・誌名 新編埼玉県史 別編2 (民俗2)
巻・号/通巻・号
発行所 埼玉県(ぎょうせい)
発行年月日 S61年3月20日
発行年(西暦) 1986年
開始頁 605
終了頁 606

掲載箇所・開始頁 605
掲載箇所・終了頁 606

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 埼玉県
地域(市・郡名) 坂戸市
地域(区町村名)

要約 池山と呼ばれる池があった。農夫がここで草を刈っていると一匹の河童が現れ、いたずらを始めた。追っても追ってもいたずらをやめないので、農夫は持っていた鎌で河童の腕を切り落とすと、河童は池の方へ逃げて行った。農夫はそれを持ち帰った。その晩、農夫の家に河童が美しい女の姿で現れ、昼間の行いを謝罪し、腕を返してもらうよう頼んできたので、農夫は腕を返してやった。すると河童はお礼に、切れた腕でも足でもつなぐ薬の作り方を教えて立ち去った。
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