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検索対象事例

キツネビ,キツネノヨメイリ
1990年 長野県
大日向の川縁の道に、夜、10個くらいちょうちんの火が並んで灯ったり消えたりしていた。皆はきつね火だとかきつねの嫁入りだとかいった。

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キツネノヨメイリ,キツネノチョウチン
1989年 長野県
ある老人が町からの帰りに山道を通っていると、きつねの尻尾のある花嫁とそのお供を見つけた。それを見て笑うと、2人はちょうちんを放り出して逃げ出してしまった。老人は珍しいと思って狐のちょうちんを持ち帰った。するとその夜きつねが訪ねてきて「ちょうちんがないと娘の嫁入りに困る」と訴えた。老人は哀れに思ってちょうちんを返してやった。夜になると、素晴らしいちょうちんが並んでいた。明くる日の晩には、きつねがご馳走を持ってきたという。
類似事例

キツネノヨメイリ,キツネノチョウチン
1989年 長野県
きつねのちょうちんを持ち帰った老人の家に、きつねが訪ねてきてちょうちんを帰してくれと頼んだ。老人は拒んだが、「娘の嫁入りに困る」ときつねが訴えたのを哀れに思って返してやった。夜になると、素晴らしいちょうちんが並んでいる様を見ることができた。次の晩には、きつねがご馳走を持ってきたという。
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キツネ
1973年 山梨県
キツネは雨が降るときにはちょうちんをつける。夜に光るのはキツネがちょうちんをつけて歩いているのだと言う。
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キツネノヨメイリ
1973年 三重県
赤や青の火が、四つ辻の辺りに続いて灯ることがあった。これをきつねの嫁入りと言った。
類似事例

キツネビ
1983年 東京都
婿様が来るというので迎えに行くとたくさんのちょうちんが見えた。その晩11時ごろ、ちょうちんがこっちからひとつ行った。そうすると、十字路の方々にちょうちんが行った。これを狐火という。
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キツネビ
1994年 鳥取県
きつね火は今でも出る。夜、電気工場への道で、ずっと火が続いているのを見た。きつねが人骨をくわえて走ると火がついてきつね火になるという。
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チョウチン
1971年 福島県
ちょうちん淵という淵からちょうちんがあがって、赤井の薬師さまをめがけて飛んでいった。
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キツネノチョウチン
1983年 山梨県
狐のちょうちんが見えたら、ツバキ(唾)をかけると消える。
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(ゾクシン)
1964年 福島県
2度目の火でともしたちょうちんをもって歩くと化け物にあわない。
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キツネビ
1994年 鳥取県
昔、きつね火が出たことがある。
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キツネノヨメイリ,キツネノチョウチン
1989年 長野県
ある老人が町からの帰りに山道を通っていると、きつねの尻尾のある花嫁とそのお供を見つけた。尻尾が出ているとからかうと、尻尾はだんだん短くなったが、老人が笑うと2人はちょうちんを放り出して逃げ出した。珍しいものを拾ったと思い、老人はきつねのちょうちんを持ち帰った。
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キツネビ
1994年 鳥取県
きつね火は今でも出ることがある。
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キツネ
1977年 福島県
きつねの嫁入りを、子供の頃に目撃した。
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キツネ,チョウチン
1990年 長野県
昔はきつねがたくさんいた。夕方になると、越という向こうの部落の手前の田んぼでちょうちん行列のようなものが見える。15・6ほど連なっているのが、風のない夏の蒸し暑い晩にはよくあった。きつねが出していたが、火ではなく、後光がさしているのだという。
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キツネビ
1981年 長野県 
山に並んで出る火がキツネ火。キツネ火が遠くに見えるときは、近くにキツネがいる。
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キツネビ
1990年 長野県
秋の夕方6・7時くらいになると、きつね火が板場の赤坂山の松の根っこに出る。ホオズキのように赤く、ぼおっと出る。円く光り、後光がさしている。きつねのちょうちん行列が始まると、足下にきつねが座っているので、化かされないように早く帰るという。
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タヌキノヒ
1985年 和歌山県
夜になると道に青い火が10ぐらいともるのを狸の火という。通行人がごちそうを取られることがあった。
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インカ,ヨウカ
1975年
太陽心火、星精の飛火、君火などの陽火および水中火、石油火、相火などの陰火について。また狐、鼬、蛍などの火は火に似ているが火ではない。
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キツネノヒ
1971年 山梨県
20年程前には冬にきつねの火が、提灯のように道に10~20も出たという。
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シダレザクラ,チョウチン
1990年 長野県
東漸寺のしだれ桜には、人が死ぬとちょうちんがつくと言った。
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キツネビ
1989年 長野県
夜中、田んぼの中で火が燃えたり丘の向こうの山の辺りで火がついたりして明るくなることがある。きつね火だという。
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