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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユキバサ
1982年 新潟県
冬の雪の降り積もる朝、若い衆がカンジキをはいて道つけをしていた。すると、コシキのとどくあたりにバサがチュウかけてフワフワととび去った。これは、ユキバサというものだという。

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ダイジャ
1936年 新潟県
女達が歩いていると、途中の堤で若い衆が行く手を遮った。急いでいるというと、若い衆は女の腰にかけた手ぬぐいを貸せと言った。帰りには同じ所に牛が寝ていた。これは若い衆に化けていた大蛇が待っている間に眠ってしまい、牛になったのだろう。
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ユキンボ,ユキンボ
1916年 和歌山県
ユキンボは雪の降り積もった夜に出てくる化物で、一本足で飛び歩く。雪の朝、樹木の下などに円形の窪みがあるのは、ユキンボの足跡であるという。
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ヒカリモノ,テンペン,ヒトダマ,リュウセイ
1974年
ここ百年ほど「ひかりものとぶ」と言うのは、以前は「天変とぶ」と言っていた。また「人魂とぶ」と言う。それらはみな流星である。
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ジュウシチヤ,(ゾクシン)
1937年 秋田県
「十七夜の藁は中になる」という俗信があり、17の日に敷き散った藁が真中になるほど雪が降り積もるといわれている。
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アミダサン
1993年 岩手県 
成島に怠け者の若い衆が多かった。ある時、朝早くから怠け者達の家の戸を叩いて、朝だ、働こう、と起こして回る者が出るようになった。若い衆は腹を立て、一軒に集って朝を待ち、その者と取っ組み合いをして、腕をもぎとった。日が昇ってから見てみるとそれは阿弥陀様の片腕だった。若い衆は反省して、真面目に働くようになった。
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ヒコケンケン
1956年
雪中に出る女の怪。紐で人をしばって行く。一本足で片足とびをするという。仙台地方では片足とびをヒコケンケンという。
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シツケンケン
1956年
雪中に出る女の怪。紐で人をしばって行く。一本足で片足とびをするという。仙台地方では片足とびをヒコケンケンという。
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シツケンケン
1956年
雪中に出る女の怪。紐で人をしばって行く。一本足で片足とびをするという。仙台地方では片足とびをヒコケンケンという。
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ヒノヨウナモノ
1964年 福島県
甥が死んだとき、火のようなものが欄間のあたりからとんできたのをみなで見た。
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ヒダマ,(ゾクシン)
1935年 大阪府
死ぬ3日前に火玉がとぶという。
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ショウトクタイシ
1973年 富山県
冬の日に雪よけをしていたら、子供が手伝ってくれた。調べたらその子供は聖徳太子であった。
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ユキンバ
1928年 愛媛県
小さな雪塊の跡は、凹んでいる。伊予ではこれを雪が降る宵に幼児を呪っている雪婆の足跡だとしている。
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ムジナ,アオニュウドウ
1961年 新潟県
葬列の幻覚を見せる狢がいた。若い衆が葬式に会ってしまうとそこで止まってしまい、棺桶を開けると中に青入道がいた。この若い衆は病気になって死んだ。
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ユキオンナ
1928年
雪道などから現れる雪女は人間に呼びかける。雪道に迷った女性が、谷間に落ちて雪の中で死んだ為に出現する。この女性が妊娠していたり、子連れだったりすると、人間に子供を抱いてほしいと呼びかけることもある。
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テング
1958年 香川県
西植田町までとどく柿の古木があった。その木で屋島寺をたてようと試みたが反対する者がおり、材木も一夜のうちに運び去られていた。この柿の木を切る時は天狗たちが手伝いに来たという。
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ユキボウズ
1955年
九州でも昔は沢山雪が降った。冬の夜子供が外を出歩くと雪坊主が出てきて、ヒュウヒュウ叫びながらさらってゆくといわれた。図あり。
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アヤシイモノ
2000年 沖縄県
夜に道を背にして立っている人には声をかけてはならない。声をかけられたら数声かけさせてから返事をしなくてはならない。
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テング,テンゴウ,サル
1981年 神奈川県
夜更けになるとミミズの歌う唄にあわせて踊る鯉がいた。ある時、若い衆が見物に行ったが、その夜に限って鯉は踊らなかった。帰る途中、お嬢様を車に乗せ、大勢のお供がついた行列が近づいてきた。お供は若い衆を追い散らそうとし、若い衆は逃げ回って倒れてしまった。村民は狐か狸に化かされたのだと思ったという。
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タヌキ
1985年 新潟県
冬の雪の夜に狸が化かして道に迷わす。もし迷わされたら、動かずに心経を唱えるとよい。
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セコ
1985年 熊本県
冬は山にいて夏は川には入る。
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ユキニュウドウ
1928年 岐阜県
小さな雪塊の跡は、凹んでいる。飛騨地方ではこれを一つ目一本足の雪入道の足跡だとしている。
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