国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ダイジャ
1982年 群馬県
善導寺の住持・道阿上人の母が、明徳4(1393)年4月8日榛名権現に参拝しての帰りに、伊香保の沼に身を投げ、はたひろ(約24m)の大蛇になった。上人が会いに行くと、鱗3枚を渡し、善導寺に水の不自由はさせないと約束した。上人は沼の辺に石碑を建立した。

類似事例(機械学習検索)

ダイジャ
1982年 群馬県
善導寺の住持・道阿上人の母が、明徳5(1394)年4月20日、榛名宮に参拝しての帰りに、伊香保の沼に身を投げ、角のある大蛇になった。上人が追善供養をすると、霊夢に母が現れて、元々筑紫広島池の蛇身であったが、仏道の種を得るために人間に化して人の妻となり、上人を生んだものである、よく追善供養してくれ、と言った。
類似事例

リュウ
1982年 群馬県
箕輪城が落ちる時に、お姫様は沼に身を投げて竜になった。善導寺に行ってコケラ(鱗)を1枚置いてきた。
類似事例

イエジンサン
1996年 山梨県
ある家の人が、顔見知りの上人が役人に捕えられたときに、庇い立てしてやらなかったせいでその上人は処刑されてしまった。それからその家には病気や流産などの不幸が続いて、上人のたたりとされ、その上人をイエジンサンとして祀った。
類似事例

リュウノウロコ
1970年 福岡県
竜王ヶ滝の傍らにある竜神の祠には、1枚の竜の鱗が祀られている。この鱗は幡随意上人の得た物で、その法孫で浄久寺七世の輪誉上人が3枚のうちの1枚を持って帰ったものである。上人が滝壺に鱗を納めて竜を勧進し、念仏を唱えて雨乞いをしたところ、雨が降ったという。
類似事例

ニチレンショウニン
1972年 長崎県
ひでん上人と日蓮上人が雨乞い勝負をして、日蓮上人が勝った。ひでん上人は毒饅頭を日蓮上人に食べさせようとしたが、日蓮上人はそれを犬に食べさせたので犬は銀杏の木を三回半回って死んだ。日蓮上人は犬を葬って銀杏の木の杖を卒塔婆にして法華経を書いた。威力があったら三年ほどで芽が出るといいその通りになったが、杖が逆さまだったので葉が逆さまに生えてきた。その銀杏は今でも毒消しになるという。
類似事例

ダイジャ
1982年 群馬県
善導寺の娘が榛名山の榛名湖に入って大蛇になった。コケ(鱗)をお供に持たせて寺へ帰した。その鱗は善導寺にある。木部様の日(5月20日)に榛名湖に箱に入れたおこわを流すと、箱は沈んで空になって浮かんでくる。
類似事例

ダイジャ
1931年 大阪府
ある沼の淵に大蛇が棲んでいた。近くで蓮如上人が説法するというので、大蛇は美人に化けて熱心にそれを聞いたところ、功徳に感化されて昇天した。上人はその地に寺を建て、大蛇昇天の際に落とした金色の巨鱗3枚を蛇塔に納めた。
類似事例

センジュカンノン
1983年 大阪府
法海上人がいた頃に、どこからともなく客僧が来た。上人に仕え一夏の間香水をとり、九旬過ぎて去ろうとした時その賃を乞うたが、上人が与えなかったので、波の上に立ち、我はふだらく山の主なりと告げ、千手観音の姿となって飛び去った。上人は千手の像をつくり安置した。その霊験はあらたかという。
類似事例

オンンメサマ,ウブメ
1977年 神奈川県
昔、大巧寺の上人が川にかかる橋を通りかかったところ、赤ん坊を抱いたウブメに出会った。冥土の苦難を訴えるウブメに上人が経をあげて回向してやると、その心は鎮められた。数日後、美しい女が上人の前に現れ、お礼として1包みの金を置いていった。上人はこれで宝塔を作ったのだが、それが今日も大巧寺にある。
類似事例

オニ
2004年 徳島県
法然が四国に流された時の話。兵庫の浦で,一行の舟が大波に遇う。どこからともなく赤白の二鬼が姿を現し,上人はこれを教化する。しばらくして,上人の所に二鬼が父母を伴って再び姿を見せ,教えを乞う。上人が十念と仏画を与えると,鬼の親子は山中の断崖から捨身往生を遂げた。上人は遺骨を取り集め,阿波に鬼骨寺を建立して菩提を弔った。
類似事例

リュウジン
1932年 群馬県
幡隨意上人が説教していると、17、8歳らしい婦人が来て「私は城沼に棲む龍神の妻です。上人の高徳で済度させて下さい」という。上人が本体を現せと言うと、たちまち長さ20尋の龍となる。上人が杖でその額を撫でると婦人の姿に戻った。婦人は寺を守護すると言って井戸に入り、井戸は封じられた。
類似事例

ダイジャ
1982年 群馬県
木部というお殿様の妻が、伊香保の沼に入って大蛇になった。木部氏が会いに行くと、元々自分は蛇身であって、人間に化して人の妻となっていたものであり、もう一緒に帰ることはできないと言った。侍女も沼に入ってカニになった。木部氏は金子の宮を作って沼に沈めた。夏の夕立の後などに、水中に見えるという。また、木部氏の創設した善導寺は、4月8日に供物を流す。
類似事例

リュウジョ
1970年 山梨県
日蓮上人が身延山で説教をしていた時、竜女が女に化けて聴きに来ていた。竜女は日蓮上人に見破られて正体を現し、身延山の鎮守になった。また、日蓮上人が流された佐渡にも竜女教化の話がある。美しい娘が日蓮上人の読経を聞きに来ていた。娘は結縁のために袖に曼荼羅を書いてほしいと頼んだ。上人は願いどおり書いたが、娘は実は蛇だったという。
類似事例

カタメウオ
1975年 兵庫県
摂津国川辺郡昆陽池の魚は皆片目である。昔、行基上人が1人の男が倒れているのをみつけ有馬温泉に誘ったが、男は動けず、鮮魚が欲しいと言った。上人が魚を見つけてくると、男は先に食べろという。上人が半分食べると、男は、身体に黒瘡があるので舐めて欲しいと言った。上人がそれを舐めたところ、男はたちまち薬師如来となって、上人を試すため病身となって現れたと言った。その魚の残りを昆陽池に放ったので、片目の魚になったという。
類似事例

リュウ,アオヤギノモクタ
1932年 新潟県
天正16年、徳川幕府の命を受け幡随意院上人が九州の切支丹退治をなす諸国行脚のついでに善導寺にたちより、百日説法をした。そのとき青柳の竜神が御殿女中の姿で参詣していた。満願の日、竜神が上人に「妻は上州館林のつつじが池に住んでいて、あなたの済度を受け得脱した。自分も済度してもらいたい」と願って言う。そこで上人は済度してやった。この龍を町の人は「青柳の杢太」と呼んだ。
類似事例

レンリョショウニン
2002年 石川県
六字名号の石碑に蓮如上人のお姿が出たと評判になった。
類似事例

ツエ
1926年 山口県
文覚上人の杖が成長した逆竹があり、そこにある古墓は文覚上人の墓と伝えられる。
類似事例

ニチレンショウニン,ジシン
1928年 東京都
日法の彫刻した日蓮上人の像に、上人が曼荼羅を描いて入れた。その時、弟子や檀那に対して、三七日を過ぎて地神が悲しみ振動するので、それをもって入寂したとしてほしいと言った。
類似事例

リュウジョ
1970年 群馬県,新潟県
幡随院の開山である幡随意白道上人が竜女を成仏させたという話が各地にある。上州の善導寺では竜女に説法授戒して号を与えた。また、越後の善導寺でも現れた竜女に授戒し号を与えた。竜女は喜び、水火の何から守ることを誓った。
類似事例

リュウ,アオヤギノモクタ
1932年 新潟県
善導寺に天正年間に留錫していた幡随意院上人が済度した。それが青柳の杢太という名の青柳の池の男龍だという。
類似事例

リュウ
1928年 新潟県
高田の善導寺には、一滴の水もない井戸がある。しかし8月15日になると水がいっぱいになっている。この井戸と青柳池とはつながっていて、この日は池の主である龍が参詣にやってくるからである。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内