国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

アキウオオタキ
1956年 宮城県
名取川の全川瀑で、貞観2年(860)、慈覚大師が不動を祀って山寺立石寺奥の院とした。元和9年(1623)山形城主鳥居忠政が山寺の朱印地を犯して寺と抗争したとき、立石寺中興の円海上人が、三七日大滝に参籠して、忠政調伏の呪詛を修した。満願の日、滝壺に投じた藁人形が高さ55メートルの滝を昇ったという。上人は不動堂前に経壇を築いて去る。よって経壇原という。

類似事例(機械学習検索)

〔カンロ〕
1977年 大阪府
天武天皇7年の冬10月甲申朔に、難波に綿のような物が降った。長さは5,6尺(約150~180センチ)、広さは7,8寸(約21~24センチ)。風に吹かれて、松の林や葦の原に漂っていた。これを甘露といった。
類似事例

タキノヌシ,ダイジャ
1985年 和歌山県
平治川の滝壺に牛の糞を入れたら、滝の主が出現した。その背は滝よりも高かったという。主は大蛇である。
類似事例

ヤマノカミ
1963年 大分県
旧暦12月16日または20日を山の神のミソつき日、1月16日または20日を山の神が木を勘定する日と言って山仕事を休む。この日に山へ仕事に行くと山の神の害を受けると言う。
類似事例

イニンビー
1975年 沖縄県
夫が妻を脅かそうと、痴漢のように襲った。そのときに妻は夫を殺してしまい、気付いた後で自殺した。それが遺念火の由来である。20時~22時ごろによく見たというが、50~60年前から見えなくなった。
類似事例

オンナノナキゴエ,ウナギ
1976年 和歌山県
昔、女郎滝に身を投げた女の泣き声が滝壺から聞こえる。それを聞くと不時が入るという。またこの滝壺には白いウナギが住むという。
類似事例

ナガ
1959年 島根県
草の中をチャアチャアチャアチャアと音をたてて通るものがある。見ると、頭の大きさ5、6寸、長さ4間もあるナガがいた。それを見た人は2、3日気分が晴れず寝込んでいたが、その後、5年して死んだという。
類似事例

ダイジャ
1983年 秋田県
昭和56年6月19日の昼、ゴルフ場に一升瓶ほどの太さの大蛇が現れキャディーやプレイヤーの6人に目撃された。
類似事例

ウナギ
1975年 山口県
雨乞いのときに行く滝の滝壺には、耳の生えたウナギが住んでいる。
類似事例

ダル
1957年 和歌山県
大と小川の境に地蔵が祀ってある。5,60年前にここでダルに憑かれた人がいる。
類似事例

ヤマンバ
1929年 長崎県
12月20日は山姥の洗濯日だから、洗濯をしない。25日だとも言う。
類似事例

コトハジメ,ダイマナク,ショウマナク
1949年 栃木県
2月28日の事始めの前の晩、長竿に籠を差し屋根に立てる。これは悪病が入らないようにこの籠の目で悪神をにらみつけ追い払うものである。29日の年はダイマナク、28日の年はショウマナクといい、ダイマナクは草刈籠で、ショウマナクのときには目籠を用いる。また、この日山仕事をすると怪我をすると言って行わない。
類似事例

ダイジャ
1985年 和歌山県
平治川にはオン滝とメン滝があり、滝の色が七色に変わるという。昔、平治川の娘がこの滝に行くと、美しい男と一緒になった。二人は良い仲になったが、ガマの滝まで行くと大蛇になって滝に入った。娘は逃げ帰ったが、病気になったという。
類似事例

(ゾクシン),ワラニンギョウ
1933年 福岡県
筑前大島では1年のうちに2人の死人を出した家では、3人目が出るといって2人目の藁人形を棺の中に入れる。そうすると、3度目の不幸をまぬがれるという。
類似事例

ヘビ,タタリ
1973年
文政8年4月27、8日のころ、2人の火消仲間が交尾している蛇を殺した。ひとりは5月8日に発病し15日に死んだ。もうひとりは同月20日に病気になり蛇のことばかりを口ばしり、狂いまわった。修験者に見てもらったが、6月1日に死んだ。また蛇を殺すのを手伝った者も病気になった。
類似事例

セイウ
1980年 福島県
寛政10年(1798)10月29日の夜に、甚だしく星が飛び、まるで星の雨のようであったという。また江戸でも同じことがあったという。
類似事例

ネズミ
1979年
安政3年(1856)、東国に海から夥しいほどの鼠が出てきて、農作物を荒らしたという。街中ではその光景を図にして売っているが、前後60万匹ほどの鼠を駆除したという。
類似事例

フネ,ムカエ
1990年 高知県
人が死ぬときにはきれいな船が迎えにくる。20年ほど前、6歳ぐらいで子どもが死んだときの話である。30年程前、30あまりの男の人が死ぬ直前に「きれいな船が迎えにきた」といって息を引き取ったという話もある。
類似事例

ヤツヅラノタヌキ
1975年 高知県
ハヅマの滝の穴には神様が祀ってある。正月の15日、28日には入れない。昔、お遍路さんが入って2度と出てこなかった。ここには昔、頭が8つあるヤツヅラのタヌキが住んでいて、きれいな娘さんを毎晩食べた。
類似事例

シロヘビ,ハクリュウ
1986年 山形県
白蛇の滝の滝壺は深く、底なしの滝壺と言われる。トンネル状になっていて、4キロ離れた最上川まで貫通していると伝えられる。落ちたら上がれない、滝主の白蛇に呑まれてしまう滝として恐れられてきた。白蛇は白竜となって大空に飛び立つとされる。
類似事例

ショウネンダマ
1952年 兵庫県
47年前の6月25日か26日の夕方、表で「ショウネンダマだ」と叫んでいるのが聞こえた。見に行くともうなくなっていた。青白い尾を引いたものが埋め墓の方に飛んでいったという。そんなものあるはずがないと言っていた祖父が7月3日に卒中で死んだ。
類似事例

ハクイノオボウサン
1988年 群馬県
昭和15年、兄が病気で入院している時に一人で留守番していると、夜、蚊帳の外に白衣のお坊さんが立っていた。手を伸ばして掴もうとすると消え、ウトウトすると現れるというようなことが一晩に2,3回あった。その年の9月25日に兄は亡くなった。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内