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検索対象事例

(カザアナ)
1980年 福島県
陸奥国にある、しのぶの山の上には羽黒権現の堂があるが、その床の下に小さき穴がある。この穴からは常に風が吹き出しているという。

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カザアナ
1980年 岡山県
美作国のある山に、風あなという1つの穴がある。穴は石で蓋をしているが、穴のあたりは常に風が吹いており、蓋の隙間から小石を投げ入れると、激しく吹き出してくる。この蓋を取ると、国中に大風が吹き、木を折り、家屋を倒すといわれている。
類似事例

ガキアナ
1926年 和歌山県
餓鬼穴という深い穴があり、旅僧がこの穴を覗いたところ、にわかにひだるくなって飢えを起こした。
類似事例

テング,ダイジャ
1976年 和歌山県
天狗山という山があるが、天狗がいたという話は聞いていない。下に蛇穴があり、蛇がいたという。
類似事例

オオアワビ
1984年 新潟県
昔出羽の羽黒山から勧請されてきた羽黒権現が海を渡り、佐渡へ向かう途中船底に穴があき大騒ぎになったが、そのとき、大鮑が海底から現れて船底の穴にすいつき、そのおかげで浜へつくことができた。そのために、羽黒の氏子衆は決して鮑を採りもせず、食べもしないようになったという。
類似事例

オオアワビ
1984年 新潟県
昔出羽の羽黒山から勧請されてきた羽黒権現が海を渡り、佐渡へ向かう途中船底に穴があき大騒ぎになったが、そのとき、大鮑が海底から現れて船底の穴にすいつき、そのおかげで浜へつくことができた。そのために、羽黒の氏子衆は決して鮑を採りもせず、食べもしないようになったという。
類似事例

オオアワビ
1984年 新潟県
昔出羽の羽黒山から勧請されてきた羽黒権現が海を渡り、佐渡へ向かう途中船底に穴があき大騒ぎになったが、そのとき、大鮑が海底から現れて船底の穴にすいつき、そのおかげで浜へつくことができた。そのために、羽黒の氏子衆は決して鮑を採りもせず、食べもしないようになったという。
類似事例

キカツケツ
1925年 和歌山県
山中に深い穴がいくつかあって、それらを飢渇穴と呼ぶ。穴を覗くと、飢えや渇きを感じるようになる。
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リュウジン
1958年 岐阜県
双六の龍神ヶ渕の穴の奥には竜宮があるという。昔、子供が穴で遊んでいて、龍神に引き込まれて死んだことがある。この穴は岩井戸のチカツエ岩に通じているという。
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シロキジ
1961年 岩手県
昔、狐には絶対化かされないという男がいた。ある日、シロキジ(白狐)の後をつけるとお堂の賽銭の穴に入っていったので一生懸命覗いていたが何も見えなかった。気づくと、賽銭の穴と思っていたのは、馬の尻の穴であった。
類似事例

イスウス
1974年 新潟県
越後国三条村の百姓の庭に石臼があり、この臼の穴から風が吹き出て、火を近づけるとよく燃えるという。この家の下は泥で、その泥の油から風が出るのだろう。
類似事例

ムジナ
1977年 福島県
枯松を取りに猿山に行くと、穴があったので入ろうと思ったら提灯の火が消えた。穴の中にムジナがいたという。
類似事例

デヤンカマ
1974年 和歌山県
デカンカマという名の穴がある。岩と岩の間に穴があり、その上に水が滝のように落ちかかっている。この穴の中に入って行って出て来た者は誰もいない。デカンヤマとは、そこからつけられた名である。
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オニ,ジゴクアナ
1936年 鳥取県
高山の焼山の亀ヶ滝の左手の岩に地獄穴という穴がある。ここに鬼が住んでいたとも平家の落武者が住んでいたともいう。皿や茶碗を貸せと言って後で来ると、穴の出口に出してあったという。ある人が誤ってこわし、返さなかったらそれからは誰にも貸さなかったという。
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ヤマンバノアナ
1927年 山口県
石城山にある神籠石には、水門と考えられる部分に山姥の穴という名称が付いている。この穴にまつわる貸椀伝説がある。
類似事例

ヘビ
1995年 山形県 
観音堂の神木の杉には、昔、穴が2つあり、生臭いものを食べて観音堂へ行くと、その穴から蛇が出てきて「通るなー」と言う、といわれていた。
類似事例

ソコナシアナ,カミカクシ
1959年 長野県
柿の島という小字の絶壁にある白岩には底なし穴が開いているという。神隠しにあったものはこの穴にはまって地獄に行くのだろうといわれる。
類似事例

ダイジャ,タタリ
1984年 長野県
大きな松の木があり、蛇が住んでいた。以前は大きな穴があったが、今では見つからない。そこには草を刈っていない部分があり、草刈りをすると祟りがあると言われている。
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アナ
1971年 茨城県
金山集落には得体の知れない深い穴が幾つも開いていて、誰も入らない。入口に着物と下駄が置いてあったりして、誰かが穴に入って死んだとわかったりするが、確かめに行く者もない。笠間の人が行方不明になった際、穴の近くに自転車と弁当箱があったので、大勢の人が笠間から探しに来て穴に入ったが、村の者は誰も入らなかった。
類似事例

オニ
1990年 静岡県
久保というところに鬼穴という穴があって鬼が棲んでいたのを、弘法大師が退治した。鬼とは山賊のことだったろう。
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ヘビアナ,ムスメ,ダイジャ
1940年 福島県
ある夏の終わり、猟師が蛇穴を見つけて入っていくと、そこに美しい娘がいた。娘は猟師に「私がここにいたことは誰にも言ってはならぬ」と言われて帰ったが、後日秘密を口にしてしまい、そのときからもう一度蛇穴に行きたくなった。初冬の暖かい日に猟師は蛇穴に向かい、それきり帰ってこない。蛇穴には大蛇が棲んでいたともいう。
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アナイワ
1968年 福井県
魚見川のほとりにあった穴石は7,8尺(210~240㎝)の大きさで、洞窟のような穴が開いていた。赤い犬を入れたら、フクマ村の坂下寺の縁の下に出たという。ある人が岩を割って穴を埋めてしまったが、その人は気が狂って自宅に放火してしまった。
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