(ゾクシン) 1938年 兵庫県 歯痛のときや腹痛のときなどに唱える呪文多数掲載。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1938年 兵庫県 但馬に伝わる俗信多数掲載。生き物が死んだときに生き返らせる呪文など。
類似事例 |
|
ヒカルタマ 1976年 よるに光る玉が『万葉集』巻3旅人が卿の酒を讃える歌や『史記』の「魯仲進離陽伝」などに記載されている。
類似事例 |
|
レイ 1977年 福岡県 北木屋村を出て、剣淵というところがある。ここは黒木家の北の方を鎮魂するために剣を沈めた所である。
類似事例 |
|
ウマ 1936年 香川県 名馬・太夫黒が討ち死にした主人・佐藤継信の墓前で死んだ。馬塚を建てて鎮魂した。
類似事例 |
|
マサカドノタタリ 1995年 東京都 昭和三年の報知新聞には、「将門のたゝり」に役人はおびえきっており、国費を投じて亡霊の大法要をしたと掲載されている。
類似事例 |
|
ユウレイ 1957年 神奈川県 戦後、幽霊が出たという話が新聞にも掲載され評判になった。それを見たという人が気が変になり奇行が見られるようになった。しかし警察に調べられうそだとわかった。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1950年 島根県 家がしぼる(くすぼる)と雨が降る。蛙が家の中は入ると雨が降るなど。このた禁呪が多数掲載。
類似事例 |
|
オンリョウ 1981年 長野県 夏の疫病は怨霊による。疫病を追い払うために祭りをする。神社で盛大に開かれる。新しくなくなった人の鎮魂のために外盆踊り、古くは念仏踊りというものが仏教によって行われる。
類似事例 |
|
ヤナギダイミョウジン,ワカノトク 1974年 京都府 岡の屋のあたりに柳大明神という宮があった。その近辺の民家の牛が、病にかかり多数死ぬことがあったが、村の長が基凞公に和歌を依頼したところ、基凞は「あはれみをたるる柳の神なればしぬるをうしと思はざらめや」と詠んだ。その和歌の徳により、牛が死ぬ事はなくなったという。
類似事例 |
|
ユキオンナ 1979年 「川むかひひとりさめたる麹売雪女には帯か黒くて」という和歌がある。
類似事例 |
|
マサカド,クビヅカ,オンリョウ 1995年 東京都 関東大震災後に、病人が続出して現職の蔵相らが死んでいくので、これは将門の怨霊のせいだということで衆議が一致した。バラックを建てる時に、首塚を縁の下に叩き込んで靴で毎日踏みつけていたから、将門が怒ったのだという。そうして盛大な鎮魂祭が行われた。
類似事例 |
|
トビダマ 1959年 神奈川県 昭和30年2月5日午前5時20分頃、長屋から外に出ると突然長屋の屋根の西の大樹の間越しに自動車のライトのような青白い光物が現れ相模湖の南へ飛んでいった。他にもこれを見た人がおり、新聞にも掲載された。
類似事例 |
|
(シラハノヤ) 1981年 京都府 正徳5年8月20日、仙洞御所の庭に虚空から白羽の矢が1本降ってきた。矢は御叡覧され、めでたい事であると、和歌を添えて石清水八幡宮に奉納された。
類似事例 |
|
アマミツミカミ 1980年 群馬県 京都で事業に失敗した男が関東への夜逃げを考え、出発前に長年信仰してきた北野天満宮に参拝したところ、夢うつつの状態である和歌の下句だけ思い付いた。その後に木曽路の途中のうすい峠のほとりの駅舎に数日泊まっていた時、同駅に和歌の上句だけ思い浮かんでいた諸侯がおり、両者の句は一致した。諸侯は天みつ御神の霊験として嘉し、信心篤い男を家臣に加えた。
類似事例 |
|
(カワノメイドウヲトメル) 2004年 奈良県 中将姫は和歌を詠んで竜田川の鳴動を止め,龍田明神に対して朝家を守り衆生を導くことを誓わせた。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1955年 静岡県 山中の大欅(槻)を切ろうとしたら傍の藤の木が唸り、寒中だというのに花が咲いた。持ち主が短冊に和歌を書いてあげたら花が散って仕事ができた。山の神が怒ったためだという。
類似事例 |
|
カワタロウ 1976年 河童が人に危害を加えることが稀にある。奥州にはないが西国では時々ある。このため豊後人が河童の害を防ぐ霊符を出した。猟に行ったり怪しい川を渡るときこの和歌を3回繰り返すとよい。
類似事例 |
|
マサカドクビヅカ,タタリ 1995年 東京都 関東大震災後に、千代田区大手町にあった将門首塚を平らに整地して、仮庁舎を建てた。すると庁舎に勤める役人から怪我人や病人が続出して、幹部には死人が出た。これは首塚の祟りだという噂が広がり、庁舎を取り壊し盛大な鎮魂祭を行った。
類似事例 |
|
ワカノトク 1974年 福岡県・滋賀県 和歌は天地を動かし、鬼神を感応せしめる。宰府天神の飛梅、江洲唐崎の松が枯れようとした時、詠歌によって緑が青々と戻ったという。
類似事例 |
|
メイドウ 1975年 香川県 讃岐国阿野郡にある白峰は崇徳院を祀る。今でも霊気が強く、種々の奇特がある。西行法師がここを参詣した時、陵が鳴動した。法師が和歌を詠じて納めると静まった。
類似事例 |
|