(カミガカリ),(タクセン) 1974年 天武天皇の御世、高市県主許梅という人が急に喋れなくなった。3日すると、高市社ノ神、牟狭社ノ神が憑かって、大君の心得るべき事をおしえた。同じ時に村屋神も憑いた。
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シノヨチョウ,テンキ 1978年 静岡県 「天気が急に変わる」のは死の予兆
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ソウシキ 1965年 岩手県 葬式のときにお墓に供えた物を鳥が食べなければ、仏が人を恋しがっており、近親者から仏に引っ張られて死ぬ人が出る。もし鳥がまったく食べなければ、その家の人が死ぬ。
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イシ 1964年 福島県 宮沢にかかさまがくり拾いに行ったが、急に暗くなって暴風になり、たくさんの石が崩れてきて近くまでくる。ちぢまっているうちにだんだん穏やかになったので頭を上げてみれば、石のころげたようすもなかった。女の行くべきところではなかったからだという。
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(ゾクシン),ウマ 1935年 栃木県 葬式の時に馬が鳴くと、その家の人が死ぬという。
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カミナリ 1980年 雷は悪人にめがけて落ちるという。悪人が持つ悪気に雷の持つ怒気が相応するためだという。
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テング 1932年 茨城県 明治初年の頃、お宮が焼けた翌日に人々が焼跡に行ったところ、灰ばかりで木屑も焼材木もなかった。不思議に思っていたら、裏の山の谷間で発見された。天狗が運んだのだろうと語られている。
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(ゾクシン) 1969年 岐阜県 天気に関する俗信。朝や夕方に鳩が鳴くと天気がいい。猫がひげをかくすと天気が悪い、など。
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(ゾクシン),トリ 1998年 静岡県 鳥を見ると親が早く死ぬため、鳥がいるときは親指を隠す。
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(テンキニカンスルゾクシン) 1964年 福島県 なべのつるが熱くなるとき、鳥が水浴びするとき、ねこが顔を洗うときは天気が悪くなる。岩ツバメがくると雪が降らなくなる。はとが鳴くと天気がよくなる。星が遠く見えるときはよい天気が続くが、多く見えるときは天気が変わる。風が川へ吹き込むと天気が変わる。たつみ風(東南からの風)が吹くと暴風雨になる。北雲で照れば100日照る。雲が南へ返せば寒くなる。月が出るとき・太陽の沈むときにかさをかぶると雨になる。雲の輪のなかに星が1つあれば翌日は雨、2つなら2日目、または2日以内に雨が降る。夜の雷と地震、あるいはかまの底のすすに火がついたり消えたりする「きつねの嫁入り」は雨になる前兆、ぶよが出ると天気が変わるともいう。
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コクウン 1974年 東京都 寛文7年閏2月6日、急に雹が降り雷が鳴った時に牛込で人が死んだ。火葬場に送ったところ黒雲が舞い下り、棺の上にかかり、死骸をその中に提げ入れた。雲から死骸の足が垂れ下がり諸々の人がそれを見た。
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ヒトダマ 1974年 大分県 「人魂」という名の鳥がおり、この鳥が鳴くと人が死ぬという。鳥の正体は定かではない。
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ユウレイ 1935年 新潟県 家に居ると、入り口の戸が開く音がしたので見に行くと、白く肥えた女が居た。家に入っていなくなったので探したが見つからなかった。数日後危篤だった祖母は生きていたが、親戚の女が急に亡くなり、あの女は別れを伝えに来た姿であったのだろう。
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マメウラナイ 1964年 福島県 節分の豆が灰になったか炭になったか、それが白いか黒いかで毎月の天気を占う。
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テング 1937年 子供が急に姿を消すことがある。昔はこれを天狗がさらって行ったためだと考えた。また、山奥で、大木の枝に人間が引っ掛かっているのを発見した時は、悪人が天狗にさらわれて成敗されたという説明を付けた。
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ライノトリ 1975年 石川県 白山にらいの鳥という鳥がいる。見る人は稀であり、見ることができると奇瑞であるとされる。この鳥はよく火災を避けるという。
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ソウシキ 1998年 静岡 葬式を見たら、親指を隠さないと親が死ぬ。
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(ゾクシン),ユビ 1998年 静岡県 葬式を見たら親指を隠さないと、親が死ぬ。
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(ゾクシン) 1976年 大分県 荒神様に関する俗信。荒神様は家内安全や火の神様である。土間から入ってくる人をにらみつけて良い人か悪人かを判断するために、入り口から見えるところにある。悪人が来ると退治してくれるという。人心がよく分かる神であり、嘘をついても荒神にはすぐ判るという、など。
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シンダコ 1956年 東京都 お籠りの時に不思議なことがある。死んだ子が泣くのだという。
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トイレ 1998年 静岡 鳥を見ると親が早死にするので、鳥がいるときは親指を隠す。
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