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検索対象事例

タマシイ
1933年 鹿児島県
葬式から6日までの夕方は墓前で盛んに火を焚く。その煙に乗って死者の魂が空へ昇る。

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(ヒヲタクバショ)
1960年 三重県
月の数の日(5月は5日、6月は6日)には火を焚く場所を慎重にする。その日畑で火を焚いたため、顔に痣のある子が生まれたことがある。
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(ゾクシン),シシャ
1933年 沖縄県
四十九日即ち七七日の間は、絶えず線香を上げてないといけない。死者はその煙によって天上に昇る。
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キジン,オニ
1974年
神というのは気が盛んなことであり、魄というのは鬼の盛んなことである。気は魂であり鬼は魄である。
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シンカ
1979年 鹿児島県
安永8年9月29日夜酉の刻に地震があり、翌10月1日卯刻、桜島の御嶽南の峰に煙が立ち昇り、午の刻に至り山の腰前後6,7合目から神火が燃え上がり、黒雲のように煙が5,6里立ち昇った。
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サクガミ
1982年 埼玉県
大滝村では初午の朝は早起きし、空の臼を3回つき、正月の松の残りを焚く。この煙に乗って作神が天に登るという。
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カミ
1973年 富山県
10月31日から11月30日までは神が出雲へ行かれるので、村の子供が宮の前で火を焚いてお送りする。白煙があがると、この煙で出雲へ行かれたという。
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タマシイ
1977年 山形県
死者の近親者が、死ぬ2、3日前に魂がよびにくるといい、夜玄関に魂が来ることがある。
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シシャノスガタ
1982年 群馬県
過去1年以内に死者があった家の人は、4月8日に赤城山の地蔵岳に登り、死者の名を呼ぶと空の彼方に死者の姿が見える、死者によく似た人が見つかる、という。
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シャウガツサマ
1934年 福島県
春来る神を正月様といい、正月15日、鳥小屋の火を焚くと、この煙を通して、西の空に高砂の尉と姥のような、老夫婦の後姿が拝まれるという。
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ソウシキ
1972年 沖縄県
首里で葬式の際、墓前でお経の代わりに儒教の読書をすると棺桶が動き出して招かれた僧侶が驚いて逃げ出した。
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タマシイ
1977年 和歌山県
死者の魂は、亡くなる前日の晩に実家の寺に入るという。女性の魂は台所から、男性の魂は表から入るという。
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タマシイ,レイマツル
1974年
12月20日に死者の魂が帰って来ると徒然草などにあるが、都では既にその行事はない。八王寺から甲州にかけては今でも12月30日に死者の魂が帰って来るのを祭る行事がある。また報恩経にある亡者の魂の来る日について。
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ホトケ
1962年 山梨県
8月13日夕方は迎え火。この煙にのって仏がくる。
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アマゴイ
1965年 岩手県
雨が降らず水不足のときは、丘の上や山の頂から火を焚いて煙を天に上げると、数日中に雨が降るという。
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(ゾクシン),タマシイ
1933年 熊本県
四十九日の間は死者の魂は家の棟に止まっている。
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チョウ(ゾクシン)
1990年 千葉県
夜に舞う蝶は死者の魂の使いである。
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ショウガツノカミサン
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、上り正月やおくり正月と言い、正月飾り(松飾り・注連縄など)をはずし、囲炉裏で全て焼くので黒煙が立ち昇る。この煙に乗って、正月の神さんは天に帰る。
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ナニカ
1982年 京都府
産屋が出来上がると、産婦がいなくても火を焚き、絶やすことはなかった。「何かが誘ったらイカンので」どんどん火を焚く、とのことである。
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ヤマンバ
1957年
一月四日の朝早く火を焚いて煙を出した家に山姥がかじめの杓子を呉れ、これをもらうと福になる。
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マモノ,ネコ
1982年 宮城県
死者の周りには6枚の屏風を逆さに立てたり、左よりの縄で縛ったり、死者の上に箕を置いたりするのは、魔物や猫が死者に入るのを防ぐため。
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(ゾクシン),シニン
1933年 神奈川県
死者の魂は、墓の茶碗が割れるまでは成仏しないという。
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