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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヌエ
1975年 京都府
康治3年4月25日寅の刻、同年6月18日丑の刻、同月24日に鵼が鳴いたとある。

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イシヅツノオト
1982年 京都府
文政13年7月の京都大地震の際に、前月26日夜に丑寅の方角へ石筒のような音が聞こえたという。
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ハシラ
1979年
天延3年4月1日、南殿の母屋の柱が牛のように吼えた。
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レイケン,シンレイ,ヨコテゴロウ,キヨマサ
1978年 熊本県
米価が値上りし、天変も起こり阿蘇山の上に怪しい星が現れた。5月13日昼頃家々より鼠が逃げ去り、17日には雨が降り続き打ち毀しが起きた。18日の昼頃藤崎祇園から烏が飛び去り国中で鳴いた。同日の暮れ頃には大規模な打ち毀しが発生した。
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モウ,(ヌカガ)
1980年
蠓(ぬかが)が飛んで、舂くときは雨が降り、春は風が吹くという。
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ヒノタマ
1974年 東京都
江戸、鎧の辺りを舟に乗っていると申の刻に丑寅の方角から未申の方角へ3尺程の火の玉のようなものが空を飛んで山の崩れるような音がした。後日ある人が八王子の近くの家の庭に大きな石が降って来たと語った。
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(ヒカリモノ)
1982年
享保15年9月10日夕暮れ、丑寅の方角より、長さ1間余り、幅1尺程の光り物が現れて未申の方角へ飛んだ。その音は地震のようだった。
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ヒカリモノ
1978年 東京都
元文3年2月1日夜5つ刻、光り物が飛んだそうだ。
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カミナリ
1980年
道理の分からない者は、雷が落ちた時にその正体が見えると常に言う。たとえば寅刻ならば虎、卯刻は兎、辰刻は龍と、12時に従ってその形を変化させるというが、これは俗説である。
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メイドウ
1976年 京都府
延宝4年正月2日、貴布禰(貴船)山中が鳴動した。翌日見れば船の所が崩れていた。先年も同じところが崩れ、修理をした場所である。
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カイチョウ,ギッシャ
1974年 京都府
安永3年4月のある宵に、夜の御殿の上に牛車を引く音がして、女房や殿上人などが恐れおののいた。乳母が御殿の上を見ると、鳩ほどの鳥が瓦の上にいた。しばし見ると南の方に飛び去って、怪しい音はしなくなった。
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ヒカリモノ
1978年 東京都
享保12年3月1日夜5つ半刻、光り物が東から西へ雷のような音をともなって飛んだ。
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(リュウセイ),(ナガレボシ)
1982年
貞享2年2月22日、流星が辰巳の方から戌亥の方角へ流れた。その音は雷のようであった。
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ハエ
1976年
推古天皇の35年5月に蝿が集まり空を飛ぶこと10丈ばかりにして、その音は雷のようであった。また斉明天皇の6年にもこの怪異があったという。
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リョウトウノヘビ
1973年 東京都
文政7年11月24日の7時頃、本所竪川通り町方掛り浚場所で、卯之助という男が両頭の蛇を捕まえた。長さは3尺あったという。
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ヌエ
1975年 京都府
永久3年7月頃、洛中に鵼の事があり、仙洞にもこの沙汰があった。また同書諸頌部二には鵼鳴く時の歌が収録されている。その頃鵼が鳴く事は度々あったのだろう。
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ムジナ
1933年 長野県
夜更け、安国寺のお堂の戸を叩き「こんばんは」といって起こす者がいた。けれども戸を開けても誰もいない。同じことが毎晩あった。ある晩、声がすると同時に戸を開けると、狢が屋根の上に跳び上がっていった。
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オニ,カミナリサマ,ゴロゴロサマ
1933年 岡山県
土用の丑の日に料理していた鰻が逃げ、爺さんが追いかけているとお天道さんのところに登ってしまった。そこにあった大きな家には大鬼がいて、鬼の女房が火打石を打つと稲光が出て、鬼が太鼓を叩くとドロドロドドンドンと音が鳴った。鬼に渡された小さな甕の水を爺さんがちょびっとこぼすと夕立が降った。婆さんが帰ってきたとき爺さんは昼寝をしていて、自分の棹を振り回して寝小便をたれていたという。
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(ロウコク)
1979年
天安2年10月、陰陽寮の漏刻の銅器に水を入れたところ音が鳴った。
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ガマ,ヘビ
1974年 東京都
文政3年11月中旬、ある夫婦が東叡山根岸の弁才天の祠に参詣した。その夜に、下男の夢に蝦蟇が現れた。台所の流しの下に住む癩蝦蟇だと言う。今日参詣した際同道した婦人の月の障りの為にそこに住む蛇の行法が破れた。その蛇が仕返しに来るが守ってやると言った。翌日流しを見ると大きな蝦蟇が死んでいた。主人の夢の中に蝦蟇が現れ、自分は死んだが、数々の種を残したので、なお主人の家を守ると言った。翌日の夜、今度は蛇が現れて、自分もこの家を守ると語った。
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ヌエナキ
1987年 秋田県
文政12年、烏が鳴いたのである家が「よそで鳴け」といったところ、「与総家」の者がそれを聞き仲違いした。
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