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検索対象事例

(ヤマドリノタタリ),(フウフノヤマノカミノタタリ)
1984年 山梨県
昔、畑で山鳥をみつけて、鉄砲で1発だけ射ったところ、2羽の山鳥が死んでいた。その山鳥は夫婦の山の神で、射った人は病気になった。その日が1月21日でそれ以来この日は山に入らないようになったという。

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ヘビ,ヤマドリ
1967年 栃木県
山鳥と蛇はたびたび争う。山鳥の巣に蛇が子を呑みに行き、蛇が親山鳥に巻きついた。山鳥が殺されるかと思ってみていたら、山鳥は急に羽を広げ、蛇を切ってしまった。1950年頃に見たこと。
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ヒノタマ
1976年 長野県
山鳥の尾が12節あると、その山鳥は火の玉に化けるといわれている。
類似事例

ヒノタマ
1987年 富山県
山鳥が火の玉になって見えるときがある。
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ヤマドリ,バカサレタハナシ
1981年 和歌山県
谷で山鳥を見て捕まえようとした人が、どんどん奥に誘われて夜になってしまった。何かが山鳥に化けていて、化かされた。
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ヤマノカミノイカリ
1984年 山梨県
正月21日は山の神の日である。昔、畑で遊んでいたヤマドリを1発撃ったら、2羽ころがって死んでおり、うった人は病気にかかって死んでしまった。そのヤマドリは夫婦の山の神であったからだといい、山の神の怒りをおそれて、撃った日である正月21日には山に入らなくなったと言うが、20年ほど前に炭焼きで山に入らなくなってからは行われなくなった。
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ヤマドリ,ヒノタマ(ゾクシン)
1916年 愛知県
山鳥の尾に斑点が13あるものは化けたり、人を迷わせたりするという。山鳥の長い尾を魔除けになるといって門口に挿す風習がある。秋冬に火の玉が飛ぶことを、山鳥の谷越しだとも言う。
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ヤマドリ
1963年 宮城県
山鳥の古いものが火玉になる。
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ヤマドリ
1971年 茨城県
山鳥も夜、羽根が光る。山鳥が夜飛ぶとその跡が青く光って残り、大きな音がして明るくなる。
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ヤマドリ
1974年 宮城県
ある夜、生首が戸の隙間から飛び込んできたので、かますの中に入れておいたら、朝になると山鳥になっていた。尾が十二節ある山鳥は人を化かす。
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ヤマドリ
1976年 埼玉県
鉄砲撃ちが雄の山鳥を撃ったが羽を「ばさあっ」と広げるだけで落ちない。5発目を撃った時、山鳥は大きくなり、2度羽ばたいてから飛び去った。次の日見に行くと、岩の上に玉が5粒並べて置いてあったという。
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ヒノタマ
1943年 群馬県
山鳥が羽を摺り合わせた際にヒノタマを発する。これは晩秋や初雪が降った時によくみられる。その理由は山鳥が餌を求めて夜中に飛び回る為だという。
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ヒカリノタマ,ヤマドリ
1975年 福島県
富士山頂から飛んだ光の玉が山鳥滝に落ちたので、ほとりに光の玉を祀った。滝の中に金の山鳥がいるといわれる。
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ヤマノカミ
1977年 神奈川県
1月17日は山の神の日である。
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ヤマノカミ
1978年 山梨県
1月17日は山の神様が山で弓を引く日で山仕事はしない、というのを忘れて山に入って山鳥を撃ったら、夜に3回も家を揺さぶられて威された。
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ヤマドリ
1981年 和歌山県
山鳥で、尾に13のひだのあるものは、人を騙す。
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ヒカリダマ
1974年 栃木県
人が亡くなる3日前に光り玉が飛んで落ちた。山鳥の尾が光るのだとも言う。
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ヤマガミサマ
1964年 秋田県
12月12日は山神様の年取りである。この日山鳥は山神様に羽を押さえられているので、飛ぶのに難儀して手でもとることができるといわれる。
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(オニジュウニイジョウノハンテンガアルヤマドリ)
1990年 長野県
山鳥の尾に12以上の斑点があると、その鳥は人を化かすと言われた。
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ヤマノカミ
1971年 山梨県
毎月17日が山の神の祭の日で、1月17日が春の山の神様、10月17日が秋の山の神様。山仕事をする人はこの両日か12月17日と1月17日、または21日の年2回を山の神の祭とした。山の神の祭りの日に木を切ると怪我をするという。
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(ヤマノカミ)
1984年 新潟県
旧2月9日は山の神の日でこの山止めの日に山へ行って死んだ人がいる。
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(ゾクシン)
1986年 埼玉県
冬に山鳥が餌をあさっていると大雪。
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