ダイベンジョ,ツバ,カミサマ,タタリ,(ゾクシン) 1915年 滋賀県 大便所で唾を吐くと神様の祟りがあるという。
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ネコ 2000年 神奈川県 厚木の猫が横浜へお使いに行った。ところが、おどり場という所を通ったら猫がたくさん踊っているので、お使いの用を忘れて踊ってしまった。夜が明けるので急いで帰ったら、用を足さなかったので殺されてしまった。
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ガイナゼ 1994年 京都府 節分の晩には、鬼の他にガイナゼという怖いものが来る。用を足しているとどこからともなく近づいてきて、ガーイッと尻を撫でる。
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カミサマ 1984年 島根県 西谷ではイノコサンの日には菜畑に入るとよくないというが、これはダイコンなどを見てはいけないということであり、菜畑に神様があがっているからその神様に行き会うと悪いからである。この日はボタモチを作ったりした。
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ウツクシイチイサナオボウサン,キツネ 1975年 愛知県 ある人が、永太郎にある山の神経痛の神さんところで大便がしたくなった。大便をしていると、決まってペタペタと音がすることが2・3回続いた。通りがかると大便をしたくなり、何者かがそれを食べている。決まって前を美しい小さなお坊さんが歩いていた。ある日股の間からのぞくと、後ろで狐が逆立ちして尾をふらふらさせていたという。
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オニ,イワ 1990年 長野県 法善寺の裏山には昔鬼が住んでいた。2つの大岩をまたいで便の用を足したので、そこは鬼の便所などと呼ばれている。
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オーマガドキ 1923年 新潟県 70近い老婆が夕方6時をオオマガトキといって、便所に行くのを嫌っていた。この時間ははばかりの神様が集会をする時間だそうである。この老婆の亭主は用を足して出るとき、神の怒りに触れ、怪我をして死んだ。
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コエ 1992年 山形県 トイレで用を足していると、順番に戸を開ける音と「ここにもいない」という声がする。最後までいると殺されるので、5番目くらいで逃げ出す。
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ミシラヌコショウ 1937年 大阪府 夜中、便所に立つと、その先を見知らぬ小姓が案内する。用を足し終えると、小姓はどこかへ去っていく。
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タケボウキ,ドマ,キョウ,(ゾクシン) 1915年 群馬県 竹箒で土間を掃くと狂になるという。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 下駄を畳の上で履いて土間へ降りると縁起が悪いが、つばをつければよい。
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オニ 1988年 奈良県 霧が峰に鬼がいて、通行人を捕らえては明日香村の「鬼の俎」という岩で料理し、「鬼の雪隠」という岩で用を足したという。
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センチノカミサマ,(ゾクシン) 1915年 島根県 便所に入る前に必ず咳払いをしないと、せんちの神様(雪隠の神様)に行き当たって病気になるという。
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ヰノコノバサン 1940年 福井県 旧10月の亥の日をイノコサンというが、この日の大根畑はイノコノバサンが畑の守をしていて、行き当たると怪我をするので、入ってはいけないという。
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アノヨノイリグチ 1996年 神奈川県 夢か何かか、きれいな所で、こっちへ来いと呼ばれたが行かなかった。そういう所へは行かない方がいいという話を聞いたことがある。
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カラサデサン 1939年 島根県 旧暦10月17日の神退祭の日をカラサデさんという。カラサデさんの日に大便所へ行くと、尻を抜くといわれている。
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セッチンノカミサマ 1920年 徳島県 便所へ入る前は必ず咳払いをしないと雪隠の神様に行き当たって病気になる。
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センチノカミ 1915年 島根県 便所へ入る前は、必ず咳払いをしないと、雪隠の神様(せんちの神様)に行き当たって、病気になる。
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カミ 1966年 鹿児島県 夜遅く道を行くと、「神におわれた」とか「神がついてくる」という。このような時は便所に逃げる。便所は臭いので、悪い神が逃げて行く。便所に立ち寄らず、家にすぐ入ると、悪い神が悪いことをして行く。
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カミカクシ,テングサン 1955年 静岡県 子どもが神隠しに遭い、天狗さんに京都などを連れ歩かれた。その子の大便は木や苔ばかりだった。
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キツネ 1988年 岩手県 夜にキツネに出会うとゾクゾクした。
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