カミカクシ 1955年 静岡県 子どもがいなくなり、しばらくして宝樹寺の門の上にいるのが見つかった。
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テング,カミカクシ 1928年 富山県 大正6年に農家の嫁さんが神隠しにあった。2晩も寝ずに村中で探し回った。3日目の朝に見つかった。
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キツネ 1965年 岩手県 子どもが夜遊んでいて、いなくなった。大騒ぎをして探し回ったが見つからない。諦めて帰ると、家にいた。子どもは、キツネに連れて行かれてスダシ(楢の実)を食べさせられた、などと言った。
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ヤマヒト 1996年 秋田県 山人が歩く時は峰づたいに歩くので、峰の真ん中に坐って休んではいけない。坐っていてひっくり返された人がいる。
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(コドモノユウレイ) 1971年 福島県 子どものお棺に六文銭を入れてやらなかった。子どもが買い物に来るが、いつもその子どもだけが買えないで見ているという話を聞いて行って見たら、自分の子どもだったという。後になって掘ってみたら金を入れてやっていなかった。だから忘れずに入れなければならない。
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ミエナクナッタオトコ,シカ,オオキナタカイハナノヒト 1926年 福島県 40年余り前、熊という男が神隠しにあった。数日後に見つかったが、話を聞くと背の高い大きな鼻の恐ろしい顔をした人に薮へ投げ込まれ、うろついているうちに見つかったと話した。
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テング 1931年 長野県 秋祭のとき子供が消えてしまった。母親は狂ったようになって探したが見つからなかった。翌年若者が山で子供の着物を見つけた。その子の着物だった。これは天狗の仕業で食べてしまったのだといっていた。
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トリゴ 1946年 岩手県 生まれたとき体の弱い子どもは取子として神様に名前をもらうと強い子どもになる。
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ヤマノカミサマ 1954年 栃木県 山の神様の怒りで、子どもが狐に殺されることがある。母親が抱いていてもいなくなり、子どもは囲炉裏で死んでいる。
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キツネ 1954年 栃木県 山の神様の怒りで、子どもが狐に殺されることがある。母親が抱いていてもいなくなり、子どもは囲炉裏で死んでいる。
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カミカクシ 1952年 山梨県 7歳の子供が神隠しに遭った。ガンガラを叩いて大規模に探し回ったが見つからない。10日ほど後、内廊下にひっそり立っているのが見つかった。それから3日ほど口も聞かず食べ物も食べずにいたが、段々と元に戻っていった。
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テング 1972年 千葉県 ある子どもが東茂原のある橋で天狗を見た。その子どもは頭が悪くなって死んでしまった。
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オソキ水神 1965年 宮崎県 オソキ水神は子どもが好き。子どもが河原や神社の境内で遊んでいるとよく現れるし、子どもの帰るときには見送ってくれるという。
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タヌキ 1972年 千葉県 子どものころの話。狸が風呂にやってきて、人の背中を叩いたと言う。
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シンダコドモノタマシ 2001年 青森県 日が暮れて暗くなってから自転車に乗って帰っていたところ、前を青い姿の子どもが歩いていた。しかし、いくらこいでもその子には追いつけなかった。家へ着くと、オバサンの孫が死んでいたことが分かった。その子どもは、死んだ子どものタマシだったのである。
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(ゾクシン) 1983年 富山県 子どもがいうことを聞かないときには「あんまり大きな声で泣くと天狗さまに連れて行かれるぞ」といった。
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ザンビキワラシ,カッパ 1965年 岩手県 ザンビキワラシとはカッパのこと。小学校2、3年生の子どもくらいの大きさで、子どもがいると思って近づくと、水中に引っ張り込まれる。
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キツネ 1977年 秋田県 雨の晩、お婆さんが山に行って帰らなくなり、皆で探したが見つからなかった。翌朝帰って来たが、少しも濡れていなかった。キツネの仕業。
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キツネ 1991年 奈良県 昔、ある子供が学校に行く時に、いつも狐の巣をつついて悪戯をしていた。ある日のこと、その子が帰ってこなくなった。それでみんな大騒ぎをして、山へ探しに行った。缶を叩きながら名前を呼んで探した。そうしたら、穴に埋められて死んでいる姿で見つかった。
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ヤマノカミ 1941年 岐阜県 山の神は子どもの神なので、子どもが病気になったときは提燈をともして祈ると全快するといわれている。また、山神は狐だという人もいる。
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キツネ 1991年 石川県 ある男の人が狐にだまされて行方不明になった。太鼓を叩いて探したら山で見つかった。木の実なども食べていたが、狐に騙されて糞を食べさせられたのだろう、ということになった。
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