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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ジゾウサマ
1982年 山形県
野々山の虚空蔵様には地蔵が3体あったが、それを山から太郎のほうへ藤蔓でしばって落としたものが川へ落ちて流された。水口では、川のふちで助けてくれという声がしたのでみると、地蔵様が流れ着いていたという。

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ジゾウサマ
1982年 山形県
虚空蔵様の裏に地蔵ころがしという所があるが、地蔵様を、北条氏に封じられた際に蔓でしばって転がした地といわれている。そのために、千年の間、野々山には蔓が生えなかったので、家畜の飼料に困ったという。
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カゼフキジゾウソンノオジゾウサマ
1985年 福島県
旧の3月16日は地蔵様の祭日で、風吹地蔵尊のお地蔵様は祭りの1週間前ぐらいから早い者順で小学校の子供が借りていって遊ぶ。このときは子供はお地蔵様に何をしてもよい。祭りの当日はトーナガシといって、堀に水を溜め、地蔵様を裸にして首に縄をつけてお地蔵様を流す。子供に引っ張られるお地蔵様を心配して祭りの日に地蔵をきれいに洗って神社に収めてしまった。すると、お婆さんは病気になって寝込んでしまった。
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ジゾウサマ
1982年 宮城県
地蔵様の別当をしている人が地蔵様の杉の木を切ったら、地蔵が怒って家に病人が出た。
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コソダテジゾウ
1987年 長野県
和の東上田にある。昔,仲のいい夫婦がいたが子供がいなかったので,家の近くの地蔵さんに子供を授けてくれるよう一日も欠かさずお参りした。何年か経ってついに女の子が生まれ,大変可愛がっていたが,3つのとき流行病で亡くなってしまった。ある夜,お地蔵様の所へ行って見ると,石の地蔵様から光が出ているように見え,何処からともなく仏様の声が聞こえた。「お前達の娘はこの地蔵に生まれ変わった。この地蔵を娘と思って育てなさい。」というので,夫婦はそれから明るくなって地蔵さんの世話をした。
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デイダラボッチャ
1929年 長野県
デイダラボッチャが藤蔓でからげて山を運んでいた時、藤蔓が切れて山を落としてしまった。その時藤蔓を投げて落ちたところが藤塚で、その時怒って藤蔓を呪ったのでこの地には藤蔓が生えないという。
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(ゾクシン)
1976年 大分県
愛宕様の裏にある地蔵様は、病気を治してくれるという。
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ジゾウ
1964年 福島県
地蔵滝にある地蔵様は、滝のしぶきの中に虹の輪ができて、地蔵様が現れたのでお祀りした。
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ヤマンカミサマ,ジゾウサマ
1933年 熊本県
昔、子のない夫婦が地蔵様に祈ったら、嫁が妊娠した。婿が仕事で山に入ったとき、山ン神様が「今度生まれる子は14歳のときに河難がある」と話しているのを聞いた。生まれて14歳になった子が魚釣りに行ったとき川に落ちたが、どこからか坊様が来て助けてくれた。その坊様は地蔵様が変じたものだった。
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カッパ,ユウレイ,ジゾウ
1976年 大分県
昔、金田家の前にある地蔵のところは、沼だった。河童や幽霊などの変なものが出たので、地蔵を建てて祀った。子供が遊びに行って悪いことをすると、お地蔵様が衣の下に隠してくれるという。
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イリヤマノジゾウ,アメップリジゾウ
1971年 福島県
入山のお地蔵様にはアメップリ地蔵とも言われている。この地蔵が下の町にお出掛けになると雨が降る。
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ジゾウ
1964年 福島県
若い衆が集まってひとりに南天の葉を持たせ、中に座らせて人々がそれをとりまき、地蔵様、地蔵様、と呼んで祈る。すると南天の葉がかさかさと動いて地蔵が出て、どこの地蔵かと聞くとどこそこの地蔵だと答えるという。
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イリヤマノジゾウ,アメップリジゾウ
1971年 福島県
入山のお地蔵様にはアメップリ地蔵とも言われている。前田に住むAさんにはこの地蔵がついた。日でりのときに入山から3つの地蔵を借りてきて家の中においてその前で拝むとだんだん手が動き始め、用意させた水を頭からかぶったかとおもうと、姿が見えなくなった。このとき、前田にある地蔵をもって川に飛び込んでいたという。
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ジゾウ
1964年 福島県
梨平の延命地蔵はしばられ地蔵、無尽地蔵ともいう。木像なので手足や首、あるいは丸ごと盗まれることがあるが、盗んだ者に必ず災いが起こり、戻って来る。
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ミズゴイジゾウ
1990年 長野県
元禄3年より前に、原本村の丸山家で井戸を掘ったところ、地蔵様が出てきた。村で地蔵を建てて祀った。水の欲しいときにこの地蔵様を女鳥羽川に投げ込んで祈ると、雨が降ったという。
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ジゾウサマ
1941年 福島県
神事の日の遊びとして、13・4歳から二十歳くらいまでの女性が「地蔵様を憑ける」遊びをした。真ん中に蓙か筵を敷いて、任意の1人を座らせ、他の者はその周囲を内側を向いて右回りに廻りながら「南無地蔵大菩薩、ついておこれえ地蔵様」と唱える。地蔵様が憑くと様々な質問をした。質問がなくなると皆で踊った。そして丁重に地蔵様に帰ってもらった。帰らないときは、その地蔵様が祭ってある場所に本人を連れて行ってよく拝んで帰ってもらったという。
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キツネ
1985年 滋賀県
狐が地蔵に化けて道をふさぐので、人々は狐の祟りだとして稲荷神社で地蔵盆をして供養する。その時作った地蔵を化け地蔵と呼ぶようになる。
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ジゾウ
2000年 愛媛県
この地は関川川の氾濫による被害の慰霊を目的とした地蔵が多く建てられているが、地蔵が水害で流された後、水が引いても砂中の地蔵を放置しておくと祟りがある。
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〔フナジゾウ〕
1980年 岐阜県
船地蔵は、高原川の上流から船に乗って流れ着いた。交通安全の地蔵である。この向かいで自動車が落ちても、自転車から落ちても、怪我をしたことがないといわれている。
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ヤマタロウ,カワタロウ,ヤマワロウ,ヤマワロ
1999年 宮崎県
山太郎は山の神で、2月1日を太郎朔日といい、山太郎と川太郎が交代する日。山太郎は山わろうともいう。
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(ゾクシン)
1939年 千葉県
うなぎは虚空蔵様が嫌いだから、食べないといわれている。
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(ゾクシン)
1939年 千葉県
うなぎは虚空蔵様が嫌いだから、食べないといわれている。
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