オオカミ 1965年 和歌山県 オオカミを見たことが無い、という人に、「見せてやる」と言うと、オオカミは本当に出てくる。
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カシャネコ 1964年 福島県 10月10日に生まれた男の子は、死ぬと火車猫に食われるという。
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オオカミ 1982年 群馬県 話者の祖父の5代前のお婆さんが熊野神社の峠からの帰り、オオカミに行き会った。オオカミがお婆さんをくわえて橋の下に連れて行くと、40頭ほどのオオカミが続いてぞろぞろ通っていった。
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オオカミ 1965年 和歌山県 魚を持って夜歩いていると、オオカミがついてくるという。
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キツネ 1965年 和歌山県 新宮の玉木神社はオオカミの神を祀る。キツネのついた人を連れて行くと、オオカミの威力でキツネが落ちる。
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テング 1937年 福井県 天狗にさらわれた人は村の中にいるが、それは夜の12時までである。去年は子供が1人さらわれた。
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イッポンアシノカイブツ 1962年 奈良県 1本足の怪物が12月10日に人を害する。
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オオカミ 1986年 奈良県 昭和10年くらいまではオオカミがたくさんいたが、伝染病のために死んで、いまは全然いない。オオカミが殺したシカを拾って帰ると夜必ず家まで来て鳴く。これをシュウタンという。塩を一つかみやると帰る。山中でオオカミの殺した獣を拾ったときには、その場に塩を一つかみ置いてくるとシュウタンに来ない。
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カミカクシ,テング,トブコ 1926年 静岡県 男の子が天狗にさらわれた。町内の人々が探したが、10日目に戻ってきた。その後も度々連れて行かれた。
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ヤクビョウガミ 1971年 福島県 2月8日、10日は、ヨウカ、トウカ。2月8日の朝早くに目かごを門口にかける。この日には疫病神が通るという。目かごをつるしておくとその目ににらまれて厄病神はひきかえす。そして、2月10日にははずす。8日10日は山にいくもんでないといわれている。この日山に行くと疫病神にさらわれたり足をいたくするという。
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ヤクビョウガミ 1971年 福島県 2月8日、10日は、ヨウカ、トウカ。2月8日の朝早くに目かごを門口にかける。この日には疫病神が通るという。目かごをつるしておくとその目ににらまれて厄病神はひきかえす。そして、2月10日にははずす。8日10日は山にいくもんでないといわれている。この日山に行くと疫病神にさらわれたり足をいたくするという。
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トシトクジン 1978年 広島県 2月1日の朝、歳徳神は田野へ行き、10月亥の日に戻る。
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テング,ヤマ,(ゾクシン) 1915年 福島県 旧暦2月と12月の8日と9日は山に入らない。山に入ると天狗様にさらわれるという。
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ヤマノカミ 1977年 神奈川県 1月17日は山の神の日である。
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ホゴツリ 1978年 愛媛県 夜道を歩いているとほごつりが空から落ちてきて、人をほごに乗せて天に吊り上げてしまうといって、恐ろしがった。
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ボウレイ,フネヲヨブコエ 1937年 秋田県 保呂羽山権現の別当の家の火事の後、焼死した人の霊魂が大森船場で「ほーい、ほーい」「ほーほー」と船を呼ぶ声となった。船頭が船を渡してやると声はやむという。
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ヤマノカミ 1984年 福井県 9月27日は神送りで、神様が出雲へ行き、10月28日に帰られるが、山の神だけは10月8日に行き、11月8日に戻られるという(現在はいずれも1ヶ月遅れ)。この日に焚くのは山の神はわがままであらたかな神様で火を焚いてお前の家は火事だとやめかにや(叫ばねば)帰らないからだという。ここでは、山の口のお講をするまでは山へ行かれぬといっている。
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タノカミ 1971年 茨城県 10月10日はトオカヤともいう。田の神はこの日に天にのぼって行くという。
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タノカミ 1963年 福島県 10月10日には田ノ神が天竺に帰るので、餅をついて祝う。
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キツネ 1938年 青森県 嫁に化けた狐が爺様をだまそうとするが、正体を見破られて逃げた。狐が人まねをして喋るときは、ほがほがと鼻にかかる。
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オオカミ 1985年 和歌山県 昔は山に炭焼きに行ったときによくオオカミが出た。オオカミは怒ると怖いが、恩を知っていて、弁当や魚を食わしてやれば恩を感じて送り迎えしてくれるという。
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