ガタロ 1972年 祇園さん(天王さん)の祭りの期間、川で泳ぐとガタロに脚をひっぱられるとか、尻子玉をぬかれるとかいって水に入ることを禁ずる。祇園さんの神紋はガタロの好物胡瓜を輪切りにした形だといって、祭りが住むまでそれを食べないところもある。
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カッパ,(ゾクシン) 1972年 長崎県 6月15日は祇園祭りの日である。この日川に行くと、カッパにジゴ(尻)を抜かれるという。
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ヤマノカミ 1971年 山梨県 毎月17日が山の神の祭りの日だが、山仕事をする人以外は、1月17日と10月17日に行なうだけである。この日は山の神が矢射りをするので仕事を休む。
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(ゾクシン) 1973年 香川県 旧6月17日は荒神さんの本祭りで、夜にはサイトをする。この火で身体をあぶると、その年は病気をしないといわれている。
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ヤマノカミ 1971年 山梨県 毎月17日が山の神の祭の日で、1月17日が春の山の神様、10月17日が秋の山の神様。山仕事をする人はこの両日か12月17日と1月17日、または21日の年2回を山の神の祭とした。山の神の祭りの日に木を切ると怪我をするという。
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テング 1988年 長野県 元旦から15日まで様々な行事があり、11日からは祭りが行われる。鬼の口に朝日が差し込むように祭りが進行すればその年は豊作である。15日の夜は天狗のみの祭りであるから、人はお宮に行ってはいけない。
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ギョウジャ,ギョウジャサマ,(キトウシ) 1989年 長野県 祈とう師のことを行者あるいは行者様という。病気平癒・地祭り・方角・祝殿の祭りや屋敷神の祭り・悩み事・祟りごとのあったときに願う。八部の経をあげるという。
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ヤマノカミサン,ヤマノカミノタタリ 1974年 兵庫県 山の神さんの祭りの日には、山の神さんを祭っておこもりをする。この日には山の神が木を調べて歩いているので、人間が山に入ると祟るといわれている。
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ヤマノカミサマ 1985年 山梨県 山の神のお祭りは4月17日。昔は17日の朝にユミイリをしたが、今は山の神さまだけがユミイリをして、21日がオカンムリヒロイの日だといわれている。
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テングサン 1978年 石川県 3月9日と12月9日の山祭りに、山仕事をしている家ではお祭りをする。神さんに頭つきの塩魚を供える。これは、昔、天狗さんが塩魚を食べて喉が渇いたので頭をつっこんで川の水を飲んでいたら鼻が折れたからである。天狗さんは塩が嫌いだという。天狗除けである。
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ヤマノカミ 1977年 神奈川県 1月17日は山の神の祭りの日である。この日は山仕事を忌み、竹で作った弓矢を山の神に供える。
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ノシ,(カッパ) 1972年 岐阜県 7月15日の祇園や八朔に水浴びをすると、ノシが引いていって、腹の肝を取って食うといわれている。
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ギオンサン 1991年 高知県 室津家では旧6月14、5日の祇園さんの日にウリを食べた。祇園さんがウリに流されたという言い伝えのためである。
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ガタロ 1915年 和歌山県 祇園さんの日に、水浴びをしに行くと、河太郎に尻を抜かれる。
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ザオウサマ,ミヤジサマ 1982年 新潟県 4月15日は蔵王様の祭り、4月23日は宮路様の祭りで、その両方の祭りに神様同士が相撲をとり、負けたほうが雨、買ったほうが晴れになる。
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ヤマノカミ 1982年 山形県 旧暦の10月17日は山の神祭りで、この日は山行きは止められ、山の神が木を数える日だから木は切ってはならない。
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ガーロー,カッパ 1970年 鹿児島県 旧5月27、28日ころに川祭りを行う。この祭りより前に川で泳ぐと、ガーロー(河童)にジゴを取られるといわれる。
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リュウジンサマノマツリ 1972年 長崎県 新暦8月29日は小干の竜神様の祭りである。この祭りを止めた年に病気が流行ったので、毎年やるようになったという。
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カミサマ 1982年 宮城県 志津川町の戸倉集落の青島でお祭りが行われなかったら、神様達が笛太鼓で祭りをするという。
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ヤマノカミ 1977年 神奈川県 1月17日は山の神の日である。
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ギオンサンノヒ,キュウリ,(ゾクシン) 1975年 愛媛県 旧6月15日は祇園さんの日といって、仕事を休む。この日はきゅうりを食べてはいけない。また、きゅうりは祇園さんの紋なので、輪切りや、紋を切るような縦切りをしてはいけないという。
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