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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タタリ
1965年 宮崎県
ある金持ちが人を殺した。殺された人がたたり、その金持ちの家で生れたの子どもはヒゴばかりであった。

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(ゾクシン)
1942年 不明
墓地の跡に家を建てると金持ちになる。
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カッパ
1930年 宮崎県
河童は金持ちであり、金持ちの河童は害をなさない。貧乏になると、人間の生胆をとる。
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ザシキオボコ
1984年 秋田県
「ザシキオボコの出るような家だから金持ちなのだろう」と言われる。
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イシジゾウ
1961年 岩手県
昔、石地蔵の前で泥棒が金持ちを殺して金を盗んだ。泥棒は地蔵に口止めしたが、自分で喋ることになると言われた。3年後、果たしてそうなり、3年前に殺した金持ちの息子にそうとは知らず喋ってしまって敵を討たれたという。
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キツネモチ
1922年
今日狐持ちと言われている家は金持ちが多いが、かつては貧乏が多かったと言う。ある家は紙屑買をしていたが、ある日狐に出会い、自分を大切にしてくれるなら金持ちになる方法を教えてやろうと言われ、枠を売って歩くように言われた。それが良く売れてすぐに金持ちになったという。その家には今でも神棚に枠が飾ってあるという。
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オオカミ
1981年 和歌山県
狼が死体を食うのは金持ちの家の血統。
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シニン,タタリ
1989年 長野県
ある金持ちが、悪人に殺されてしまった。殺された場所の近くに鐘があり、ある人が拾って家に置いた。するとその部落で病人が多数出た。ねぎ様に拝んでもらうと、死人の祟りだった。お祓いをしておさめてもらったという。
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アダチガハラノオニババ
1971年 福島県
安達ヶ原の鬼婆というのは昔、子どもを捨ててどこかの殿様に仕えていたが、殿様の子どもが病気で子どもの生血を飲ませれば治るといわれた。それで、忠義な人だったので通る人を泊めては殺していた。ある日、夫婦連れが泊まった。奥さんが産気づいて旦那さまが産婆さんを呼びに行った。その後に奥さんは殺されてしまった。そしたら、その殺した娘は自分の娘だった。多くの人を殺した罰で自分の娘を殺して、その後改心したという。
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ヘビ
1998年 富山県
蔵で大蛇を見た人は金持ちになるといわれる。実際に土蔵で見た人は、財を成した。蛇は家の守り神だとも言われる。
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ロクブヅカ
1943年 岐阜県
大原岩崎の六部塚は、昔、六部が殺されたところである。あるとき、馬方がそこで寝ていると六部が枕頭に立って、祀ってくれれば金持ちにしてやると言った。馬方はそのとおりにしして金持ちになった。
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キツネ,(タタリ)
1986年 大分県
狐を殺すと祟られる。
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キジ
1960年 三重県
妻が妊娠したら夫は生き物を殺してはいけない。雉を殺して雉のような子が生れたり、雉の卵を懐にして、足に瘤のある子が生れたりしたことがある。
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ヒノタマ
1981年 和歌山県
山で火の玉が転がってくることがある。それを飲み込むと、金持ちになれる。
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(ゾクシン),ヘビ
1933年 栃木県
蛇を殺すと祟られるという。
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カミサマ,ウンサダメ
1967年 新潟県
昔、金持ちと貧乏な2人の男がお宮に泊まった。夜、神々が自分たちの生まれてくる子の運命を語っているのを聞いた。金持ちの家に生まれる息子は運のない人生で、貧乏な男の家に生まれる娘は運の良い一生であると話しており、実際にそうなった。
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ハクジャ
1936年 岐阜県
金持ちの家に白蛇がいたが下男下女が殺した。すると下男下女は急病で死に、家も零落した。
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キツネ
1932年 鳥取県
狐持ちの人は知恵者や金持ちであることが多い。普通の家族とは婚姻を通じない。人狐を飼っているとも言われる。
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イナリ,キツネツキスジ
1979年 愛知県
突然金持ちになると、稲荷さんがはいったと言う。狐憑き筋の家からは嫁を迎えることを避ける。
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(ゾクシン)
1984年 福井県
妊娠中の食事や行動の禁忌に関する俗信。骨なしの子どもやイボのある子が生れるのでタコを食べるな。土瓶の口から茶を飲むとミツクチの子が生れる、など。
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コエ,ブツゾウ
1953年
仏様が藪の中から背負って行けといわれたので、負うて帰り、愛宕山に祀ったらそれ以降その家は金持ちになった。
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ハビ,ハビヅカ,マムシ,タマンコ
1985年 和歌山県
ハビ(マムシ)が交尾するときに幾重にも重なり合って固まりになっているものをハビ塚という。この真ん中にタマンコという小さな丸い石があることがあり、これを持ち帰って家の神とは別に祀ると金持ちになれると伝えられている。実際にこれで金持ちになった人がいた。
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