ザシキワラシ 1958年 岩手県 床の間の前に寝ると座敷童子が出てきて夜はまったく眠れない。体が動かせず、叫べない。座敷童子は3歳くらいの童形で、財産のある家にいる。
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ザシキワラシ 1958年 岩手県 ザシキワラシは床柱をすすっと下りてくる。2人で胸の上で相撲をとったりする。ザシキワラシにさわられると体を動かせなくなる。甚太郎という人が信じずに常居で寝たら、本当にでて動けなくなった。床の間の前の畳に布団が触らないようにして寝ればでないとも言う。
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ザシキワラシ 1985年 岩手県 大金持ちの座敷には座敷童子がいて、夜になると働く。その座敷童子がいなくなればその家は一年もたたないうちに倒産する。
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ザシキワラシ 1958年 岩手県 座敷童子は古い家に出るが、姿は見えないという。
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ザシキワラシ,ネズミ 1958年 岩手県 座敷童子は旧家の納戸にいる。古鼠とも子供ともいう。寝ていると柱を伝わって下りてきて、体の上にのぼってくる。そうするともう動けなくなる。
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サムトノババ,ザシキワラシ 1996年 岩手県 座敷童子は家の中にいて、人が寝静まった時刻に奥座敷で遊んでいる。また、サムトの婆は、山から下りて来て子供を襲うという。
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ザシキワラシ 1993年 岩手県 話者の家には座敷童が出て、夕方頃座敷に居ると、裏座敷でゴトゴト物音をさせた。座敷童は女の子らしいが、見たことはない。
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ザシキワラシ 1983年 岩手県 晴山のある家の古い座敷に座敷わらしがいた。泊まった人の布団を引きずったりした。
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ザシキワラシ 1958年 岩手県 座敷童子は古い家に出る。小学校1年生くらいの背丈の子供。寝ていると出てきて、そうするともう動けなくなる。
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ザシキワラシ,ユメマクラ 1993年 岩手県 座敷童は寂しい旧家の座敷に出た。話者は曾祖母から、座敷童は赤いベベ着ている、昼や夜中、座敷でトントン音をさせるなどと聞いていた。夢枕に出たこともあった。
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ザシキワラシ,カッパ,ネズミ 1958年 岩手県 寝ていて半意識状態になったとき、足から河童・鼠が上がってきて体がしびれる。これをザシキワラシという。古い家の座敷や床の間に背を向けているとき、胸に手をあてて寝ているときにくる。
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ワラシ 1989年 岩手県 鱒澤村の某家に、座敷の床の間の前からたたみ1畳去って寝ないと、夜中にワラシが来て揺り起こしたり、体を上から押し付けたり、枕返しをしたり、とても寝させぬところがある。
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ウマ(ゾクシン) 1990年 秋田県 馬が座敷に上がると、人が死ぬ。
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ザシキワラシ 1939年 岩手県 大きな家の奥座敷に座敷わらしがいて、夜に人が寝ていると悪戯をしに出てくる。土間の隅に灰を撒いておくと、小さな子供の足跡がつく。
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ザシキオボコ,ケセランパサラン 1982年 宮城県 歌津集落のある家に、ケセランパサランという名の座敷オボコがいて、白粉を食べていた。座敷オボコは開けずの座敷のある家に出る。
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ザシキワラシ 1958年 岩手県 ある人が見た座敷童子は2尺(60㎝)くらいで髪を芥子坊主にした裸の子供。それが脇の下に入ってきたので捕まえようとしたが、鰻のようにネバネバしていて捕まえられなかった。戸は閉まったままなのに出たので、座敷に居るのだろう。念仏を唱えたら行ってしまった。
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ザシキワラシ 1993年 岩手県 座敷童子を経験した人がいる。子供のころ、悪さをしたときに「そんなことをするとザシキワラシがでるぞ」と言って脅かされたという。
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ザシキオボコ,ザシキワラシ 1982年 宮城県 座敷オボコは座敷わらしともいい、座敷に出て外には出ない。おかっぱ頭の女の子で、着物を着て、裾から赤い下着が見えて居る。大人も子どもも見るが、仇はしない。きれい好きで座敷を箒ではいたり、出しっぱなしの箒を元に戻したりする。餅を焦げないように裏返したりする。夜、子どもたちに混じって遊ぶ。ジャンケンではグーしか出さない。負けて頭を叩かれると、カンという音がする。夜、蚊帳の周りに立っていることもある。
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ザシキバケモノ 1922年 佐賀県 佐賀県鹿島町の旧城内にある中学校寄宿舎の特別舎は、普通の民家の家だが、その八畳の座敷に寝ると必ず夜中に何物かが出て布団の上から押し付ける。目を開けると何も居ない。座敷の化物という。布団の敷場所によって押さえられたり押さえられなかったりするという。
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ザシキワラシ 1973年 岩手県 1952年頃のこと。奥座敷に寝た婿の胸の上をザシキワラシが這いまわった。床の間を足蹴にして寝た晩にも出たという。ザシキワラシとは、猿回しや六部を泊めて金を奪った祟りではないか。
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ザシキワラシ,ネズミ 1958年 岩手県 座敷わらしは鼠の古いもの。人が寝ているとおぶさって動けないようにしたり、尻尾で火鉢を叩いて音を出したりする。
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