国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ネズミ,イタチ
1957年 新潟県
ネズミが押すとは、寝ていて急に息ができなくなること。イタチの仕業とも言う。

類似事例(機械学習検索)

(ゾクシン)
1976年 京都府
イタチは「ケチケチ」と鳴く。だからイタチと言うものではないという。
類似事例

ネズン
1977年 富山県
ネズミは寝ている人に金縛りをかける。まじないをしているようでもある。
類似事例

イタチノツチカケ,イタチノスナカケ,ヤマミチノカイ
1982年 新潟県
山道を歩いていると急に上からパラパラと砂をかけられるが、これはイタチの仕業でイタチの土かけ、イタチの砂かけ、とよばれている、山道の怪である。
類似事例

イタチ
1988年 長野県
道にイタチが出る。
類似事例

ザシッコワラシ,ネズミ
1958年 岩手県
ザシッコワラシは古い家の座敷に出る。布団の上に上がってきて、息が苦しくなる。起きよう、叫ぼうとしても動けない。古いネズミの仕業という。
類似事例

キジムナー
1963年 沖縄県
キジムナーは、赤い髪のオカッパ姿で、赤い着物をつけた5、6歳の女の子と言われる。夜中に皆が寝静まってから、屋敷内の古いアコウやガジマルの古い木から出てくると言われる。キジムナーが家に入り、寝ている人がそれに押されると、苦しく、呼吸困難になるという。押されたときは大声を出すと逃げていくと言われ、押されても死ぬことはないという。
類似事例

キツネ,イキ,ヒ
1938年 長野県
夕方少し遅くなると狐に化かされる。狐が息を吐くとその息が火になってちらちらと見える。
類似事例

イタチ
1976年 新潟県
イタチは散切り頭の男に化けて出て、魚を食べる。イタチの化けたのにドジョウを見せると、イタチは悟られたと思って逃げていくと言う。
類似事例

コリ
1977年 東京都
霊岸島で、伊豆新島から来た子供が寝ている猫に息をかけたところ猫が狂ったようになった。何をしたのか聞くと、猫だけでなく生き物なら何でも寝ている時にその息に合わせ息を吸い吐き5回連続でするとこのようになると答えた。狐狸等もこのような方法を使っているのだろう。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
寝ろ寝ろ、と声をかけられて服を脱いで寝たら、田圃の中だった。狐の仕業。
類似事例

イタチ,カワウソ,カッパ
1998年 富山県
イタチの穴から決壊して生じた川には、多くのイタチが住んでいる。イタチ川の近くにある観音像はカワウソ大明神とも言われ、遊女が信仰していた。カッパは胡瓜が好物である。
類似事例

イタチ
1982年 群馬県
イタチは夜は姿が見えないし、昼は出てこない。落ち葉の季節の頃、イタチが夜道を着いてくる。イタチについてこられると頭がザザアとする。
類似事例

カマイタチ
1967年 栃木県
ちょっところんだだけなのに、深い傷ができたりしていることがある。カマイタチにやられたという。
類似事例

キツネノヒ
1983年 東京都
人家の近くで狐があとをつけてきた。振り向くと狐が息をプーとして明るくなった。人を化かすやつはみんな口の息で、息を吹き出して火に見せるのだという。
類似事例

(ゾクシン)
1984年 新潟県
ネズミがばかにさわぐと死ぬ人が出るという。
類似事例

シノゼンチョウ
1976年 新潟県
夜寝ていると、足元から上へ上へと押してくる感覚がする。首まで来ると楽になる。これをオッツメルと言う。それから2,3日すると、死人が出る。
類似事例

ヒバシラ,ムジナ
1982年 東京都
若い人が娘の所へ遊びに行った帰りに、急に明るくなって火柱があがった。幾晩か様子を見ていると、ムジナが上を向いてふうーっと息をしていた。その息が火柱になったらしい。
類似事例

ネテイルホウコウガシゼントカワル
1992年 山形県
夜寝ていると、何時の間にか寝ている方向が変わっている。
類似事例

イタチ
1949年 新潟県
イタチは死人に化けることがある。道の途中で死人を湯灌しているのを見た人がいたが、おそらくイタチ二匹で芝居をしていたのだろう。時には死に場を見せることもある。
類似事例

イヌノコ,インノコ
1983年 京都府
京都の祇園社あたりに住む老婆は、子供の額に朱印を押す。これを狗の子や院の子というが、これをしないと疫病を免れる事ができないといい、またこれを押すと夜泣きをしないという。
類似事例

カマイタチ,(ミチニデルヨウカイ)
1989年 長野県
道にカマイタチが出るという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内