アマンシャグメ,ガァタロ 1929年 長崎県 あまんしゃぐめがたつたの番匠に橋の渡しあいをしようと言った。番匠は三千の藁人形を作り、おこねぇをかけて働かせ、橋をこしらえた。あまんしゃぐめは鶏のまねをして、中止になった。藁人形は山・川・海にわかれ行き、川に行ったのががあたろになった。
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(ゾクシン),ニワトリ 1936年 栃木県 夜、鶏の鳴きまねをすると火事になるという。
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アマンシャグメ 1929年 長崎県 昔、あまんしゃぐめが草の種を袋に入れて、百姓の困るように田畑へ蒔いて歩いた。ところが新城の辺で種をうちかえしたので、あの辺りは田畑に草が多い。
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オニ 1929年 長崎県 本宮八幡が鬼類に、一夜の中に曲江・柄杓江を築いたら、この国はお前のものにしようと誓った。その後様子を見ると出来そうだったので、鶏の鳴きまねをしたところ、鬼は逃げた。
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レイム 1975年 神奈川県 北加瀬村の加瀬山に夢見が崎という所があり、太田道灌は霊夢をうけて夢見が崎に城を築いた。
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ニワトリ,(ゾクシン) 1931年 千葉県 鶏の鳴きまねをすると火事になる。瓶の水を3回頭に掛ける真似をすれば免れる。
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アマンシャグメ 1929年 長崎県 昔、田畑の出来はよく、稲は刈らなくても手招きをすれば寄ってきて自然に取り入れが出来た。けれどもあまんしゃぐめが、稲・麦・黍・もろこしを根からすごきあげたので、実はうれにばかり残った。大豆だけは手が痛かったのですごけなかった。
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フッタチ 1961年 岩手県 ある家ではいくら子供が生まれても育たなかった。六部様に占ってもらうと、年をとってフッタチに化けた雌鶏が、生んだ卵を人間がとって喰ってしまうのを恨んで人間の子を殺してしまうのだという。
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ヤマタロウ,タロウドン 1952年 熊本県 山太郎は山師のまねをする。夜遅くなると、谷間からコッポン、コッポンと木を伐る音がするので聞いていると、まもなく、ザァーッ、ザァーッと木の倒れる男が聞こえる。また、鋸引きのまねをしたり、材木を谷に落とす音をさせたり、ヨイショ、ヨイショと荷を担ぐような声を出したりすることがある。刃物を研ぐまねや、木を折るまねもする。
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オトラギツネ 1916年 愛知県 ある日の朝、鶏が狐に襲われたことがあった。その当時婆さんに憑いていたおとら狐が、鶏を取りそこなって残念だったといった。
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キツネ 1972年 千葉県 用崎というところには狐が沢山いて、狐に化かされたり、狐の相撲を見たりすることがたびたびあった。
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ニワトリ 1953年 鹿児島県 鶏が夜なきすると、火事があるという。
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トリ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 烏の鳴きまねをするとアクチが現れる。
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メスドリ 1974年 東京都 牝の鶏が朝に鳴くのは、その家が乱れる前兆であるという。
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ノガマ 1941年 徳島県 何もないものの大怪我をした時に、ノガマに喰われたという。
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カネダマ 1996年 神奈川県 昔はカネ玉せというのがあったらしい。それが家に落ちると金運がよくなる。色は真っ赤である。そういうのを見る人はあまりいない。
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ニワトリ(ゾクシン) 1990年 群馬県 鶏が夜鳴くと人が死ぬと言われている。
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テヅカハラ,テクビ 1984年 長野県 新しい人間の手首が落ちていた。いくら探しても、誰の手首か分からなかったので、人々は落ちていたところに塚を築いて葬った。
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ツカハラデンセツ 1986年 大分県 神様が鬼に,一夜に百段・百塚を築けば願いを聞き届けると約束するが,それを達成させないために鶏を鳴かせて退散させた。
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オニノイシダン 1986年 大分県 神様が鬼に,一夜に百段・百塚を築けば願いを聞き届けると約束するが,それを達成させないために鶏を鳴かせて退散させた。
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カミナリ 1921年 京都府 雷神は人間となったり鶏となったり、猿になったりさまざまな形で登場する。
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