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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テング
1956年 茨城県
天狗が遊びに出ると、麦畑の麦穂が一面黄金色に輝いていた。翌日また遊びに出てみると、麦が刈り取られ畑はすっかり耕されていた。そこで天狗は「人間はたいした事をやる。一夜のうちに地面をムシロのようにくるくる巻いてしまった」と感心した。

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セクラベ
1987年 岐阜県
麦の穂の出た頃、夕方遅くまで子供が遊んでいると、麦畑の中からセクラベが出てきて、自分より小さな子供を麦畑の中へ連れて行ってしまうと、ひいおばあさんから聞かされた。性犯罪を防ぐための昔の人の知恵だった。
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チンジュサマ
1982年 新潟県
鎮守様が麦ガラで目をついて片目になったので、村では麦を作らない。
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テング
1988年 長野県
山には天狗が出る。
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ムギ
1982年
享保11年4月20日、市浦のある者の畑に麦を植えたところ、穂の上に穂ができた。珍しい事なので役人が注進に及んだと言う。
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シラガノロウバ,ヤマンバ
1974年 高知県
麦が次々と生えてくるので、不気味に思い、麦畑を焼いた。すると畑から老婆が出てきて、山姥の林に逃げていった。以来、家が衰退していった。
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テング
1985年 愛媛県
天狗座敷、天狗松、天狗宮があり、天狗が出るといわれる。
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セクラベ
1979年 岐阜県
麦の穂が背の丈くらいになる頃、背くらべが出る。子どもを捕まえる。
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テング
1956年 茨城県
幼い頃、炭焼きの父のところへ遊びに行って泊まった。夕方、父が「天狗が遊びに来ることになっている」と言われ、9時頃になると赤い顔で鼻が突き出た大天狗が山小屋の入口から入ってきた。
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テング
1988年 長野県
道に天狗が出る。
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(ゾクシン)
1960年 愛媛県
1月20日(麦ほめ)に、田へ行き、「麦がようできた」と褒める。この日はひもじい目にあわない日だといわれている。
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チンジュサマ
1982年 新潟県
鎮守様が麦ガラにすべって転び、ゴマガラで目をついて片目になったので村では麦とゴマは作らない。
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チンジュサマ
1982年 新潟県
鎮守様が麦ガラですべって転びゴマガラで目をついたために、村では麦とゴマは作らない。
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オテングサマ
1953年 埼玉県
麦作りに子どもを連れて行ったらいなくなり、捜したら木のウロで寝ていた。お天狗様の仕業。
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スワサマ
1982年 新潟県
諏訪様が麦ガラで目をついて、片目の神様だといい、村では麦を作らない。また、村の氏子は片目が細いという。
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ヤマノカミ
1982年 新潟県
十二神社の山の神様は昔、にんにく畑ですべって転んでけがをして片足、麦の穂で目をついて片目になったので、片目片足の神様であるという。それから村ではニンニクと麦は禁忌作物である。また成願寺に生まれる子供は片目が小さいという。
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(ゾクシン)
1973年 香川県
5月16日に、女性が牛で畑を耕したところその年が凶作だったので、5月には畑を耕さない。他に耕さないのは正月と9月である。
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テング
1979年 岐阜県
以前、天狗が出た木を天狗松と呼んでいたが、枯れてしまった。
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テング
1975年 高知県
山に泊まると天狗が出ると言われる。
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テング
1980年 和歌山県
大きな松の木に天狗が出たという。天狗松と呼ばれる。星山橋の近くにも天狗がいたという所がある。
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(コウボウダイシトフエルムギ)
1986年 大分県
弘法大師が足の甲から三粒の麦を取り出し,その量を増やして村人に与えたので,村人はそれで麦ご飯を握って接待した。
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ダイジャ
1955年 神奈川県
昔、ある人が畑を耕していると、土の中の丸い穴から大きな蛇が出て来た。地面にさしたフズキグワに着物を掛けたまま逃げ出した。蛇はそれを人間と思って呑んでしまった。そのため、蛇は死んでしまい、ある家でその骨を秘蔵していたという。
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