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検索対象事例

ミョウジン,ヘビカミサマ,ムラサメシンメイグウ,シラアメダイミョウジン
1971年 愛知県
ある日内海の船頭への託宣で「私は内海に住む明神也。昔そこに在った社に鎮座しておった。ふたたび社の再建をなせば村中を繁栄させ水をさずけん」と出たが当初何のことかわからなかった。それはおそらく蛇神様のことでありこの機に社を建立しようと、村人は再建を重ね、村雨神宮と尊称し万延元年の雨乞い祈願では雷雨強く、白雨大明神の霊験と拝した。

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シロヘビ
1992年 愛知県
社を移動させようとしたとき、古い社の下に1メートルあまりの真っ白な蛇が丸くなっていて、あっという間に明神池へ下りていってしまったという。
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カミサマ
1936年 京都府
丹波国の湖の水を保津の谷川へ流すのに、請田神社、鍬山神社、持籠神社の3社の神様が相談して協力した。
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シテンノウ
2002年 愛知県
内海にある四天王に、人に見られずにお参りをすると、特に御利益があるといわれている。
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アンバサマ
1939年 福島県
あんば様は、漁業家の信仰する神である。舟玉十二社のなかの一社で、大杉大明神という。
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エンメイシュ,レイケン
2001年 滋賀県
莚命酒という名の由来。後鳥羽帝の時代大和の国に俊乗坊重源という僧が68歳で南都東大寺大仏殿再建の勅命をうけたが、建立まで自分の余命が無いのを嘆き、多賀の大社に参籠して祈願した。すると不思議な霊験によって「莚」という字を授かった。その後十四年を経て再建成就し、莚命酒と称した酒を神酒にし、後世に伝えようとした。
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マツ
1976年 千葉県
文政5年に房総を遊歴していたら、安房国のある村で前原権現という社が流行していた。2,3年前から流行神となっているという。その始まりは、社の傍らにある神木の松が風で社の屋根を損じる為に、相談して明日伐ろうとしたところ、夜の内に松が社を避けるように曲がったからだという。その松は参詣して目の当たりにした。
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タタリ
1974年 静岡県
第六天の社の前の小屋で、社に足を向けると前後がひっくり返される。社の側の胡桃の木の実を食べると大熱を発し、そのことを詫びるまで治らない。
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セイメイ,マツ,(ゾクシン)
2002年 福島県
昔、阿部晴明が東奥に下向したとき、松を植えて小社山神社を祭り、火難を除き富を得ることを祈願した。この社に祈ると、必ず成就するといわれている。
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オセンドマイリ
1964年 福島県
部落の病人が危篤というとき、1軒から1人ずつ村の社に集まって、社の周囲を1000回まわって病気全快の共同祈願をする。
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ユウレイ
1983年 千葉県
昔、弁天橋には、弁天様のお社があった。それを川の改修工事で壊したところ、幽霊が出たため、お社を作り直している。
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モリサマ,コウジンサマ
1975年 山口県
内海家に、大きなタブの木がある。モリサマあるいは荒神様という。切ると祟りがあるという。
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ゴズテンノウシャノタタリ
1985年 愛媛県
牛頭天王社が三島神社に合祀されたあと、その社地が売りに出された。買い主がすぐに畑にしたら、山から石が転げ落ちたり、死人が出たりした。天王社の祟りとされ、耕作することを止めた。
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(レイコク)
1967年 福島県
甲太明神は昔、神霊が影向し託宣したことにより建立された。一夜のうちに椋の木が生えたことにより椋生地と呼ばれる。
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オオヒトソクセキ
1927年 山口県
昔、大人が内海を跨ぎ越そうとしたが、そのとき褌が海中に浸って死んだ。そのときの足跡があり、1反歩ばかりある。
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〔フルツボ〕
1976年 大分県
豊後のある村の古い社に壺があった。乞食が社に住みついて、その壺で酒を買い、社に寝起きしていた。村人がその態度をののしって乞食を追い出した。その晩から、村人の夢に壺が現れて、日々酒を入れてともに楽しんでいたので、とても悲しいと訴えた。そこで、乞食を捜し出して村人が酒を買い与え、住まわせることにした。
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ダイジャ
1994年 京都府
法厳寺の参詣者を悩ませていた大蛇は、内海山城の守浪介影忠によって退治される。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
社で穢れるようなことを話したり、魚を食べたり、意図的に女性が近づいたり裸になって踊ったりして、龍神の社を汚して龍神を怒らせて雨を降らす。
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ヒダリジンゴロウ,ワラニンギョウ
1983年 静岡県
左甚五郎が観音堂を再建することになったが、祭りの日が迫っていたので甚五郎は村人に藁人形を沢山作らせそれに息を吹きかけ働かせ三日三晩で造営した。完成が明け方だったので赤野(あきの)観音と呼ぶようなった。
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ゴズテンノウ
1983年 愛媛県
社地が売りに出されて、その買主がそこを畑にした。すると山からしばしば石が転げ落ちたり、死人が出たりした。天王社の祟りであるとされ、畑として耕作することをやめた。
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カメイシツルイシ
1956年 宮城県
亀石は佐藤氏屋敷、鶴石は内海氏屋敷にあった。年々成長するという。
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ダイジャ
1991年 香川県
村人が竜王神社に雨乞いすると、小さい蛇が出てきたが、村人舘は小ささを不満に思ってあざけったところ、たちまち大蛇に変身し、尾は向かいの谷に、頭は社の大松にあごをかけていたという。
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