国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

オオヒヒ
1977年 岐阜県
昔、保月の宮で大ヒヒが暴れて毎年娘たちを奪って食った。保月の宮には犬塚があり猟犬を連れて行くと猟がうまくなるという。

類似事例(機械学習検索)

ゴシンタク,サトミヤ
1931年 長野県
里宮は鎌倉時代からあったが、荒れてしまっていた。延宝か天和のころに冠者殿宮を造営しようとした時、山から切った木材を運ぼうとしても動かなかった。里宮の祟りだと思い伺いをたてると「我が宮を建ててから彼の宮を建てよ。神は逆礼を受けない」という御神託があった。その後、旱魃のときに里宮に願をかけると、5月27日の午の刻に雨を降らすというご神託があり、その後雨が降った。
類似事例

ヒヒザル
1991年 愛媛県
鉄砲名人の孫八は、本殿太場のヒヒ猿退治を頼まれ、ヒヒ猿を鉄砲で撃ったら、ヒヒ猿は岩になってしまった。ヒヒ岩といわれている。
類似事例

ヒヒ
1966年 静岡県
見附の天神様では、毎年若い娘を一人ずつヒヒに人身御供にしていたので、しっぺ太郎という犬に頼んで退治してもらった。しっぺ太郎はヒヒを追って行って、熊村の観音山で退治したので、観音山にはヒヒを祀っている。
類似事例

ヒヒ
1991年 愛媛県
昔、ヒヒが暴れたので、孫八という猟師が退治することになった。ヒヒは寺に逃げ、釣鐘を盾にして鉄砲を防いだが防ぎきれずに、山の上で死んだ。鉄砲の弾のひびがはいった釣鐘があったが、戦時中に供出されてしまった。ヒヒが死んだところにはさるま天神サルマテンジンが祀られている。
類似事例

(ゾクシン)
1971年 山梨県
猟に関する俗信。猟の時には梅干を嫌う。猟の朝に本人や妻がご飯を落としたりすると猟があるといってよろこぶ。
類似事例

キツネ
1963年 岡山県
猟犬が狐をいつまでも追いかけていると、馬鹿になってしまう。
類似事例

サカナ,リュウグウ,ネインヤ
1934年 鹿児島県
亀の子を助けた男が、親亀に礼をされ、ネインヤ(龍宮)へ連れて行ってもらう。そして龍宮の神様の娘を嫁に貰った。しかし、妻が魚の化身であると知ってしまい、妻に去られ、おまけに貧乏になってしまった。
類似事例

ヒヒ
1990年 秋田県
ヒヒの憑いていた子供が、1人でしゃべったり魚をもってきたり鍋に糞をしたりするので、その子を責めると火事になった。ヒヒが火をつけたという。
類似事例

カッパ
1930年 福岡県
今の水天宮のある辺りにて水浴びをしている人の中で、一人だけ引かれて餌食になる。水天宮が出来てからは、引かれなくなった。
類似事例

ヒヒ
1955年 静岡県
ある人が猪狩りに行ったら、猟犬がそばから離れない。変だと思って見わたすと、向こうの岩の上に白髪の婆がいて、アーアー言って髪を撫でていた。ひひというものだそうだ。ヒヒはは猿の年を経たやつだという。
類似事例

ダイジャ,ウワバミ
1963年 千葉県
猟犬が吠えて眠りを妨げるので、その首を切った。首は飛んでうわばみに噛みついた。大蛇に狙われていた命を犬に助けられたこの男は、うわばみ(毒蛇)を倒した。忠犬の体を埋めたところを犬塚とよぶ。
類似事例

ヒヒ
1970年 岐阜県
ホコラにヒヒがいて村の娘の人身御供を毎年要求した。悪源太義平は娘になり代わって輿にひそみ、愛用の太刀祖師野丸でヒヒを退治したという。後年、隣村の代官が刀をだまし取ろうとすると屋敷が電光に包まれて揺れたという。
類似事例

ワラノミヤガアルタ
1969年 福島県
藁の宮が田の中にあるので、そのまわりは草も刈らないというところがある。
類似事例

(カミガシンセンヲタベルコト)
1985年 福岡県
白鬚神社では、毎年9月9日の宮座祭の際、オゴクウを桝形に盛って神前に供する。このとき、まるで刃物で切ったように真半分だけ無くなる。神が聞こし召したのだといい、ここに宮座祭を始めるという。
類似事例

キツネ
1970年 福島県
清六という人が子狐をとってきて狐汁にして食べていた。外で「うまいか清六」といったので、「うまいから、にいさんも入って食え」と言ったら、乳飲み児をさらっていってしまった。子どもは食われてしまったという。
類似事例

ヒヒ
1958年 香川県
ネゴヤで火を焚いているとヒヒがやってくる。火のそばへきて金玉を広げる。そこへ真っ赤に焼けた石を投げ込むと悲鳴を上げて逃げていった。後を追うと山でヒヒが死んでいた。
類似事例

リュウグウ,ダイジャ
1930年 神奈川県
昔、貧乏で正直な葱売りの男が龍宮から美しい姫を嫁にもらった。国司がその妻を奪おうとして無理難題をふっかけたが、最後は姫が大蛇になって国司の首を絞め殺した。大蛇はそのまま龍宮に帰り、男は元の葱売りに戻って揖請をすごしたという。
類似事例

カワウソ
1998年 富山県
カワウソの宮と称されていた神社の御神体は観音像である。
類似事例

キツネ
1987年 山形県
宮外沢にはキツネが多くいて人に憑くといわれ、みな近づかなかった。
類似事例

テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
孫ジイさんが神がかりになって自分の頚を絞めた。水天宮だと名乗り、別の神を祀っていることを戒めた。その後ジイさんは元に戻り、治療をし始めた。17日は水天宮の命日で、この日に神がかりになった人の口から、水天宮が外の神と共にこの家に来たと告げた。
類似事例

アイヤミ
1967年 高知県
妻が妊娠中に、猟に行っても獲物がとれない。つわりのときは良い猟ができる。妻の妊娠が猟の獲物を左右することを、アイヤミという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内