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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヘビ,ヌシ
1936年 岐阜県
ある夜半に異様な物音がして石の混じった大雨が降ったので易者にみてもらったところ、池で鉄器を洗われた為に鉄器を嫌う主の大蛇が逃げたためだと言われた。そして十三塚を造ればよいだろうと言ったのでそれを造った。

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(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
竈は北向きに造らない。造ると家が滅ぶという。
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ウブガミ,ケンムン
1981年 鹿児島県
産神の難を避ける呪法である。赤ちゃんが生まれると同時に軒先に包丁や鋏などの鉄器類を差す。ケンムン(木の精)などの妖怪に運命を左右されないためだという。また、赤ちゃんを「かわいい」と言うと、魔物に奪われてしまうとも言われる。
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(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
瓢箪で造られた柄杓は雷除けになるという。
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イケノヌシ
1973年 石川県
蛇の池には、池の主として蛇が住んでいるという。池に石を投げ入れると、必ず大雨になるといわれている。
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キュウゴサン,ユメマクラ
1989年 栃木県
家戸主が大工になりたての頃、今の家を建てるのにツカの造り方がわからずに困っていたところ、祖父にあたるキョウゴさんが夢枕にたって造り方を教えてくれたという。
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オトコイシオンナイシ
1956年 宮城県
十三塚の東にあり、男石は畑中にあった。お互いに往来し、子持石もある。
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(ゾクシン)
1991年 茨城県
間野では諏訪様の前に石橋がかかっていたので、石で橋を造ってはいけない。
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ミズガミ
1933年 岡山県
山にある大きな池の側に水神を祀ってある。この池で魚を獲ると大雨が降るという。
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イケノヌシ
1967年 富山県
夫婦池の主は女だと言う。若者が後をつけたら、泉のところで消えてしまったと言う。浅生のかま池の主と、地下で連絡しているのだと言う。
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ナンソボウ,ハチタロウ
1928年 秋田県
十和田湖の主である八太郎のところに怪僧南祖坊がやって来て、湖をわたせと言った。両者は戦い、八太郎が負けた。米代川をせき止めて新しい湖を造ろうとしたが、山の神に石つぶてを降らされて八太郎は再び逃げた。そして遠く八郎潟に逃げて主となった。
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ヤマガミノホコラ,オオカミ
1937年 福島県
山神の祠を造り替えて狼の害より逃れた。
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アマノジャク
1969年 山形県
猿倉山の頂上には石が散乱している。猿が多く集まり、倉を造ろうとしたのだと言われる。あるいは、昔、神々が一夜で山寺を建てようとしたが、天邪鬼がにわとりをまねて暁を報じたため、神々は夜明けと思って寺造りをやめ、どこかへと去ったので、その石であるとも言われる。
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ダイジャ
1988年 奈良県
岡寺の境内の竜蓋池は、義淵僧正が大蛇を退治した池。旱魃の時には池の中央の石を動かせば雨が降ると言われている。
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ダイジャ
1954年 新潟県
沼地がありそれは三盃池と呼ばれた。この池は別名大蛇池であり、主である大蛇は退治された。しかしその毒気は消えず、ほとりでサンバイサンバイと唱えると水面から泡が出てきた。
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ヤマノカミノタタリ
1957年 愛媛県
山の神を祀らない祟りで14軒全部焼けた。易者にみてもらったところ、神の住まいである石グロの上に伐ったものを積んでおいたので祟られたということであった。
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センジュカンノン
1929年 東京都
嵯峨天皇の頃、弘法大師が山籠の為山口村貯水池辺りを通過の際、樹の下に休んでいる白髪の老人にあった。「我はこの山の主で行基菩薩が感得して造り出した千手観音だが、風雨にさらされているので堂を造りたまえ」と述べ、その霊感をうけて大師は樹林の中に千手観音をみつけると、草堂を造った。(山口観音縁起)
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カッパ,オホシサマ
1931年 熊本県
ある易者が子供に向かって15になると河の殿に引かれるぞと言った。脱れる法を峠に住む赤と青の装束を着た2人に尋ねると、易者にそのようなことを言うなと伝えろ、とだけ言った。15の年になった子供は、茶を飲んで遅れて川に行ったため、河童に取られなかった。赤青の装束の人はお星様であり、その加護によるものだった。
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ダイジャ
1984年 山梨県
滝戸山の大蛇が、週に1度大雨を降らせていた。ある時、猟師が煙草のヤニを大蛇の口にねじ込んで大蛇を退治してしまい、雨は降らなくなった。
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カッパ,ダイジャ
1964年 鹿児島県
昔山手にあった池の主の大蛇が、毎年18歳になる娘を所望したので村人はそれを避ける為餅を18個池の主にささげた。これ以来大蛇は娘を所望しなくなった。これがガラン社の餅の由来である。大蛇の代わりに河童の伝承もある。
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ガマ,オクリカンキリ
1980年 鹿児島県
薩摩藩の相良市郎兵衛は造園が得意で、鹿児島で庭園を造っていた。泉水を掘ろうとしたところ、下から水が湧き出てきたので、休憩をとることにした。すると池の中には百数十匹の蝦があふれていたという。それを干したものをオランダ人が見たところ、それは薬のヲクリカンキリだと言ったという。
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ヤマノカミ,オイタアマ,ロウバ,イケノヌシ
1983年 岡山県
尼ヶ山の山頂には池があり、その池の主でもある山の神は、老いた尼の姿をしているという。ある年、日照りが続いて稲がみな枯れそうになり村中で心配していたところ、一人の老婆が現れて、自分を祀れば雨を降らしてやろうと言った。村人がその老婆の姿が見えなくなった池に祈ったところ、大雨が降った。今でも、日照りが続くとこの池に雨乞いをするのだという。
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