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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

イチマブイ
1992年 沖縄県
死ぬ前にどこかに歩いていくのを後から見た。その人は2、3日後に死んだ。魂が歩いていくのを見たのである。これがイチマブイである。

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ヒノタマ
1986年 愛媛県
人が死んだ後に火の玉をよく見るという。
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タマシイ
1977年 山形県
死者の近親者が、死ぬ2、3日前に魂がよびにくるといい、夜玄関に魂が来ることがある。
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タチナキ
1940年 福島県
犬が長く尾を引いて鳴くことをタチナキという。犬が何かの魂をみたときに鳴くのだといわれている。また、人魂を見たり、死ぬ人の魂が飛んでいくのを見ると鳴くともいわれている。
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オバアサンノレイコン
1993年 福島県
昭和62年2月、病気をしていたはずの隣のお婆さんが歩いていた。声をかける間もなく、人影は家の方に歩いていった。3日後におばあさんは亡くなった。おばあさんの霊魂が家に帰るところをみたのかもしれない。
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キツネ
1980年 新潟県
前を歩く人をいくら追いかけても追いつくことができなかった時、遠くで見ていた人の話では、きつねが前を歩いていたという。
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チイサナボウサン
1966年 群馬県
夜にいろりばたで世間話をしていると、ふと話がとぎれたのか、前を見つめていると、小さなお坊さんが目の前を歩いていった。驚いて家の者に指さして教えたが、誰にも見えなかった。2,3日後、自分の妻が亡くなった。
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オンリョウ
1975年 鹿児島県
陸軍司令部からの帰りに、山道で美しい女性に会った。どこに行くかと聞いても答えず、前を歩いていった。こちらを見て微笑した後、見失ってしまった。後を追って、出会った子供に聞いたが、そんな女は見なかったと言い、老婆は運が良かったと言った。
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ヒダマ
1958年 宮崎県
3日前、3年前、死ぬその時などに死ぬ人の火玉が近親者のもとにやって来る。
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キツネ
1972年 千葉県
戦争中のこと。歩いても歩いても家に帰り着かなかった。狐に化かされたのだろう。
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キツネ
1998年 福島県
夜、山を歩いていたら何度も同じ場所に出てしまう。3回くらいして、狐が馬鹿にしているのだと思い、腰をかけて考えた。そうしたらどこにいるのかがわかった。
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カラス
1972年 三重県
烏が一声鳴くのは人が死ぬのは人が死ぬ前兆。
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タヌキ
1971年 高知県
山に向かって歩く狸を始めて見た。後ろから呼びかける者がいたが、誰かと聞いても返事をしない。一人で歩いていると、マントを着て前を歩く大きな人がいた。いくら歩いても追いつかなかったが、急に姿が見えなくなった。すべて狸の仕業だろう。
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ヒトツメ
1989年 東京都
ある男が歩いていると背中を撫でられた。はっとして後を見ると、「1ツ目」がじっとこちらを見て立っていた。
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タマシイ
1964年 滋賀県
魂は死ぬ2、3日前や、死後にも飛ぶ。
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シシャ,リョウ,ナガレボトケ
1949年 愛知県
死んだ人の話をしたり、聞いたりすると漁が多い。不幸は漁師にはいいものという。流れ仏が南へ流れていくのを見ると大漁だが、北へ流れていくのをみるとよくない。
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シンメイサマ
1964年 福島県
ばあさんの死後は信心する者がなくなって神棚にあげておいたら、しんめいは歩くのが好きな神なので、隣3軒ぐらいは歩かせねばならないといった。約1年後、富岡町の人が信仰したいからと持っていったが、その人の死後また帰ってきた。その後金房村の人が借りていき、現在は北海道の辺りをまわっているという。
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キツネ,ヒノタマ
1976年 山形県
夜遅く歩いていると狐に化かされる。夜道を歩いていたら、狐が現れて逃げていった。少し歩いていたら、提灯のような火の玉が現れた。驚いて逃げ、それからは村の人たちは夜遅く歩かないようになった。
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ヒノタマ
1968年 岡山県
人が死ぬ直前火の玉が屋根棟から西の方へふわふわ飛んでいくのを見たと言う人も多い。
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アマビト
1956年
人が死ぬ前にその魂が歩くといい、時には戸を開けるような音をさせるといわれる。その霊をアマビトという。
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ショウネンダマ
1952年 兵庫県
47年前の6月25日か26日の夕方、表で「ショウネンダマだ」と叫んでいるのが聞こえた。見に行くともうなくなっていた。青白い尾を引いたものが埋め墓の方に飛んでいったという。そんなものあるはずがないと言っていた祖父が7月3日に卒中で死んだ。
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タマセ
1983年 埼玉県
人が死ぬ1週間前くらいに烏が元気よく鳴いて魂を見せることがある。火の玉で長く尾を引いてフラフラ飛ぶ。魂が出るのを烏にはわかるのだという。
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