(ゾクシン) 2002年 香川県 オハケの竹を立てると、神様がそれを伝って降りてくるといわれている。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1972年 長崎県 棟上げの時、屋根の上に飾った布を妊婦が腹に巻くと、安産になるという。
類似事例 |
|
タノカミ 1983年 茨城県 正月に居宅の前に竹ざおを軒端より高く2本立て、空臼を3回搗くと天から田の神がそれを伝って降りてくる。お米がないから田の神に降りてきてくださいというわけではないか。
類似事例 |
|
テン 1941年 新潟県 夜間寺の方が外出されるような場合には、農家の屋根や木の枝などを伝いながら、後になり先になりして送り迎えした。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1974年 滋賀県 囲炉裏で松の木をくすぶらせると、この煙で福の神が降りてくるといわれている。
類似事例 |
|
カミ 1978年 東京都 1人前のウカガイになると神の姿が見えるようになる。和田の山の神は蛇の姿、大沢の山の神は小さい蛇、もう1つの山の神は嫁いだ身で大きな腹をしている。村境の道睦神は火の神でもあり、後光が差している。オズスナ様(産土神)は不動の姿をしている。
類似事例 |
|
セコ 1985年 熊本県 春彼岸に山から降りて来て、秋彼岸に川を伝って山に帰る。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1975年 愛知県 山の神に関する俗信。カシの木の古いカブタには、山の神がいるといわれている。山の神は春には田に降りてきて田の神になり、冬には山に登るといわれている。山の神は女神であり、怒りやすくてけちだといわれている、など。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1941年 長野県 紫の割り羽織をきた若衆姿で山の神が山の中を歩き回っていたという。ただし、赤石より遠山寄りの方では、一般と同じで山の神は女性の姿だと言っている。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1982年 新潟県 川のたもとに姥神様がまつられている。関の姥神信仰からみると、これも村の入口の守り神と見られる。
類似事例 |
|
イナリコウ,イナリサマ 1977年 神奈川県 稲荷講の日に箸を3本組み立てた上にオハチの蓋をのせて唱えごとをすると、蓋が動き出し、稲荷さまがくるという。
類似事例 |
|
テング 1969年 愛媛県 石槌山に一番の登頂をしようと朝早く登って行くと、上から男の子を肩にした若い美男子が白装束姿で降りて来た。挨拶をしてすぐ下を見ると男の姿はもうなかった。山の神は人間の一番のりを許さず、家来の天狗に邪魔させるのだという。
類似事例 |
|
オニ 1981年 和歌山県 鬼が家に入ろうとして、屋根から自在鉤を伝って入ってくるので、大晦日の晩には大火を焚く。そうすると鬼が囲炉裏にはまって死ぬ。
類似事例 |
|
カッパ 1968年 群馬 栃木 茨城 千葉県 カッパは水神の姿で零落した姿である。利根川中流域では亀に似た姿で考えられていて、馬を引き込もうとして捕らえられ、子供を引き込まないという約束で放してもらった話が伝わっている。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1961年 静岡県 山の神は女であるという。昔、ある人が山の神の社の前を薄暗くなってから通りかかると、ボヤを背負った17、8才の美しい少女に出会った。声をかけたが何もいわず、山の方へ姿を消してしまった。これは山の神の化身で、この人を試すために姿を現したのである。
類似事例 |
|
ユウレイ 1989年 長野県 幽霊は、恨みを持った魂が出てきた姿である。一般的によく言われている姿で、お墓や暗い道や森に出る。
類似事例 |
|
ケムン 1992年 鹿児島県 村役場の裏にある道をケムンが山と道を往復する姿が見られた。移動の時は、役場の横を流れる川を伝っていた。海一週間、山一週間などと言っていた。
類似事例 |
|
オニ 2000年 普通ではない姿をした鬼になるために、顔を赤くすることがよくある。鉄輪を頭に置いたり、番人の姿をすることもあるが、いずれも人間離れをした恐ろしい姿である。
類似事例 |
|
テング 1936年 岐阜県 鞍馬山の天狗に使われた60歳位の老人がいた。ある時忽然と現れ鉱山で寝ないで働いていた。また病人にはその原因を告げた。鉱山廃止の際に鞍馬に戻るといって姿を消した。天狗も現れたが、その姿は束帯姿だと言う人と山伏姿だと言う人がいる。
類似事例 |
|
ナモミタクリ 1960年 岩手県 ナモミタクリは山の神で、泣く子を取っていって食うと言われている。正月だけ山から降りてくる。
類似事例 |
|
ユウレイ 1988年 長野県 幽霊とは、姿は見えず、音だけがするものである。
類似事例 |
|