ヤマノカミ 1935年 大阪府 峠の頂上の、山の神をまつった小さな祠に、ヘイをたくさんあげる。1月4日にあげる。
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ガマ,ケンムン 2001年 鹿児島県 このガマとケンムンは同じもので、ガマがケンムンになるという。
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ノガマ 1939年 高知県 葬式の際にハカに鎌を立てる。ノガマと呼ぶ。山で不意に怪我をするとノガマに切られたと言い、ノガマの魂魄が集まって山中を通るのに突き当たったからだという。
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ノガマ 1976年 徳島県 祖谷山では埋葬した墓の上によく鎌を立てる。これをノガマという。また山で仕事をしていて転び、切り傷などができるとノガマに切られたと言う。ノガマは埋葬してしばらくは墓の上に置くが、始終山野を飛んでいると言う。ノガマに切られたときの為の呪言がある。
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ノガマ 1941年 徳島県 何もないものの大怪我をした時に、ノガマに喰われたという。
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ヤマガミ 1935年 大阪府 1月4日は山入といって、朝、山に行き、ヘイを山神にささげる。
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ノガマ 1985年 愛媛県 ノガマは四国一円に伝承される妖怪で、刃物で切ったような大怪我をすると「ノガマに切られた」などと言う。松山地方では、石垣や大石の影にノガマがいるので近寄るなと言う。ノガマにやられると、冷気を帯びた風が吹き冷たいと感じ、足元が急に痛くなり鋭利な刃物で切られ、血が吹き出す。
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ノガマ 1985年 愛媛県 宇和地帯ではノガマにやられても出血しない。ノガマは風にのってやってきて人間の生き血を吸っていく魔物だからだという。三間町音地では野山に捨てたノガマになり憑くと考えられていた。
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ヤマノカミサン 1961年 鳥取県 2月9日に木地屋や炭焼が山に入ると山の神さんが木と夫婦にしてしまうといって山へ行かない。
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チ,アカイカミ,アオイカミ 1999年 栃木県 「赤い紙、青い紙、どれがいい?」と聞く人に出会ったとき、「何もいらないと答えればいいのに、「赤い紙」と言うと血だらけにされ、「青い紙」と言うと血を抜かれるという。
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アカイカミ,アオイカミ,キイロイカミ 1999年 栃木県 「赤い紙、青い紙、黄色い紙、どれがいい?」と言う人に出会ったとき、「赤い紙ください」と言うとナイフで殺される。「青い紙ください」と言うと首を絞められる。「黄色い紙がいい」と言うと、全身黄色くなる病気になるという。「何もいらない」と言うのが最も良い。
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ヤマノカミ 1967年 大分県 カゼをひいて熱がでた時は、山の神にカゼ熱全快のお願いをたて、熱がひいたら山の神のある場所以外の土地の土を一握り竹の皮または紙に包んでお礼参りをする。
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サカサダケ,ソメワケダケ 1949年 新潟県 染分け竹と逆竹というものがある寺がある。染分け竹は半分が白く半分は紫である。逆竹は、義家の箭を地中に植えるとそこから生えてきたものだといわれる。この他に台湾の逆竹の伝説も紹介する。
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トイレ 1986年 東京都 小学校の一番端のトイレに入ると「何色の紙がほしいか」と聞かれる。赤い紙と答えると血だらけになる。青い紙と答えると首を絞められて顔が青くなる。白い紙と答えると何もされない。
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ノガマ 1976年 愛媛県 石垣や大石のある所にはノガマがいるという。ノガマに近寄ると冷たいと感じ、しばらくすると足下が急に痛くなり鋭利な刃物で切られて血が噴き出すという。どのような姿かは分からない。
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テング 1982年 群馬県 山の神は天狗。
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タケ 1936年 島根県 昔、神社の傍の竹を切って男が病気になったので、紙で花を作り神社に奉納するとよくなった。
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サカバシラ,ヤナリ,(ゾクシン) 1916年 岐阜県 逆柱をたてると家鳴がするという。
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オニノホネ,オンノホネ,ムシヨケ,タケ 1950年 長崎県 正月2日にオンノホネ(鬼の骨に見立てた餅)を焼く。この時に竹を焼くが、焼いた竹を伐ってきた竹藪の竹はこの年虫が喰わないという。
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ヤマノカミ 1977年 神奈川県 1月17日は山の神の祭りの日である。この日は山仕事を忌み、竹で作った弓矢を山の神に供える。
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ノガマ 1983年 愛媛県 ノガマは石垣や大石の影にいるので近寄ってはいけない。ノガマにやられると冷気をおびた風が吹き、足元が急に痛くなる。刃物で切られたようになり血が吹きだす。
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