サンキチサン 1980年 秋田県 三吉さんは武勇に優れた力持ちで、大砲を両手に抱えて歩いたりした。
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サンキチサマ 1977年 秋田県 戊辰戦争のとき、三吉様が両脇に大砲を抱えて突進し、南の空に雪が降っているように見せて官軍を助けた。
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ヤマオトコ,サンキチ,ミヨシジン 1930年 岩手県 三吉神社に祭られている神様は明治の中頃から霊験あらたかな荒神・軍神として青年男女の参詣が多い。この神様はもと秋田の山男であったと言われ、痩せ型の若い男の姿となって現れるという。秋田に角力が立ったとき、鳥谷ヶ崎という相撲取りと三吉が勝負したが、三吉が負けた。その後、三吉は鳥谷ヶ崎のあとをつけて遂には殺してしまった。日本一を名乗って秋田に入ると必ず三吉が現れ、そのものを倒すという。
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フジ,ダイジャ,ヘビフジ,ヤマトタケル,ミナモトノヨリヨシ 1956年 宮城県 白鳥神社の祭神は日本武尊。境内に、今も二条の大藤がからみつく大欅がある。源頼義父子は前九年の役に際してこの境内に宿陣し、夢に祭神が現れ大勝した。戦いの初め、官軍が苦戦した時、この藤が二頭の大蛇となって敵を敗走させたという。
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サンキチサン 1924年 秋田県 三吉ワラワミコは普請のとき一夜のうちに山から材木を運搬してくれたり、維新の戦争では徳川軍に空から大砲をうったりしたという。
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サンキチサン 1980年 秋田県 三吉さんはものすごい力持ちで、1丈も2丈もある大男だった。
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サンキチサン 1924年 秋田県 羽後地方には秋田三吉さん信仰がある。三吉さんという神様は時々児童の姿となって現れる。ある相撲取りに飛び入りで勝負を挑んだ小丈の若者は青丈を手でひねって腰に巻くような強力だったが、相撲取りが全力を出すとさすがの若者もたぢたぢとなり、悔し紛れに顔を赤くし、額から小角出したという。これは三吉さんである。
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カミサマ 1932年 岩手県 満州事変のとき、神様が戦地へ出征した。人々は神様を馬に乗せて戦地へ送った。
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サンキチサマ 1987年 山形県 太平山の神様は荒神様で三吉様。杉沢集落のロクノジョウという大男は米1俵を担いだまま山越えする途中に雉を追いかけたほどの力持ちだったが、秋田の相撲大会で勝っていい気になって風呂に入っていたら、小僧が来て風呂桶ごと持ち上げられて掃除されて驚いて、びっくりして夜逃げして帰ってきた。その小僧は三吉様の化身であった。
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ビシャモンサマ 1993年 岩手県 日露戦争のとき、おじいさんの属していた三個師団が荒野を前進していると、前に毘沙門さまが立ちはだかっているような影のようなものが見えて、みんな驚いた。そのおかげか三個師団は助かり、恩賞が貰えた。
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(サンキチ) 1981年 秋田県 出羽秋田の山中に住む三吉は神通力がある。ある時三吉が船に乗り、船頭が船賃を要求すると、三吉は少し待てといって走り去り、すぐに帰ってきて船賃を払った。三吉がいうにはここから5里ほど離れた角館までいってきたという。
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タヌキ 1934年 香川県 寺の禿さんが日本軍が苦戦しているところに小豆を持っていって、一粒を一兵と見立てて協力した。手柄を残すための古巻物には、禿さんの姿が描かれている。この人にも勝る忠誠が神に祀られた由縁である。
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(サンキチ) 1981年 秋田県 出羽秋田の山中に住む三吉は神通力がある。ある時三吉が船に乗り、船頭が船賃を要求すると、三吉は走り去り、すぐに帰ってきて船賃を払った。彼によると5里ほど離れた角館までいってきたという。疑う船頭に三吉は袂から女の手を出す。この女は角館で強欲な商いをしていたので引き抜いたという。
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ジングウコウゴウ,スミヨシノカミ,フナダマノカミ 1935年 千葉県 房総では船玉神として住吉の大神を祀る。神功皇后が三韓征伐の際に住吉の神を祀り、諸神が神功皇后を助けて順風を起し、三韓を征伐したために、帰国の後に摂津住吉に三神を祭った。以来船玉様として住吉の大神を祀る。
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ジングウコウゴウ,スミヨシダイミョウジン,リュウグウ 1974年 福岡県 神功皇后が三韓征伐に向かう際、筑前国香椎において住吉大明神が翁姿で現れて、異国征伐には竜宮の干珠満珠を借りればよいと進言する。神功皇后が借り方を聞いたところ、翁は磯鹿島の安曇磯良という者を召し出し、竜宮に行かせればよいという。そして磯良は細男の舞を好むので、それを舞えば自らやってくるという。皇后は誰が舞えば良いか尋ねると、翁は供奉の者に楽を演奏させて、翁は立って舞った。すると磯良が舞人の姿で亀に乗ってやってきて、翁と共に舞った。皇后は妹の豊姫を磯良に伴わせて竜宮へ行かせて、かの2顆を借り、三韓を降伏した。
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サンキチサマ 1959年 秋田県 柏戸が来た時、三吉様を馬鹿にして拝まなかったら、三吉様が若者の姿になって、祭りの相撲にやってきて、青竹をばりばり踏み潰して飛び入りしてきた。柏戸は驚いて宮城との県境まで逃げた。今でも相撲が来ると三吉様に参る。
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サンキチサン 1924年 秋田県 三吉さんは稲庭生まれで、元来小さかったが力が強かった。長年奉公先でつとめたため、主人は暇をとらせ、お前の力で持てるだけのものを与えようと言った。翌朝主人が起きてみると自家の稲が二束しかない。あとは三吉さんがすべて背負っていったのであった。
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タカイハラヤマノカミサマ 1970年 福島県 昔、戦争があって、高井原山の神様が飛んできたが、「エボシ石」にぶつかって、はばきが切れてしまい、戦争へいけなかった。そこで人々は村の高い所にはばきを祀って高井神社とした。
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ジゾウソン 1936年 島根県 武士が寺に詣でると、坊さんがお前は戦で死ぬはずだが助けてやると言う。長州征伐で内戦になったとき、矢に当たったと思ったら、前に地蔵尊が立っていた。
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キノコ 1963年 群馬県 敗戦近くの頃、上州一ノ宮貫前神社の欅の神木に蛙の形の茸が生え、神木に宿る軍神が怒って現れたものと言われた。さらに、大戦果時には大きくなり、玉砕などの時はしぼんだとか、敗戦直前には蛙に蛇が巻きついた形になったなどという話にまで発展した。
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