ヤマヒト 1993年 秋田県 駒ケ岳に2人で登ってひとりが死に、ひとりが行方不明になる。カメラを持っていたために、山人の怒りを買ったと言われる。
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ムクイ,イヌ 1974年 2人の男が主人の犬を殺して食べたところ、犬のような行動をとるようになった。ひとりは狂い死にしたが、もうひとりは祈祷により快気した。
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シビト,ナガレボシ 2003年 山梨県 流れ星が海岸寺の近くに通ったら、死人が出る。
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ボチデコロブ,(ゾクシン) 1915年 栃木県 墓地で転ぶと3年のうちに死ぬといわれている。
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キツネ 1938年 長野県 3人で蛍をつかまえに行くと、ひとりが狐に化かされて沖のほうへ行った。家のものが探しに行くと、柳の下で寝ていた。
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アキゾウヌシガフチ,バケモノ 1967年 福島県 弘源寺の近くを顕蔵主淵という。この近くに浪人夫婦が住んでいたが、弘源寺の僧が、その浪人の妻に懸想して何度も言い寄ったが、婦人は応じず、夫に告げた。怒った浪人は僧を切り殺し死体を川岸に捨てた。その後浪人がこの川岸を通ると、化けものが浪人の前に現れ、その後気が狂って死んでしまった。これは僧の祟りだといわれた。
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タタリ 1974年 愛知県 荒神だからと止めるのも聞かず、津島・戸辺両社が祭りで流した御葭を見に行ったところ、急に寒気がして足が動かなくなった。やっとのことで家に帰ったが高熱が出て、ひとりは6日後に、もうひとりは一時回復したが1年後に死んだ。
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ヤマヒト 1993年 秋田県 カメラを持って山に入った2人の男がいた。悪天候で行方不明になり、ひとりは遺体で発見されたが、もうひとりは見つからず、ゲートル1本とカメラの三脚のうち1本が発見されただけであった。山人になってしまったのだと言われた。
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キツネ 1979年 岐阜県 狐を鉄砲で撃つと、化けたり祟ったりする。
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アズキトギ 1937年 新潟県 糸魚川の言葉にアズキトギがある。夏になると海岸で男女の野合がある。これをかく読んでいる。海岸は小砂利浜なので、ザクザクというその音から来たものである。
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カッパ 1961年 岩手県 昔、大淵でよく河童に砂をかけられた。今年も1匹淵にいたという。子供みたいな形をしているが、見ている内にいなくなるという。夜ひとりで通る人を驚かすが殺すようなことはしないという。
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カキノキ,(ゾクシン) 1916年 千葉県 柿の木から落ちると3年たたないうちに死ぬ。
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キツネツキ 1971年 福島県 A氏のうちの方にお爺さんがいて、その人が狐憑きになった。そして、その人が夜にいなくなって山へ行ってしまった。みんなで捜したら、ミョウケン様の所にいた。そこで狐が子を産んでいたので方角違いの山で鉄砲を撃つと憑いていた狐が離れて、その人は家に帰ってきたが、自分の鬚をうどんだと思って食べさせられていた。
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キツネ 1941年 秋田県 狐が山中で姉さんに化けて糸車を引いて火を焚いているのに、鉄砲を撃っても笑っている。こういうときは、道具の方に鉄砲を撃つと良いという。
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ヘビ 1970年 長野県 池に大きな蛇がいた。その蛇を兄弟の鉄砲撃ちが捕りに行ったが、撃っても撃ってもはね返された。最後の一発近くにあったとっこを撃つと、蛇は首を捻った。すると池の水が湧いてきて大水になった。
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ヒトヨセンボン 2004年 京都府 一晩のうちに松が数千本生え、一夜にして林になったという。
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イワ 1976年 大分県 粟島神社の下には、注連をはった岩がある。元は海岸にあり1つの岩だったが、今は2つに割れている。海岸にあった頃は、毎晩その上に燈明が灯ったという。神の石で、乗ると腹を下すという。
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(ゾクシン),(シノゼンチョウ) 1933年 岩手県 墓でころべば3年たたぬうちに死ぬ。
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(ババギツネ) 1979年 岐阜県 人をだます。人の目にはみえない。手や扇の上に乗って、斬ろうとすると飛び去る。内藤四郎左衛門という人が、わが手に乗ったら手とともに斬ろうといったところ、そのような人の手には乗らないといった。
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(ゾクシン),(レイコン) 1933年 岩手県 坊主が来て枕経を読まぬうちは、霊魂は浮かばれぬ。
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オテッポウマツリ,テッポウ 1956年 宮城県 お鉄砲まつりで不発の鉄砲があると、その鉄砲撃ちの家に不幸がおこるといわれるので、鉄砲の整備には念を入れ、精進した。
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