スナマキタヌキ 1987年 奈良県 日が暮れて道を歩いていたら狸が砂をまいてきた。狸が体に砂をつけて木の上で体を振ると砂が落ちる、という話もある。
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キツネ 2000年 石川県 狐が人をだまして火葬場まで連れて行った。すると、誰もいないのに砂をまかれたので、その人はゾーっとしたという。
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キツネ 1992年 島根県 狐は夜、提燈をいっぱい並べて見せるいたずらをする。夜歩くときは消し炭を提燈に入れて歩くとよい。狐にいたずらされたら、その消し炭におしっこをかけると、ごまかされないという。
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キツネ(ゾクシン) 1920年 兵庫県 夜、新しい草履をおろすと狐が騙す。
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ムジナ 1972年 千葉県 ムジナは夜歩いている人に、上から砂を掛けてきた。昔の話。
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キツネ 1956年 宮城県 夜間,道のないところに道が通っていて,そこを歩いていくと土産物を狐にとられてしまうという話がかなりある。
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キツネ,アカリ 1972年 千葉県 夕方、狐が灯りをつけることがある。
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ムジナ 1972年 千葉県 ムジナは狸に似ている。夜道を歩いている人に砂をかけたり、月を別の場所に見せたりする。
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シクマダヌキ 1994年 京都府 山道を歩いていると、突然頭上から砂が降ってくることがある。狸の砂まきと言う。また、真昼間に急に目の前が暗闇になって身動きができなくなることがある。頭から顔中すっぽりと狸の金玉を被せられたのである。狸は古くなってくると、人を取って食うようになる。
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キツネ 1973年 岩手県 山に草刈りに行ったら急に暗くなり、向こうから馬の蹄の音がパカパカ近づいてきたので避けたが、音がするばかりで馬が来ない。狐の仕業だと思って砂を掴んで投げたら狐は逃げて、周囲も明るくなった。
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キツネ 1938年 鳥取県 夕方に新しい草履をはくと狐がだます。
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キツネ,キツネツキ 1980年 和歌山県 狐はよく人に砂をまいたものである。狐に憑かれると、タモトツボに狐の毛が付いている。
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キツネ 1989年 群馬県 町に行って夜の山道を帰ると、道を「あー深い、あー深い」などと歩かされたり、野だめにはめられたりする。狐の仕業。
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ハキモノ 1980年 和歌山県 夜に新しい履物をおろすと、狐に騙される。
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(スナマキタヌキ) 1918年 千葉県 狸が川砂を身にまぶして樹に登り、人が通ると身を振って砂を落としたという話がある。
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コリ(ゾクシン) 1927年 大阪府 特に夜歩いている時に、狐や狸に欺かれると怖いものである。
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キツネ 1976年 山口県 きつねは通行人に砂をかけたり、転ばせたりする。
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アシマガリ 1956年 夜道を行く人の足に綿のようなものがからみついて人を苦しめることがある。狸の仕業とも。
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スナカケババア 1956年 夜分、淋しい森で、砂をバラバラと降らせて人を嚇す。姿を見た人はないらしいが「婆」という。
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タヌキ 1936年 京都府 薮に狸が多く住む場所がある。人に美しい女を見せたり、砂を振りかけたり、障害物を作って通行の邪魔をしたりする。
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