国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

タキツボ,フチノヌシ
1930年 岩手県
志和の大瀧の滝壷の主は、1丈以上の大木は滝壷に引き入れてしまうので、どんなに長い大木でも「9尺、9尺」と叫ぶと無事に通過できる。

類似事例(機械学習検索)

オオヒトノアシアト
1927年 山口県
大人の足跡と言われる、長さ2丈4尺、横1丈8尺、深さ2尺1寸のところがある。
類似事例

エンコウ
1928年 島根県
明治21、2年の話である。滝壷の横の大岩の上に小猿のような動物が1匹いて、人を見て滝壷の中へ飛び込んだ。エンコウであるといわれる。
類似事例

オオヒトノアシアト
1927年 山口県
大人の足跡がある。周囲8丈9尺、高さ1丈5尺、窪みの長さは5尺6寸ある。窪みにたまった水で疣を洗うと疣が取れる。
類似事例

タキノヌシ
1977年 秋田県
神室山のオオタキの滝壷に物を落としても浮かんでこないから、人間は潜ってはいけないことになっていた。ある日潜水名人の坊主が潜ってみたら、滝壷の底に髪の長い女がいた。滝の主だろう。
類似事例

(ゾクシン),シャクトリムシ
1935年 栃木県
尺とり虫に尺をとられてしまうと、死ぬという。
類似事例

タキノヌシ
1934年 静岡県
昔、樵が雑木を伐っていた。その中の一人が滝壷に落ちた鉈を拾いに滝壷に飛び込んだ。水そこには美女がいて、ニッコリ微笑んだ。女は瀧の主で、自分がここにいることを口外してはならないと言って男を帰した。数年後、酒によってこのことを話してしまった男は、その瞬間に死んでしまったという。
類似事例

(ドクロ)
1982年 徳島県
元禄15年4月24日、阿波国勝浦郡大はら浦で千代が丸観音堂の修復を行った際、地中より長さ9尺8寸、高さ2尺9寸、奥行き3尺あまりの石櫃が出てきた。中には髑髏が2つと剣2本、刀、鉾、矢の根などが入っていた。髑髏は頭周り3尺7寸、頭から顎まで1尺4寸あった。
類似事例

(タケタカシマ)
1981年
長ヶ高島の島民はみな背丈1丈2,3尺有り、あるいは1丈6,7尺あるものもおり、手足が長い。昔、漂着した人が話したことである。
類似事例

オオミミズ
1976年 兵庫県
深山には大きな蚯蚓がいて、長さは1丈にもなるという。近頃丹波国柏原遠坂村で、風雨のために山が崩れることがあった。その時大きな蚯蚓が2匹でた。1匹は1丈5尺、もう1匹は1丈9尺5分あったという。
類似事例

オンナ,タキノヌシ
1989年 静岡県
天城湯ヶ島町の浄蓮の滝に樵が鉈を落したら、美しい女が滝壷から出て来て鉈を返してくれて、このことは誰にも喋るなと言った。うっかり喋ってしまったら、翌朝、その樵は滝壷に浮かんで死んでいた。
類似事例

ニュウドウボウズ
1938年 愛知県
入道坊主は見越し入道のことである。初めは3尺に満たない小坊主だが、近づくにつれて7尺・8尺・1丈と大きくなっていく。先にこちらから「見ていたぞ」と声をかけるといいが、向こうから言われると死ぬという。
類似事例

ヤマノカミサン
1961年 鳥取県
山の神さんは2月9日に木を植えて、10月9日に数えるので山へ行かない。
類似事例

カラトイシ,ウツクシイオンナ
1982年 新潟県
青白色で長さ1丈5尺、幅9尺もある楕円形で土の上に6尺ばかりも見えている大石が鷲ノ巣の上手の深い森林のがけの上にあって、カラト石とよばれていた。昔から、旧暦6月25日には一人の美しい女がこの石の上で赤い衣をほすと伝えられ、それを見た物は珍しい悪病にかかるといい、ふもとの村々では山止めになっていたという。
類似事例

カミ,タキツボ,クモノバケモノ
1955年 秋田県
三人兄弟の乳が病気になり、ならのカラナシが食べたいと言った。太郎が滝壷にたくさんなっていたのを取ろうとすると、「だんだ、とんのは」と叫ばれて滝壷に飲まれた。次郎が滝に行くが、水を飲もうとして吸い込まれた。三郎が行くと今度は蜘蛛の化物が出てきたが、これを退治した。すると左の鼻穴から太郎が、右からは次郎が出てきた。
類似事例

(オオニョウボウ)
1979年
身の丈7尺2寸で足の長さ1尺3寸、手の長さ1尺、力は男にも勝り白髭大明神の化身であるという江州出身の女がいた。
類似事例

コマ
1930年 岩手県
志和村の旧家に、外から足蹴の駒が駆け込んで庭でいなないた。食事をしていたこの家の娘が立ちあがって馬の背に乗った。馬は大瀧の淵へと飛び込み、戻らなかった。
類似事例

(ダイジャ)
1982年 山梨県
正徳6年閏2月9日、甲州八代郡園村の庄屋半右衛門女房28歳がにわかに、長さ9尺4寸の大蛇となった。領主や公儀による検分に及んだ。
類似事例

(ゾクシン)
1972年 岐阜県
山の神に関する俗信。山のコは1月9日、3月9日、12月9日に行い、この日は山に入ってはいけない。山の神の使は白ウサギだといわれていて、見ると祟りがあるという。
類似事例

〔セッキ〕
1978年 千葉県
安永9年12月12日夜、酉の半刻から戌の刻まで戌亥の方向から少し子の方向へ赤気が出た。下から見ると長さは凡そ9尺5寸、地上から5,6丈離れていた。関宿城中より見渡すと、色は朱色で、上下はぼんやりしていた。
類似事例

コテング
1954年 三重県
伊賀の西拓植には、樵が山から大木を川に流すとき、小天狗様に持ってもらって愛田神社を作ったと言われている。大木の長さは五十間もあったという。
類似事例

カワウソ
1931年 愛媛県
ある男が断崖の道を通りかかると、道の真中に大木のようなものが横たわっていた。またごうとすると高くなり、左に避けて通ろうとするとズラリと長くなり、右に行けば右に長くなる。カワウソが大木に化けて悪さをしたのである。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内