キシダケバッソン 1990年 佐賀県 「モグラにアタッタ」「カゼにアタッタ」と言って、犬猫が、腰が萎えたようになって立ち上がれないことがある。キンダケバッソンが祟ったためで、荒神さんの箒で撫でてやると良い。
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ヤマノカミ,ウマ 1967年 福島県 山の神が乗った馬はたいそう汗をかく。
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イヌガミ 1951年 徳島県 馬が急に暴れだして死亡した。その家族の1人に犬神が憑き「わしが馬を殺した」と言ったので、理由が判った。
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レイブツ 1975年 和歌山県 高野山奥の院の汗かき地蔵は、毎日巳の刻に必ず汗をかくが、なぜ汗をかくのかは分からないという。
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キツネ 1997年 青森県 油もの(餅など)を持って土手を行く途中、急に眠くなってその場で居眠りしてしまい、目を覚ますと油ものはなくなっていた。きつねの仕業。
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レイブツ 1975年 神奈川県 相州大山の不動尊が大いに汗をかいた時は、大地震が起こり、多くの人が死んだ。霊験あらたかな仏像は、その種類を問わず汗をかくというが、かつて不動尊が智興阿闍梨の病苦を代わって涙を流したように、人々の苦悩を憐れんで汗をかいて下さることは、本当にありがたい。
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フドウサン 1983年 茨城県 村に何かあったときに、石で出来た不動さんが汗をかく。何もないときはさっぱりとしている。
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レイブツ 1975年 奈良県 霊仏が汗をかき、善悪のきざしを示すことは少なくない。生駒山般若窟の不動尊は汗をかいて、災いが起こることを前もって世に示した。
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キツネ,(ツキモノ) 1988年 長野県 キツネが人に憑いたことがある。憑かれた人は、油揚げを食べたがったり、また油をなめたりしたという。
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ミサキカゼ 1933年 山口県 ミサキカゼとは、魔風のことである。脳溢血で倒れた人などもミサキカゼに当たったと言うことがある。
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ミ 1939年 福島県 馬に野送りさせるとき以外には、馬に箕で食べさせるなという。
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ネズミ 1928年 大分県 鼠が油つぼに尻尾を入れて油をなめていたが、油がなくなると自分の尻尾を食べだした。尻尾がなくなったら足を食べ、足がなくなると胴を食べ、最後は頭まで食べてしまった。
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ミサキカゼ 1956年 ミサキカゼという悪い風に行きあうと、急に悪寒を覚えたり、倒れて病気になったりする。ミサキカゼというのは、神のたたりではないが、妄念をのこしている人の亡魂のことで、秋田や山形庄内地方でも、突然の横死者に対してかつて同じようなことが言われた。
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ミサキカゼ 1956年 ミサキカゼという悪い風に行きあうと、急に悪寒を覚えたり、倒れて病気になったりする。ミサキカゼというのは、神のたたりではないが、妄念をのこしている人の亡魂のことで、秋田や山形庄内地方でも、突然の横死者に対してかつて同じようなことが言われた。
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ミサキカゼ 1956年 ミサキカゼという悪い風に行きあうと、急に悪寒を覚えたり、倒れて病気になったりする。ミサキカゼというのは、神のたたりではないが、妄念をのこしている人の亡魂のことで、秋田や山形庄内地方でも、突然の横死者に対してかつて同じようなことが言われた。
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ミサキカゼ 1956年 ミサキカゼという悪い風に行きあうと、急に悪寒を覚えたり、倒れて病気になったりする。ミサキカゼというのは、神のたたりではないが、妄念をのこしている人の亡魂のことで、秋田や山形庄内地方でも、突然の横死者に対してかつて同じようなことが言われた。
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キツネ 1980年 秋田県 山仕事に行った人が、昼間なのに急に暗くなって星が出たので帰ることにしたら、途中で田んぼの中を歩かされていた。狐の仕業。
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シチニンミサキ 1943年 高知県 四辻で急に寒気がして死んだ者がいる。強いみさきに取り憑かれるとこういうことがある。
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ガラッパ 1937年 鹿児島県 天保8年ごろ、ある人が馬を五郎池の辺に繋いでいると、馬が急に暴れだし駆け出した。取り静めてみると河童のようなものが馬の足に綱で絡まって死んでいた。馬を引き込もうとして失敗したのだろう。以降この家では子供ができず、代々養子を入れ家を継いでいる。
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カッパ 1961年 新潟県 牛が出ていって、池のそばに行った。そこで別の牛と格闘していたが、心配になった牛の主は角に油を塗ってやった。翌日牛をつけていくと、池の中から出てきたものが角の油で滑った。その正体は河童であった。
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サイノカミ 1942年 岩手県 妊婦が苦しがると、その家の馬に鞍を置いて、馬が立ち止まるまでひいてゆく。立ち止まったところでサイの神がお乗りになったのであるという。この時、馬が汗をかくようだ。
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