国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カゼ
1985年 長崎県
海や山で仕事をしている時などに突然悪寒に襲われ、家に帰っても木が変になり、会話することを好まず、生気を失って寝込むといった経過を辿る。これをカゼにあたったとかカゼに会ったなどと呼ぶ。医者では治らず、ホウニンの所へ行って治療する。

類似事例(機械学習検索)

カゼ
1990年 佐賀県
岸岳に関わる怨霊がさ迷い歩いており、これを「カゼ」と称する。カゼにあたると発熱悪寒の末、死にいたる。薬では治らず、波多三河守様に祈願するしかない。
類似事例

ミサキカゼ
1966年 山口県
柴がクルクルと舞い上がったりするのをミサキカゼと呼ぶ。ミサキカゼに触ると皮が切れたり血が出たりする。
類似事例

ミサキカゼ
1933年 山口県
ミサキカゼとは、魔風のことである。脳溢血で倒れた人などもミサキカゼに当たったと言うことがある。
類似事例

ミサキカゼ
1956年
ミサキカゼという悪い風に行きあうと、急に悪寒を覚えたり、倒れて病気になったりする。ミサキカゼというのは、神のたたりではないが、妄念をのこしている人の亡魂のことで、秋田や山形庄内地方でも、突然の横死者に対してかつて同じようなことが言われた。
類似事例

ミサキカゼ
1956年
ミサキカゼという悪い風に行きあうと、急に悪寒を覚えたり、倒れて病気になったりする。ミサキカゼというのは、神のたたりではないが、妄念をのこしている人の亡魂のことで、秋田や山形庄内地方でも、突然の横死者に対してかつて同じようなことが言われた。
類似事例

ミサキカゼ
1956年
ミサキカゼという悪い風に行きあうと、急に悪寒を覚えたり、倒れて病気になったりする。ミサキカゼというのは、神のたたりではないが、妄念をのこしている人の亡魂のことで、秋田や山形庄内地方でも、突然の横死者に対してかつて同じようなことが言われた。
類似事例

ミサキカゼ
1956年
ミサキカゼという悪い風に行きあうと、急に悪寒を覚えたり、倒れて病気になったりする。ミサキカゼというのは、神のたたりではないが、妄念をのこしている人の亡魂のことで、秋田や山形庄内地方でも、突然の横死者に対してかつて同じようなことが言われた。
類似事例

カゼモチ
1965年 宮崎県
カゼモチの人から「かわいい」と思われると体調が悪くなるが、死ぬことはない。カゼモチの人に「憎い」と思われると、命は助からない。
類似事例

カゼモチ
1965年 宮崎県
ヒジリ神という祈祷師たちは、カゼモチも落す。カゼモチは猫の子くらいの動物。それがいると家が繁栄する。
類似事例

カゼフケ
2001年 高知県
農家の奥さんが、墓掃除のあと帰ってくると急に高熱を出した。太夫さんに拝んでもらうと、死霊のカゼにフケられたとしてお祓いや祈祷をしてくれ、帰宅するとけろりと治ったという。カゼフケにやられる、カゼフケにあうなどという。
類似事例

テング
1930年 新潟県
天狗の爪をカゼのときに削って飲むとたちまちなおるという。
類似事例

インガメ
1976年 熊本県
人の恨みを受ける人を「インガミがうつたのではないだろか」という。インガメ(犬神)は特定の家が祀っている。牛や馬に憑くこともある。犬・猫・狐が憑くことをムラカゼといい、特に犬が強く、インカゼといって嫌っている。
類似事例

カミノタタリ
1944年 宮崎県
神はカゼやクサという病気を憑けることがある。カゼは谷の口のような所を流れている山の神の気にふれたときにかかるものである。クサは草についている悪霊による災いだという。このかかる神を押さえるのが各家の屋敷内に祀る神である。この神は肥後から落ちてきた時、背負ってきたきたものだといわれている。
類似事例

ヤマノカミ
1967年 大分県
カゼをひいて熱がでた時は、山の神にカゼ熱全快のお願いをたて、熱がひいたら山の神のある場所以外の土地の土を一握り竹の皮または紙に包んでお礼参りをする。
類似事例

ヒョウスボドン
1965年 宮崎県
ヒョウスボドンを驚かしたり、不用意に触れたりすると、熱が出たりする。これを「カゼをひく」という。そのときにはあてられた場所と川とに朝のうちに酒を供え、ことわりをするとすぐ治る。
類似事例

カゼフケ,シリョウ
2001年 高知県
主人が魚取りから帰ってくると、首が痛くて回らず、寝込んでしまった。太夫(神主)さんに着ていたパジャマを見てもらうと、死霊のカゼにフケられたのだろうとして、祈祷などしてくれた。帰宅すると主人はもう起きて外でたき火をしていた。
類似事例

(ゾクシン),コウボウダイシ
1935年 山口県
感冒カゼが流行った年のこと。山の中から出てきた薄汚い坊さんが自分は弘法大師だといい、「今年の感冒カゼは八幡様の鳥居を7回廻って油揚げを食べれば逃れられる」と言って消え失せた。みなその言葉に従い、八幡様に参って油揚げを食べたという。
類似事例

ミサキカゼ
1965年 宮崎県
法者は、ミサキカゼは横死した人の魂がうかばれずに陰を歩いているのがたたるのだという。
類似事例

タヌキ
1981年 和歌山県
山で仕事をしていると「お昼だよう」と呼ばれたりすることがある。狸に化かされている。
類似事例

ミズノカミ,ヘビ
1991年 滋賀県
近江の南にある小野氏の古伝では、頼カゼと水の神である蛇の間にできた子がいるといわれる。
類似事例

マメダヌキ
1960年 愛媛県
山に木を切りに行っていると、頭が変になり、夕方になっても帰ってこない。家族などが探しに行って連れて帰ろうとすると、「にぎやかなところへ行く」などと言って帰ろうとしない。背中をたたいたりしながらみんなで無理やり連れて帰るうちに正気にかえるが、当人はまったく覚えていない。これを島の人は「豆だぬきがひっぱった」という。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内