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検索対象事例

ウマ
1993年 岩手県 
午の日に馬が畑で倒れる事があちこちで続いたので、馬頭観音を祭って、午の日には田に入らないと決められた。

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バトウカンノン
2001年 青森県
北の地へ落ち延びた藤原是實公は藤原正善と名を改め、自分は午の歳、午の日、午の刻生まれであるから、死後に一宇を建てて馬頭観音を祀れば、馬に関する願いは叶えると遺言して午の歳、午の日、午の刻に亡くなった。ある者が多くの馬を授かるようにと祈願すると、夢に馬頭観音が現れてその願いがかなったと言う。
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ウマノヒ
1956年 宮城県
一月の午の日が二月の午の日より遅いと、桑の出来がよく、その反対に早いと桑が不足する。
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シノヨチョウ(ゾクシン)
1970年 福島県
午の日に田植えをするとくわない人(死ぬ人)ができる。
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ウマドシ
1956年 宮城県
午年は蚕の出来がよいと言う。
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サンバイサン,タノカミサマ,サクノカミサマ
1984年 島根県
大向では7月2日はサンバイサンアガリの日で、サンバイサンという田の神さまが田から畑へ上がられる日だという。この日は畑に入らない。サンバイさんはおそろしい作の神様でこの日が過ぎるまで田で小便をしてはならない。この日は田の仕事をしてはならないので餅をついて休みの日とする。
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トゴノドウジノゾウ,エキジン
1983年 京都府
昔、雲慶2年に天下に疫病がはやり、万民が多く死んだので、土午をつくって疫神を祀ったという。そこで今でも、大寒の日には夜半に陰陽師たちが土午童子の形を作り、門々に立てるそうである。
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ナナフシギ
1920年 長野県
諏訪神社の七不思議。湖水の神幸・元旦の蛙狩り・正月十五日五穀の筒粥・三月酉日の高野の耳割鹿・六月朔月の御田植の新木・葛井の清水・午の日午の刻宝殿の点漏。
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イミダ,イミバタ,ボンデンダ,サカサダ,ジャンボンタ,ソコナシダ,イハイダ,トリイダ,ハラキリバタ,タタリバタ,カカトリバタ
1982年 群馬県
耕作すると不幸があると言われる田や畑がある。忌み田,忌み畑,ぼんでん田,さかさ田,ジャンボン田,底なし田,位牌田,鳥居田,腹切り畑,たたり畑,かかとり畑などと呼ばれる。
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ソガドンノタウエ
1952年 神奈川県
5月28日は曾我兄弟の仇討のあった日で、ソガドンの田植といって、この日田植えをすると血の雨が降る。午の日に田植をすると、馬を植え込む、といって嫌う。
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フジュクノヒ
1940年 栃木県
田植え時の5月は午の日を不熟の日とし、一向宗の人以外は、この日に苗を植えると死人が出来るといって決して植えないという。また、三日越しの苗は忌むという。
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アヤシキコト
1974年 東京都
午9月、三番町のある家で、物がひとりでに空中に浮くことが続いたので、召し抱えた者に暇を出すとその様なことはなくなった。
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キツネ
1974年 東京都
午2月、四谷辺りの稲荷の神木に釘を打ったものが狐に取り憑かれた。
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カミノヒ,タ,シ,(ゾクシン)
1915年 福島県
旧暦4月の7日と8日は神の日であるため田に入ってはいけない。昔、この日に田に入った爺と婆は、山から落ちてきた大きな石の下敷きになって亡くなった。
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ダイバ,ワタリ
1989年 静岡県
馬が突然バッタリと倒れてしまうことを「ダイバにかけられる」という。このことを伊豆では「ワタリに遭う」とも呼んでいる。馬がこのような死に方をしたところには、馬頭観音を祀る。
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ヤギョウサン,クビキレウマ
1939年 徳島県
以前は節分・大晦日・庚申の夜の他に夜行日があった。この日は夜行さんが首の切れた馬に乗って徘徊するという。この首切れ馬に出会うと、投げられるあるいは蹴り殺されるという。草鞋を頭に乗せて、地に伏していればいいと言っていたという。夜行日は拾芥抄にある「百鬼夜行日」のことだろう。正月は子の日、二月は午の日など、月ごとに日が定まっていた。
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(ゾクシン)
1984年 新潟県
田の草取り前後に鉦・太鼓で田を回る虫送りの行事を行う日は、田の神が田へ入る日なので田仕事をしてはいけないという禁忌がある。また、田に入ると稲で目をつくともいう。
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ウマドシウマレノヒト
1956年 宮城県
午年生まれの人に蚕を扱ってもらうと、蚕の出来がよくなると言う。
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(ゾクシン)
1979年 静岡県
千代には馬頭観音が2つある。そのうちの1つは大正7・8年頃に御室家の下男が馬の供養に建てたものである。瀬尻から来た人たちが、ここで一度休んで木の枝など青いものを馬頭観音にあげると、楽に上れると言った。馬頭観音のおかげだという。
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タンゴノセック
1965年 岩手県
五月五日は馬の休養日とされ、この日に馬を使うと不吉だとされた。たとえ田植えの最中でもこの日は馬を休ませたという。
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フジュクニチ,サクモツキンキ,(ゾクシン)
1915年 福島県
旧暦1月4月7月10月の子の日、2月5月8月11月の午の日、3月6月9月12月の酉の日を不熟日といい、この日に種蒔きと植付けをしてはいけない。この日に作って出来たものは、不幸の時の食物か病人の食物になるという。但し、一向宗では忌まない。
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バトウカンノン
2001年 青森県
N家の神棚のお宮の傍らには馬頭観音が祭られているが、その由緒は不明である。
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