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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ワカミヤジンジャノツチ
1991年 愛媛県
話者は、若宮神社の土は蘭の栽培にとてもいいので少し分けてくれないかと頼まれたので、少しならいいだろうと思って分けてあげたら、左の膝が痛み出した。

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テング
1932年 長野県
横川山には天狗が住んでいて笛や太鼓の音がした。藤蔓をとりにその山へ入った男を案内してくれた白髪の老人に、弁当を分けてやるとお礼にと金銀の混じった石をくれ、他の者にやってはいけないと告げた。男が知人にうっかり分けてやると、その知人は三日目に死んだ。
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コウボウダイシ
1930年 山梨県
湯村のある一部では里芋が出来ない。昔、弘法大師が、婆に、洗っている里芋を分けて欲しいと頼んだが、婆は分けなかった。弘法大師は芋を食べられなくしてしまうと言って立ち去り、その後里芋が出来なくなった。
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ケンムン
1980年 鹿児島県
山に材木を採りに行き、食事をしょうとしたらケンムンが現れた。食べ物を分けなかったので、怒っていろいろと邪魔をされた。
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ニゲミズ
1931年 東京都
にげ水とは「逃げる水」の意味である。水を見つけたと思って草を分けて近づいてみると見えない、幻のようなものであったといわれる。
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オンナ
1934年 長崎県
平戸では女がどこから出て来るかわからないので、後をつけてみると、波を分けて海に入っていってしまったそうである。
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シュセキ
1979年
別府の僧・蘭谷は大酒飲みで、しかも全く酔わなかった。友人の矢田孝治によると、蘭谷はある日、酒を飲もうとして頼んだが出てこない。何度も頼んでいた最中に、口から長さ2寸(約6cm)・幅七分(約2cm)の石が出てきた。これは酒石といい、何升酒を注いでもすぐに吸い取ってしまう。その後蘭谷はほとんど酒が飲めなくなってしまった。
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(ゾクシン)
1939年 島根県
二十日正月に、歳末についておいた力餅を家族で分けて食べると、大力を授かるといわれている。
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オトラギツネ
1916年 愛知県
おとら狐は長篠の合戦のとき、流弾で左の目を傷つけ、犀川で昼寝をしているとき、狙撃されて左の足を傷つけたので、取り憑かれた者は左眼から目脂を出し、左足が痛むという。
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キツネ
1955年 山形県
大工さんが痩せて腹を減らした狐にヤキメシを分けてやったら、竃から火が出た時に教えてくれた。
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(ゾクシン)
1980年 岐阜県
不動様は、富山にあるお岩不動を分けたもので、目の悪い人がお願いをすると良くなるという。
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ロクサンヨケノマジナイ
1964年 福島県
ろくさん、とびろくさんとは突然膝や腰が痛む病気。そろばんで痛む箇所をなでながら呪文を唱え、護符を松脂ではるとなおるという。
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タワラヒキギョウジ,ウラナイ
1964年 福島県
会津で行われていた初市のたわらひき行事は、上町と下町とに分けて繁盛を占ったものである。
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キジムナー
1969年 沖縄県
キジムナーの捕った魚には左の目が無い、または左の目が取られている、という。
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ヒザサスリ
1984年
「膝摩り」と言って、丑三つ時に灯りを消した8畳間で4隅に4人が座り、同時に真中に出てくる。出会ったところで膝詰にすわり、順に隣の名前を呼びながら手を相手の膝に置く。すると、数が1人増えている。
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キツネ
1982年 宮城県
郵便屋さんが配達途中で行方不明になり、探したら山中にいて、もらった饅頭を家人に分けているつもりで手放していた。
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ユウレイヤシキ
1936年 京都府
字畑町の古屋敷は昔は一軒の屋敷であったものを3つに分けたため、そこに住むとよく病死し、夜は魔物が出るので幽霊屋敷と呼ばれる。
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キツネ
1955年 静岡県
坂道を帰るとき、竹薮で数人が馬の肉を分け合っている。分けてもらおうと思って竹薮に入ると真っ暗で誰もいない。何回も繰り返して、狐に騙されていたと解った
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ダイジャ
1956年 神奈川県
内郷村の石老山に大きな蛇がいて、釜ン渕に通った。その通った跡は草が両方に分けられていたそうだ。
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(ゾクシン)
1923年 岐阜県
食事をしているときに膝を動かしていると、貧乏神が来る。
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キツネ
1971年 宮城県
大岡で祭りぶるまいの帰りにもらった折り詰めを田んぼで分けているつもり人は、キツネにだまされているだけだった。魚をしょった男が、山で風呂をすすめられた入ったが水だった。変だと思って時計を見たら12時になっていた。
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ダイジャ
1982年 群馬県
藤原長良が大蛇を退治して、蛇体を8つに切って分けて祀ったので、邑楽郡には長良(ながら)神社が8社ある。
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