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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユウレイ,デンワ
1999年 栃木県
親友だったA子とB子がいた。ある日の夜、B子はA子の家に行く途中、交通事故で死んだ。数日後、死んだはずのB子からA子に電話がかかった。「私B子、今1階にいるの」A子はは4階に住んでいたが、電話がかかってくるたびに階が上がってきた。そして電話が鳴り、「私B子、今お前の後ろにいるんだ」と言い、A子を窓から突き落とし、A子は死んだ。

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ヤマブシ
1974年 長野県
信州高遠にたくさん子供がいる人がいた。子が病気になると夢に山伏が現れ、子を連れ去ろうとするので、引き合い、負けそうなところで目が覚め、子が死ぬという事が続いた。最後の子の時も同じ夢をみたが山伏に勝った。すると子は回復した。
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テンセイ
1933年 長崎県
子が昔死んだとき、その腕に印をつけて葬ったがその印をつけた子が一代おいて姉の子に生まれてきた。
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(バケモノ)
1981年 東京都
ある時、雪飛という人物が与力の桐淵という者の家に行ったところ、その家の下女が真っ青な顔をして2階から下りてきた。下女が言うには化物が2階から落ちてきたという。雪飛がこわごわ2階に上がると、鏡台がおいてあり、この鏡に何らかの化物が映ったのだろうという。
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ネコ
1987年 岐阜県
猫が二階で手をまねくと、死んだ人もそうしたという。
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ナマクビ
1986年 東京都
1階のしゃくなげの部屋の窓から生首が見える。
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キツネ
1980年 青森県
お昼に山に仕事に行ったら、キツネが子供を連れてきていて、人間の子と自分の子を遊ばせていた。
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ダイジャ
1976年 和歌山県
大蛇が男に化けて娘のもとに通って来て、子が生まれた。その子はタライ3杯の多数の蛇の子であったという。
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トイレ
1986年 東京都
小学校の1階の女子トイレに入ると中から手が出てくるという。そのため怖くてトイレに入れず、もらした子がいた。
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オショボノコ
1983年 香川県
墓のそばにオショボの子がよく出る屋敷があった。そこの嫁さんが夜便所に行くと、オショボの子が覗いた。我が子かと思って子の名を呼んで外に出たが、姿は見えなかったという。
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ウマレカワリ,シジ
1915年 長野県
死んだ子の手足などに墨で印をつけて葬ると、どこかに生まれ変わる子のその部分にその印がそのまま現れる。それを落とすには、死んだ子の墓の土をつけて洗わなければならない。
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エンキ
1975年
ある夫婦に初めて子ができたが、産後の肥立ちが悪く妻が死んでしまう。妻は死ぬ間際に乳母を雇い、家で養育してくれと頼んでいたが、夫は貧乏故に子を里親に出す。しかし里親はその子を送り返すので理由を聞くと、この子が泣くと家の外で女の声がして、その子の名前を呼ぶという。夫は悟って深く悲しみ、自分の家に引き取って養うと、そうした事は無くなったという。
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イノコサン
1961年 鳥取県
10月の亥の子さんの日までに子の木をかたずけないと亥の子さんが引っかかってしまう。
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カネガミサン
1962年 徳島県
2階から小便をすると金神さんに祟られる。
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オニ
1974年 宮城県
先妻の子が1人、後妻の子が2・3人いる家があった。節分に豆を炒ってまくときに、先妻の子を先に寝かせ、自分の子にだけ豆を食べさせた。先妻の子は部屋に転がってきた豆を食べていた。鬼が来て臭いをかいだが、先妻の子は豆を食べたので、鬼に食われることはなかった。
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(ヒョウイ)
1975年
昔、2人の子を持つ夫が別の女のもとに通い、妬んだ本妻が1人の子を殺した後で自殺した。夫は後悔し、もう1人の子を親類の娘に託して育ててもらう。数日後その娘が夕暮れに道で本妻と出会う。本妻は「こやこや」と呼びとどめ、手厚い養育を感謝し、しばし身体を貸してほしいと言う。恐ろしくなった娘は逃げ帰ったが、その夜に具合が悪くなって寝込む。けれどもその子が泣く毎に抱き上げて、本当は出ないはずの乳をやる。また子をあやす時の声や面影は本妻そっくりだが、子が寝ている時は元の娘に戻るという。仏事をとり行い、子を乳母に育てさせると、娘の病もなくなった。
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(ウマレカワリ)
1982年 群馬県
死んだ子に「南無妙法蓮華経」と書いて埋葬したら、牛の子にその文字が浮き出た。
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シタイ,ユウレイ
1999年 栃木県
ある子のお父さんが、その子のお母さんを殺し、家の下に死体を埋めた。近所の人は、最近その家の奥さんを見ないので、その子に「お母さんはいないの?」と聞いた。するとその子は「お母さんはいるよ」と答えた。「何をしているの」と聞くと「お父さんにおんぶしているの」と言ったそうである。
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ウブメ
1979年
産婦が死後化けたものであるため、胸に両乳がある。人の子を好んで取り、その子を自分の子として養う。子供のいる家では夜、子供の衣物を外に出しておいてはいけない。この鳥は夜に飛んでそれに血をしたたらせてしるしをつける。するとその子はてんかんなどを病む。荊州に多くいて、鬼鳥とも言う。
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ヘビ
1973年 三重県
山奥に池があり、そこの大蛇が美男子に化けてある娘の元に通っていた。あるとき娘が男を針で突き、男は池に戻ってから痛い痛いと転げ回っていた。蛇の親が「遊びに出るからだ」と子を諫めると、子は娘の腹に自分の子がいることを告げた。しかし、親は人間は5月5日に菖蒲湯にはいること、それが魔除けになるために蛇の子は産まれないことを告げたという。
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ダイジャ
2001年 沖縄県
女神が島尻当原トゥバルに天降り,西の大城山に住んだ。ある夜若い男と過ごした夢を見て男女の子を産んだ。初めて出会ったものを父にしようと子を抱いて家を出ると大蛇がおり,二人は大蛇の子とわかる。狩俣村はこの二人の子から始まった。
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テング
1983年 東京都
7つくらいの子が人のいない所に行っていた。ぞうりか何かがぬいでそろえてあったので、いるのがわかった。その子は天狗にさらわれたと言った。
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