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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アヤシイヒ
1922年 山口県
大晦日の真夜中、大畠瀬戸の海上に怪しい光が浮く。豊後の摩野の娘が産んだ用明帝の皇女が、都の父に会いに行く途中で遭難した霊であるという。

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〔タイマリョウシ〕,〔ショウマリョウシ〕,カミ
1991年 宮崎県
大摩と小摩という二人の猟師がいた。七日間浄斎した飯を神にあげた。大摩はアダバエとなり、小摩だけが猟師となることができた。
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タマシイ
1970年 鳥取県
死んだ人の魂は摩尼山に行くという。一周忌には摩尼参りをする。摩尼山の地蔵には、必ず死者に似た顔があるという。
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ボウゴン
1999年 宮城県
唐桑町の東海岸の断崖下の岩礁を馬ッコネと言う。ここで明治時代に漁船が遭難し、崖の上から救助に向かった人も遭難してしまった。このとき、海底から全長10メートルほどの光が発せられたといい、それを見に行った人も遭難した。この光はボウゴンといい、海で死んだ人の霊だという。このようなことがあるので、盆に海で泳いではいけない。この光は、クラゲが光っていたのではないかと話者は言う。
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タマシイ
1970年 鳥取県
死んだ人の魂はすぐに破風からでていく。冥途に行くとも、摩尼山に行くともいう。初めての彼岸には摩尼山参りをすることになっている。
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ソウナンシャ,シシャノレイ,タタリ
2000年 沖縄県
遭難者が村の娘と仲良くなっても、責任を取ろうとしないのに怒った村人が、遭難者は助けるなと言った。するとその年には野鼠が大発生した。遭難者を大事にしないので、使者が祟ったのだろう。
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コクウタイコ
1923年 山口県
大畠瀬戸では毎年晩春から初秋にかけての夜に太鼓の音が聞こえる。遭難した九州の軽業師の魂魄が改訂で太鼓を打っているのだという。
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ウグメ
1963年 長崎県
海の遭難者の霊。船や魚になって人に害をもたらす。
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ウグメンビ
1973年 長崎県
海上にぼんやり見える火があった。うぐめん火といい、近くに行っても同じだけ遠くに見える。見えた方向から話し声が聞こえる。海で遭難した人の霊がさまよっているのがこの怪火である。
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アヤシキモノ
1974年
怪しいものを見てそれを怪しいと感じなければ、その怪はおのずから消滅する。
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ヒカリ
1996年 山梨県
真夜中に、光が燃えるようについてすぐ消えるのをみたことがある。1990年くらいまでは見えた。
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コステガワ
1956年 宮城県
万納長者の娘は、陸奥に下った橘豊日命(用明天王)との間に皇子を生む。命は迎えをよこすと約束して京へ帰ったが、迎えは来ず、重病になる。乳母は皇子を抱き、「御母が、白鳥が懐に入ると見てお生みになった御子なれば、元の白鳥となり、都に飛んで御父帝に御母の病を告げられよ」と河中に投ずる。娘も死に、乳母も投身し、三人とも白鳥と化して都に飛び去る。
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オトナシノマツ
1938年 鳥取県
この松は後醍醐帝が憩われた所であり、帝の徳のために、風が吹いても音がしなかったという。
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ツマヨウジ
1926年 山口県
豊後の炭焼き小五郎の長者の娘である般若姫が都に上る途中、清水を求めて爪楊枝を挿したら、泉が湧き出て楊枝は成長して柳になった。湘江庵の井戸と柳の由来である。
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ズイマ,ムジナ
1975年 新潟県
随摩は女の鬼。呉服屋が嫁入り衣装を背負ってくると腰巻にする赤井反物を取り上げる。随摩にばかにされ怒った雷が大蔵の岬に雷を落とし、山の頂が割れて岩が海へ落ちた。それで(外海府の)この場所は随摩の韋駄天走りといわれる。
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カワタロウ
1976年
河童が人に危害を加えることが稀にある。奥州にはないが西国では時々ある。このため豊後人が河童の害を防ぐ霊符を出した。猟に行ったり怪しい川を渡るときこの和歌を3回繰り返すとよい。
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カッパ
1928年 大分県
寛永の時代に、豊後で河童が捕らえられたという。
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オニ
1941年 秋田県
空の鬼が娘をさらい、娘は鬼の嫁になって子を産んだ。婆がソラ豆の梯子で娘に会いに行くが、鬼に見つかって追われた。娘の機転で難を逃れ、娘、婆、子の3人は家に逃げることが出来た。
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ママコノウッタエ,スズメ
2001年
父が旅をしている間に兄妹が継母に殺される。帰ってきた父が子供たちを捜していると、雀が飛んできて、みやげはもういらぬ、父に会いたい、と鳴く。父が鳥のとまった木の根元を掘ると子供たちの死体が出てきたので、継母を処刑する。
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オシラサマ
1956年 中国 晋
娘が父を思い、飼っていた馬に父を無事に連れて帰ったならば馬の嫁になると約束した。馬は父を連れ帰ったが、父は怒り馬を殺して皮を晒してしまう。皮は娘を捲いて桑の木の間に飛び去り、やがて蚕となった。
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キツネ,タヌキ
1957年 和歌山県
野狐と狸は化ける。
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オシラサマ
1956年 中国 晋
娘が父を思い、父を無事に連れて帰った者の嫁になると宣言したが、部下は誰一人連れ帰ることができなかった。馬がそのことを聞き、父を連れ帰ったが、父は怒り馬を射殺して皮を庭に晒した。皮は娘を捲いて飛び去り、やがて女は蚕となった。
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