シャクトリムシ 1953年 鹿児島県 尺取虫が人を足から頭まではかるとその人は死ぬという。
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(ゾクシン),シャクトリムシ 1936年 京都府 神吉村では、尺取虫に背丈を測られてしまうと死ぬという。
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クダギツネ 1955年 静岡県 管狐は体長7,8寸、胴回り4寸、尾4寸。いたずらすると憑く。
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ツノノハエタウマ 1976年 中国・呉 漢の文帝12年に、馬に角が生えた事があった。それは耳の前から生えて右の長さ3寸、左の長さ2寸、共に大きさは2寸であった。
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トリツキスジ 1979年 岐阜県 以前は、とりつき筋の人が他人に取り憑くといわれていた。赤ん坊が取り憑かれて死んだりした。取り憑かれた人は取り憑いた人と同じ身振り・動作をする。取り憑く人は別にその気はなく、ふとしたときに取り憑いている。その人が去ると憑き物も落ちるという。
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ヘビ,ゴハッスン 1992年 三重県 木槌のような蛇が、絶対に行ってはならないお亀さんの原に住んでいる。山を転げ落ちるように追っかけるそれに触れると死んでしまう。長さは8寸、太さは5寸ほどであるという。
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カワウソ,ガタロ 1935年 北海道 カワウソが化かす。池にいるのはガタラという。2寸か3寸の人形になってでてくる。子どもがおぼれたのを、ガタロがひいたという。
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カシャ 1984年 愛媛県 人が死ぬとカシャが来て死体を取る。棺の上に髪剃を置くと取られない。
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(オオオトコ),(コオトコ) 1979年 東京都 南部信濃守の国許から身の丈7尺5寸と3尺1寸の男が江戸に連れてこられ、人々に芸を見せていた。
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(ドクロ) 1982年 徳島県 元禄15年4月24日、阿波国勝浦郡大はら浦で千代が丸観音堂の修復を行った際、地中より長さ9尺8寸、高さ2尺9寸、奥行き3尺あまりの石櫃が出てきた。中には髑髏が2つと剣2本、刀、鉾、矢の根などが入っていた。髑髏は頭周り3尺7寸、頭から顎まで1尺4寸あった。
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オニノハ 1980年 えもり瀬兵衛という人物は、珍しい物が好きで購入する。彼が言うには八丈島の人は元々鬼であり、その歯を持っているという。丈は1寸(約3センチ)、幅は2寸の大きさである。
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フシンノコト,アメ,ケ 1974年 東京都 寛政5年7月15日、江戸で小雨といっしょに毛が降った。色は白く長さ5・6寸で長いものは1尺2・3寸のものもあった。赤いものも少しあった。
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ヒトダマ 1944年 山梨県 人が死ぬ前には大抵ヒトダマがその家から抜け出していく。大きさは2寸から5、6寸で魂の部分は黄色に光り、尾は青光りする。飛んでいく方向はお寺の方とも墓地の方ともいうが一定していない。多くは夜見えるが、昼間見ると白い煙の玉のようだったと言う。
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テングノツメ 1974年 西国では矢の根石を雷の爪と言う。また、深い山の中を歩いている時、天狗の爪と呼ばれるものを拾う事がある。小さいものは1寸ほど、大きいものは4寸ほどあり、本は分厚くて先はとがっており、とても重いという。
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アリ,シャクトリムシ,アブラムシナド(コンチュウニカンスルゾクシン) 1956年 宮城県 蟻が働くと雨。尺取虫に上体を這われると凶である。油虫が高い所についている時は大雪。クモが室内に下りてくれば来客がある。朝グモが来ればその日一日客が多く、商家では大黒様に供える。蛇が自分の前を右から左に横切れば金が入る、など。
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ガラッパ 1982年 鹿児島県 何日もガラッパに相撲を取らされていた人は病気になり、やがて死んでいった。
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ミョートバカ 1935年 大阪府 1人死ぬと、続いてまた死ぬので、こういう。
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イヌガミ,イキリョウ 1998年 徳島県 犬神はささいな争いごとなどをきっかけに取り憑くが、生霊は人の恨みによって取り憑き、場合によっては命を取られる。
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キツネ,ヤマサキギツネ 1974年 滋賀県 ヤマサキぎつねに油揚げを取られたり、にしんを取られたりした。
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カッパ 1976年 大分県 河童は子供を取るという。手を尻に突っ込まれて、ヘタを抜かれると死ぬという。
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シャクトリムシ 1931年 長野県 尺取虫は古木の霊気が固まったもので、人を害することはない。寛永15年4月、山の際にあった苔むした古木に子供が登った。2、3人の子供が後に続こうとしたとき、この木が山の中に走りこんだので子供たちは振り落とされてしまった。古老は「それはここの主で尺とり虫という化物である」と子供たちに教えたのでおそれられていた。
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