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検索対象事例

イバラキドウジ
1933年 大阪府
大阪府茨木町には茨木童子が育ったとされる家の後が残っているが、それによると、茨木童子は川邊郡留松村の土民の子であったが、生まれながらに牙が生え、髪が長く、眼光があって強盛であること成人以上であったので、一族はこれを怖れて島下群茨木村の辺りに捨てたのだという。この子は酒天童子に拾われて養育され、その賊徒となって大江山の巌窟を守り、巌窟のあった地名を以って茨木童子と号したのだ。

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イバラキドウジ
1969年 京都府
山に茨木童子が住んでいた。その洞窟もある。酒呑童子の出城だったという。茨木童子は平将門の子であったとも伝えられている。
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オニ
1937年 大阪府
大阪府三島郡茨木町新庄町に、羅生門の鬼、茨木童子出生伝説がある。
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シュテンドウジ,イバラキドウジ
2001年 新潟県
栃尾市軽井沢地区は、全55戸のうち茨木性を名乗る家が34戸に上る。現在の童子清水と呼ばれる所で酒呑童子と茨木童子が相撲を取った、茨木童子がこの村を切り開いたといわれる。その子孫の家がある。また茨木性の家では萱葺きであれば破風を作るとその家では不良が出るので作ってはいけないという。
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シュテンドウジ,イバラキドウジ
2001年 新潟県
栃尾市一之貝地区では、節分にちなむ言い伝えで、「この日渡辺性は酒呑童子の腕を取ったので鬼は怖くない。茨木性は茨木童子の子孫なのでこの両性は豆まきをしなくても良い」というのがある。
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イバラギドウシ
1931年 大阪府
ある髪結商の夫婦は榎の木の下に捨てられている赤ん坊を拾った。眼光鋭く牙が2本もある人間離れした異形の赤ん坊であったが、夫婦は慈しみ育てた。ところがちょっとしたことからおかしな噂が広まり、童子は家を出た。これが後の茨木童子だという。
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イバラギドウシ
1972年 茨城県
酒呑童子の眷属である茨木童子が現れた。鹿島の武甕槌命がこれを追い払った所が、いまの鬼越山である。
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ハクバ
1933年 大阪府
茨木町の東、戸伏という村の墓所に、雨の夜に必ず白馬が出るという。
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イバラギドウジ,オニ
1933年
床屋が拾った子は牙や角をもつ異貌であったが、利発で心優しく皆に愛されていた。ところが、ふとしたことから人の血を欲するようになる。自分の鬼たる形相に気付いた後は家を出て森に棲み、人を捕らえては血肉を食うようになり、後世に茨木童子と呼ばれた。
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シュテンドウジ,イバラキドウジ
2001年 京都府
丹波国大江山に酒呑童子という鬼がいた。その由来。国上村に佐渡隼人という人がいた。子供がないので戸隠山に請願し、男子が生まれたので外道丸と名づけた。7才から国上寺にはいったが、17歳には美人だったので婦人にもてて、国上の山中へ入り酒を飲んでいた。人々は酒呑童子といった。外道丸は信州戸隠山へ飛び入り、里人を貪り食ったが、村人が戸隠大権現に祈念し大江山に飛び去った。召使の中に茨木もいた。茨木は邪心でついに鬼となりその家の破風より飛び出し、14、5年前から大江山に住んでいた。酒呑童子と茨木は争い、酒呑童子が勝った
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イケイノモノ,キドウ
1974年 京都府・大阪府
攝州茨木村のある民家で男児が生まれた。その子は生まれてすぐに這い回り、髪や歯もすでに生えており3歳児くらいに見えた。母親はこれを見て驚き死んだ。父親はそこ子を山中に捨てたのだが、30年程後、父が病を患うと、成長した子が現れ父を看取った。その後親族に羅城門に住んでいると告げ出て行った。世に言う茨木童子である。
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ライジン,リュウ
1988年 奈良県
昔、雷神がこの地に落ちて童子となったのを農夫が子とした。よそは旱魃でも、その農夫の田には雨が絶えなかった。後にこの童子は竜となって昇天したので、その田を竜田と呼び、地名になった。
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カッパ
1978年 東京都
天明5年、麹町飴屋のある心正直な者のところへ夕方、童子が来て戯れた。飴を与えたら毎夕方来るようになったので跡を付けると、童子はお堀の中に入っていった。さては河童かと驚いていると、ある日童子が来て見たことの無い銭を1枚くれて、それ以来来なくなった。
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ザシキワラシ
1958年 岩手県
座敷童子は古い家に出るが、姿は見えないという。
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カッパ,コウジン
1914年 佐賀県
商家の11、2歳の娘が寺子屋の帰りに隣家の童子に会い、観成院の前の川で遊ぼうと誘われた。一旦家に戻って出かけようとすると、親が用心の為に荒神様を拝ませ、額に竈の墨を塗った。約束した童子は娘の額を見て、もう一緒に泳ぎたくないといって立ち去ったという。童子は河童であった。
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ザシキワラシ
1985年 岩手県
大金持ちの座敷には座敷童子がいて、夜になると働く。その座敷童子がいなくなればその家は一年もたたないうちに倒産する。
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ユキンボ
1956年
雪の夜に1本足の童子が飛び歩くといわれていた。
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カメブチノヌシ
1932年 愛知県
夜、男が山道を歩いていると、向こうから禿げ頭の童子がやって来た。童子は亀淵まで付いて来、男に話しかけたが、男は童子を怪物と看破し、眉間の間を力一杯煙管で殴った。一瞬気を失った男が我に返ると、もう既に夜が明けていた。
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イバラギドウシ
1967年 茨城県
茨城童子という鬼が居て、里の人をさらっていった。人々は不安だったが西から強い鬼が退治してくれるという噂が立った。これを聞いた童子は逃げ去っていった。その時山を飛び越えて行ったという。
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カミナリ,セキメンドウジ
1921年 徳島県
雷落ちて赤面童子になったという。
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ザシキワラシ
1958年 岩手県
床の間の前に寝ると座敷童子が出てきて夜はまったく眠れない。体が動かせず、叫べない。座敷童子は3歳くらいの童形で、財産のある家にいる。
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オニ
1985年 和歌山県
鬼は必ず巌に棲んでいるものであるといった。
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