オシラサマ,カイコ 1962年 山梨県 おしら様はおかいこ神様で、女の神。2月の初午の日に白い馬に乗ってやってくる。
類似事例 |
|
オシラサマ 1963年 山梨県 おしら様は1月14日の朝、桑を燃やすとその煙に乗って降りてくる。
類似事例 |
|
オシラサマ 1932年 岩手県 ある家でおしら様をもてあまし、ある時川に流したところ、おしら様は川下には流れず川上に行き、ある人に拾われ、また元の家に戻ってきたという。
類似事例 |
|
オシラサマ,カイコ 1962年 山梨県 日原では蚕をおしら様とよぶ。1月14日の朝に桑を燃やすと、その煙に乗って降りてくる。
類似事例 |
|
ムジナ 1974年 栃木県 ムジナは馬に乗りたがる。馬に乗っている人を化かして、代わりに自分が乗る。
類似事例 |
|
オシラサマ,シカリ 1932年 岩手県 昨年の12月、話者が家で牛肉を食べ、その湯気や臭気がおしら様の仮宮にかかった。翌日、話者の口が急に右の方にひどく曲がり、どうしても元通りにならない。義兄がおしら様に叱られたのに違いないというので、薬などを用いず20日間一心におしら様を拝んだところ、すっかり元通りになった。
類似事例 |
|
ユキオンナ 1966年 鳥取県 大雪のときには、白い姿の女が雪に乗って出てくる。
類似事例 |
|
タノカミ 1982年 新潟県 初午の日に山から田の神が下りる。
類似事例 |
|
オカイコガミ 1982年 埼玉県 長瀞町では、2月の初午の日にお蚕神が天から地上に降りてこられると言い、この日、庭に竹を立て縄を巻きつける。
類似事例 |
|
フネ 1990年 高知県 人が死ぬときにはきれいな船が迎えにくるが、生き返りそうな人が乗ろうとすると「乗られん、乗られん」といわれ、乗ることが出来ないという。
類似事例 |
|
フネ,アミダサマ,ムカエ 1990年 高知県 死の前に阿弥陀様が迎えに来てくれるという。紫の雲に乗ってくるとも、船に乗ってくるともいう。船に乗ろうとしたら「乗っちゃいかん」と言われて生き返った人もいたという。
類似事例 |
|
サクガミ 1982年 埼玉県 大滝村では初午の朝は早起きし、空の臼を3回つき、正月の松の残りを焚く。この煙に乗って作神が天に登るという。
類似事例 |
|
ワルイカミサン 1977年 神奈川県 2月8日には悪い神さんがやって来る。
類似事例 |
|
ケズリモノ 1938年 鳥取県 初午に剪り物をするが、早ければ火事が多い。
類似事例 |
|
ウマ,イシ 1967年 福島県 古市という家の氏神の古箕明神は、昔、栗毛の馬に乗って日中に入ってこられた神様だと言い、この明神様が乗っていた馬が石になったという石が祠の下に残っているという。
類似事例 |
|
オイナリサン,オキツネサン 1967年 山梨県 2月の初午の日にはオイナリサンが屋敷神の家で供えるものの中に生魚があるが、これは、オイナリサンのお使いのオキツネサンが臭いものを好きだからである。
類似事例 |
|
オシラサマ 1988年 岩手県 長興寺の千葉豊重家には目を直すために2体のおしらさま様があげられた。おしら様は粗末にするとたたりが強く、恐ろしい神様だという。
類似事例 |
|
ヤマノカミ,ウマ 1967年 福島県 山の神が乗った馬はたいそう汗をかく。
類似事例 |
|
ボンドノサマ 1963年 福島県 7月7日の朝、小麦の藁で作った七夕馬を母屋の屋根に上げる。この馬に乗って盆殿様が降りてくるという。
類似事例 |
|
マツタブ 1968年 鹿児島県 昔、マツタブが男に化け、ある女を妊娠させた。その男は毎夜通い朝になると帰っていった。不審に思った女は男の後をつけた。すると男はマツタブとなり洞穴に入っていき、そこで仲間のハブにその女のことを自慢していた。ハブが言うには、もしその女が4月初午にビラゾネ(ニラの煮物)を食べたら子供はおりてしまう、とのことであった。女はその通りにし、多くのマツタブの仔をおろしたという。それからというもの、4月初午には必ずビラゾネを食べるようになった。
類似事例 |
|
オオウマ 1936年 青森県 大馬がいて、あたりの馬を食い殺したという。
類似事例 |
|