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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オクリオオカミ
1954年 岡山県
真庭郡三原村栗原の某女は、隣村のナメラスジと呼ばれる城山の麓から送り狼につけられて、わき目もふらずに自家に帰り着き、表戸を閉めて隙間から外を窺うと爛々と二つの目のみが闇の中に見えたので、中からののしると忽ちにして消え去ったと言う。

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ナメラスジ
1954年 岡山県
真庭郡美川村栗原神社下のナメラ筋は白狐が出るという。
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ヤマイヌ,オクリオオカミ
1978年 山梨県
竹宇集落には昔よく山犬が出た。山犬が後をつけてきたときには、家の近くで「ごくろうさん」といって戸を閉めると山犬は帰っていった。これを送り狼と呼んだ。
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ヒトツメコゾウ
2002年 神奈川県
一つ目小僧は家々を窺って、名前を帳面につける。
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ギンツチ
1954年 岡山県
真庭郡美川村大字関はコリコウゲと呼ばれる。
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ナメラスジ
1963年 岡山県
ナメラスジに家を建てると屋鳴りがするという。
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タヌキ
1992年 奈良県
昔、小さい家に若い男が1人で住んでいた。そこに、毎晩、名前を呼んで訪ねて来る人がいた。けれども戸を開けると誰もいない。ある時戸の隙間から見たら、狸が後ろ足で戸を叩いていた。そこで「こらっ」と言って開けたら逃げた。それからは来なくなった。
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オクリオオカミ,センビキオオカミ
1970年 鳥取県
昔、七村の神主が送り狼に送られてきたが、急に袖を咥えて引張るので引かれるままにしていると、山の頂上に連れて行かた。送り狼は穴を掘って神主をその中に入れた。しばらくすると、街道を千匹狼が行列して通った。神主は送り狼に救われた。
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(カミノハカゼニアウ)
1984年 新潟県
外で急に気分が悪くなると「神のハカゼにあった」といい、入口で頭を外に向けて釜のふたで三回煽り、ぴしゃっと戸を閉める。
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ナメラスジ
1954年 岡山県
真庭郡美和村でもナメラスジが方々にあって、魔物の通り道と言う。魔物とは12支以外の獣類で、その筋を屋敷にすると思わぬケチ(予期せざる不幸災難)があり、またこの筋に当る家は必ず繁盛しないとして忌まれる。
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ナメラスジ
1954年 岡山県
真庭郡津田村大字吉より久米郡西川村に至るナメラスジは、容易に人の歩けない幽谷険岨のように言われるが、昼間なら何の異変も感じ難い道筋である。常々行き交う往還のために畏怖が長く記憶されたのであろう。この道に変化の現れる時期は旧9月半ばと伝えられる。
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ヌレオナゴ
1991年 愛媛県
たかなご坂を通ると女が赤子を抱いていて、「子を抱いてくれ」と言った。抱いてやると赤子が次第に重くなったので放り出して逃げると女は追ってきた。家に入って戸を閉めると、女は先が鉤になった髪の毛を投げつけてきた。朝見てみると、釣り針のような毛が戸に残っていた。二枚戸だったので助かった。それで「二枚戸は祟られん」という。
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ヒノタマ
1995年 福島県
亡くなったばんちゃの実家に行って帰ってきた夜、カーテンを閉めようとすると星よりも大きなピンポン玉の半分位の青色のものが見えた。火の玉だったかはわからないが、はずんでどこかへ消え去った。
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キツネ
1972年 千葉県
戦争中のこと。歩いても歩いても家に帰り着かなかった。狐に化かされたのだろう。
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ヨウカイ
1990年 山形県
昔から夜になると外出はしなかった。闇の中に妖怪がいて、病気を植え付けるからである。
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ナメラスジ
1954年 岡山県
苫田郡芳野村でも殆んど各大字毎にナメラスジがあり、魔物の通り道と言う。
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オニ
1955年 高知県
イワシの頭とヒイラギを入口にさし、煎ったマメとムギを一升桝に入れて篩をかぶせて戸の外に出し、戸は閉めておく。鬼は一つ目だからメガケをする。
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コウジン,ハチダイコウジン,サンポウコウジン,ダサイコウジン
1983年 岡山県
真庭郡落合町栗原の坂本部落には八大荒神、三宝荒神、そして2つのダサイ荒神と、全部で4つの荒神がある。
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ジゾウサマ
1976年 大分県
三原家の庭には防空壕跡があり、地蔵様が祀られている。これは以前は山の上に祀られていたものを下に降ろしたまま祀らなかった。すると、三原家の死んだお婆さんの所に祀ってくれと地蔵様から指示があり、今の場所に祀ったという。
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オクリオオカミ
1983年 山梨県
昔は村を出て次の村へ入るまでの間に送り狼というのがついて来た。送り狼につかれたら懐手をしてはいけない。転んだら「下駄の鼻緒が切れた」という。それは、油断したと思って狼が襲ってくるからである。
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デキシシタヒト
1960年 岡山県
真庭郡落合町栗原の西本家で、主人の腰が急に痛くなり有名な法者に拝んでもらったところ、昔洪水で死んだ人が行方不明のまま屋敷に埋まっており、浮かばれぬために祟っていると言われ、戒名を頼んでまつりをもとめた。
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ヒトツメノオニ
1973年 香川県
節分の前の晩は戸を閉めてヤガイの餅をつくという。節分には一つ目の鬼が来るという。
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