カマイタチ 1956年 福島県 カマイタチは竹薮にいて、つむじ風の中に入る。
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ノビアガリ 1983年 愛媛県 アカハゲ付近にノビアガリが出た。顔がつるつるで、丸い大石のようなものが、じっと見つめていると大きく細く伸び上がっていく。
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ノジアガリ 1938年 徳島県 ノジアガリは大男のようで、よく見ているうちに段々と太っていき、入道になる一種の妖怪だという。
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ツエ 1925年 和歌山県 空海の杖が成長して竹になった。
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アシマガリ 1985年 香川県 アシマガリは猫の子のような化け物で、足にまとわりつくと歩けなくなる。
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アズキアライ,(イエ,ヤシキニデルヨウカイ) 1989年 長野県 竹やぶには、アズキアライが出るという。
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オイガカリ 1938年 広島県 オイガカリは、歩いていると、後ろから覆いかかってくる化け物の一種だという。
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ガラボシ,ガアタラボウシ 1978年 和歌山県 ガラボシは川の石の流れによって自然にできるタガ(桶のようなもののこと)に住んでいる。このタガをカラボシタガという。地方によってはガアタラボウシともいわれる。
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アシマガリ 1984年 香川県 アシマガリは猫の仔のようなもので、足にまといつていて離れない。蹴っても蹴ってもついてくるという。
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ブナガヤ 1985年 沖縄県 ブナガヤは痩せ型で小さく赤毛で、裸でおり金玉をぶら下げている。山や川・竹やぶ・岩穴に住む。火玉を放ちやけどさせたり、相撲を取ったりする。屁や爆竹を嫌うが、屁を放ったり竹をはぜらしたりと災難も起こす。
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ボージギ,ヒダマ 1974年 鹿児島県 ボージギはオーギ、ガジュマル、シダラの大木に住む。それらの木の穴の中のかたつむりの貝殻などはボージギの食べかすである。雨のそぼふる夕方に青い火の玉が見える。
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ケンムン 1974年 鹿児島県 赤ん坊ほどの大きさで頭の毛が長く赤い。手足が長い。よだれが青白く光る。大木に住み、その木を切った人の目を突いて祟る。漁が上手だが蛸を嫌う。
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ノビアガリ 1978年 愛媛県 土居のアカハゲという所の大木に人が花を見ようと行くと、化け物がいた。顔はつるつるで、始めは奇妙な丸い大石のような物で手と足はあるようでない。それを見つめるとだんだん細長く大きくなり、見上げれば見上げるほど大きくなる。誰言うとなくノビアガリといって恐れた。
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アズキアライ 1990年 香川県 堀のそばを夜通っていると、小豆を洗っているような音がする。アズキアライが音をたてるのである。アズキアライは川の中に住んでいる。
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アズキトギ,カブキリ 1938年 秋田県 小豆トギという化物は、夜中に小豆を研ぐ音を聞かせる。水辺に住んでいる。大蟇が体をゆする音だとも言われる。
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アシマガリ 1990年 香川県 アシマガリは、夜に、足の間をあっちへ行ったりこっちに行ったりして人間を転ばす。玉川池の方にいる。
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キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーはウスクガジュマルの木に住み、住んでいる木に釘を打たれることを嫌う。
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コンジキノヒカリ,タケ 1940年 山形県 温かい慈悲の心をもち、慎ましく生活していたお竹が亡くなった。その後、金色の光と共に立ち現われた。
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クロネコ 1933年 兵庫県 竹薮に黒猫の死骸を投げ込む、あるいは埋めると竹がよくできるという俗信がある。
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アズキトギ 1973年 富山県 ここには小豆トギがいて、夜遊びしていると捕らえられたり、夜になるとザクザク音がしたりするといった。
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