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検索対象事例

(ゾクシン)
2003年 福島県
いわきの長崎海岸では11月の中のダイシコ(太子講)はしてはならないと言われる。これは、この日子供が粥の中に入って死んだからだという。

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バケモノ
1934年 山形県
11月30日の太子講の日に、山から下りないと、化け物が現れてひどい目にあわすという。
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ヤマノカミサン,タタリ
1975年 兵庫県
山の神さんの祭りは、講が中心となっておこもりなどをする。ある講ではこの日に山に入って木を切ると山の神さんの機嫌を損ねると言い、別の講では祟りがあるといわれている。
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オシンメイサマ
1988年 福島県
11月15日をオシンメイサマの年越しと言って、この日の午後からこれを祀る家では子供達を集めてオシンメイサマを遊ばせた。集まった子供の中にはこれに憑かれる子もいた。
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クナラタイシセツワ
2004年
クナラ太子は目を抉られて王国を追放された。後に無実が判明した時,人々が経を聞いて流す涙を集めて太子の眼を浸し,眼窩に入れると太子の視力は回復した。
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コイ,サカナ
1978年 長崎県
壱岐では12月1日の朝に粥を作り、食べるほか神仏に供えた。「渡り粥(ガイ)」または「渡し粥」と呼び、この粥を食べる前にはどんな小橋も渡ってはならず、渡ると鯉が飛びつくと言われた。この日は「魚の山越し」といって、山に行くと魚が腹をつきぬくとも言った。
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テング,ヤマノカミ
1984年 愛知県
天狗(山の神の説も)が、大きな岩の上に立って山の講の日に山へ入った樵を睨みながらその名を呼ぶ。それ以来、山の講の日には山へ入らないようになった。
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(ゾクシン),コイ
1935年 長崎県
師走1日に粥を食う。この日粥を食わない間は、どんな小さい橋でも渡ってはならない。鯉が飛びつくという。
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ヤマノカミ
1940年 岐阜県
山の神に関する俗信。2月初寅、11月7日が山の講だが、講をしないと山落ちがあるという。山の神は女神で、女性が講の下りものを食べると気が荒くなるという。マドギ・ホウキギ・カモエダは山の神が好きな木なので、切ってはいけないという。山の神は醜女なので、女性が詣ることを忌むという、など。
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タイシサマ
1934年 長野県
太子様という方が11月24日に粥が食いたかったが、煮る薪が無いので、村で盗んだ。その足跡を隠すために、雪が降ったのが元で、この日は必ず雪が降る。
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ヤマノカミ
1984年 山梨県
1月17日で山の神様の日で山へ入ってはいけないといわれている。この日、山で弓を射ると、その矢に当たってケガをするといわれた。上組のAさんの先祖が、この日、山に入って斧を振り上げようとしたところ、動けなくなったため、A家は武藤イッケシの山の神講に入った。また、山の神講の日にも同様に山へ入ることを避けた。
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デイダボウ
1984年 埼玉県
昔、デイダ坊という大きな人がいて、粥を煮たころが坂本の粥新田(粥煮田)峠で、腰をかけた所が大霧山。粥の箸を立てたところが二本木峠で、すげ笠をとってかぶせたのが笠山になり、足跡は沼になったといわれている。
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ショウガツノカミ
2000年 徳島県
正月15日の小正月の前日に、樫や椎などを使って粥柱ないし粥杖を作り、また三宝に供えていた白米や里芋などを用いて粥を作り、正月棚に供える。そして15日の早朝に、粥を粥柱の先につけて、家の柱にもつける。終わると門先などに立てて正月の神を送る。
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ダイシガユ
1965年 岩手県
遠野地方では、十一月二四日に「大師粥」といって小豆の粥を作って神様に供えるが、上閉伊では、小豆粥を三年食えばその境遇から抜け出せるという。
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ヤマノカミサマ
1982年 新潟県
3月12日に山の神祭りのジュウニッコウ(十二講)が行われたが、この日は村休みになった。この日山へ行くと山の神様がバチをあてられて、けがをする。十二講をしないうちは山へ入ってはいけなかった。十二講前に山に行くには、太夫様のところへいってお祓いしてもらってからにせよともいう。十二講の祭りをしないうちは、薪伐りのハルヤマ(春山)にいてはならないといった。
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カユ
2000年 香川県
正月14日頃に送り小正月の行事として、子供達が重箱に一尺程の銭差し2本を十文字に括ったものを入れ、「かいつりさん祝うてつか」と言い、家々を回る。家人は重箱に米や餅・豆などを入れる。15日の朝には集めた材料で粥を作る。その粥を食べるとその年は病気をしない。この日は望粥の節句と言われる。
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(ヤマノカミサマ)
1987年 岐阜県
これまでには、山に入ってはいけない日に山に入って死んだ人が2、3人いた。
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ダイジャボウ
1975年 埼玉県
ダイジャボウが粥を食べたところが粥煮田峠で、粥を煮た釜を伏せたところが釜伏山である。
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タイシサマ
1931年 宮城県
道際にある太子様は、子供が好きな神である。子供たちが仏像を苗代に持ち出し引きずっていたのを法印がとがめたところ、かえって法印が病気になり死んでしまった。
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(ゾクシン),サカナ
1935年 長崎県
師走1日に粥を食う。この日粥を食わない内は山に行くものではない。「魚の山越え」といって、魚が山を飛ぶ日で、その魚が腹をつきぬけるという。
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カユエダ
2000年 徳島県
正月15日の小正月は上り正月と言い、朝に袴や羽織袴で「なりよし、なりよし」と唱えて、あらゆる果物の木の根を、粥枝で叩く。これをすると正月行事が順調に済んだという。粥枝は前日に樫の木で作り、神棚に祀っておいた物で、15日には新粥を炊いて家の柱にまつるなどした。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
エビス講に関する俗信一束。エビス講の日にはお金を使ってはいけない、エビス講までは足袋をはかない、など。
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