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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ジョウコウジサマ,ヤマノイヌ
1960年 長野県
常光寺様のお使いは山の犬である。あるとき山で怪我をしたり、犬に噛まれた。親類のおばあが亡くなった。ブクがかかっていて常光寺様の怒りに触れたという。

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シャグマ
1927年 静岡県
常光寺の近くの山にシャグマという怪物がいる。顔は赤く、毛深く、狒々のようなものだという。
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ヤマノカミサマ
1988年 埼玉県
山の神様の日に山へ入ると怪我をする。
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イヌガミ
1938年 徳島県
犬神は代々女に伝わる。娘が15歳になったときに母親から伝えられるといわれている。特に好かれるか嫌われると噛まれる。話者の祖父が犬神をつけられ、どこの誰にどうして犬神をつけられたかを口走り、四つんばいで歩くようなり、ついには死んだという。犬神に噛まれて死んだものは体のどこかに犬の歯型があるといわれている。
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ヤマオバ
1965年 宮崎県
山おばには男もいる。大きな人間である。1910年ごろ、東郷村(現・日南市)のおすず山で猟師に撃たれた山おばがいた。節のある毛が3尺もある男の山おばだった。
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ヤマベコ
1966年 鹿児島県
山でハブに噛まれて家で死んだ者が、噛まれた山で化け物になっているものを山ベコという。
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フドウサマ,ヤマイヌ
1949年 静岡県
病気の犬は不動様を祀る村へは入らない。これは不動様が犬を連れており、その犬の綱を握っているからである。病気の犬の危険性のある村では不動様を祀る。
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ヤマノイヌ(ゾクシン)
1932年 愛知県
もし、山の犬に送られた時は、草鞋の紐を切って犬に与え、「山の犬送れ……」の歌を唱えれば去って行くという俗信。
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イヌガミ
1920年 徳島県
鼻先の赤い白犬は人の生まれ変わりで、犬神になるため土中に埋める犬もこの犬である。
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イヌガミ
1985年 愛媛県
犬神の正体は犬の霊とされている。犬神に憑かれると犬のようになる。延宝五年の宇和島藩の記録に、犬神持ちであるために追放された親子の記述がある。東予地方のある村では犬神に憑かれると犬の鳴き真似をしたりしたりするが、ゴキトウで落ちるという。
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オイヌサマ
1991年 静岡県
お犬様は普段は姿を見せない。しかし人がお犬様のことを疑うと姿を見せるという。
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キツネ,クダショー,オイヌサマ
1991年 静岡県
キツネやクダショーが憑いたときには、山住山か春埜山に行って祈祷し、お犬様のお影を迎える。お犬様が後ろについてきているので、絶対に振り返ってはならない。
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イヌサマ
1956年 群馬県
犬様も家の中にやって来る。「犬様に逢いたい」と言うと来て、炉のそばなどにすわっているのを見た人がいる。
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イヌガミ
1958年 徳島県
鼻先の赤い、白い犬は人の生まれ変わったものである。犬神にするため土中に埋めて首を斬る犬もこの犬であるという。
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オイヌサマ
1957年 埼玉県
秩父の三峯神社には泥棒除けにお犬様の札がある。昔ある男がご利益を疑って、オモテで、つまりお犬様が姿を表した形で貸してほしいと頼んだ。すると山を降りる時、前をお犬様が歩いていくので恐ろしくなり、山に引き返し、改めてカゲで借りた。
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シライシ
1982年 群馬県
白石権現が祀られていて、登ると神の怒りに触れるといわれている。
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イヌガミ
1949年 大分県
犬神の正体は犬ではなく、鼬よりも小さく口先が尖っている、外道と同様鼠のようなものだ、犬ではなく蛇だ、などと言われている。ただ、犬神に憑かれた人は他に噛付くと言われ、この点は犬らしく思われる。
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テング
1951年 長野県
山仕事をするある男は二つ山の天狗様の怒りに触れたうえ、山開き前の山に登った。男は帰りの山道で転び谷底まで落ちてしまった。助け出されてまもなく死んでしまった。
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イヌノタタリ
1979年 長野県
犬地蔵は八重河内にある。犬を殺したところ、犬の祟りが生じたために祀ったという。
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オイヌサマ,キツネ
1971年 岐阜県
串原の中山神社から7~8㎝ほどの焼き物のお犬様を頂いて来て、杭の上に小さな祠を作って祀る。10月19日の中山神社の祭りにはこのお犬様を持っていくが、途中で立ち止まると犬の霊が神社に戻ってしまうといわれている。お犬様は、キツネに憑かれた時に追い払ってくれる。
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オイヌサマ
1991年 静岡県
春埜山のお犬様には小豆飯をホクシと称する気の切り株の上に上げておいた。しばらくするとなくなっていた。お犬様は人間の息のかかったものは食べないという。
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モジナ
1977年 神奈川県
昔、村送りで和尚様がやってきたのだが、その和尚様は犬が嫌いだからと食事をするにも入浴するにも囲いをして犬を入れないようにしていた。これを不思議に思った人々が、和尚様の入浴中に犬をけしかけてみたところ、犬が桶の中からくわえてきたのは大きなモジナであった。
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