テング 1991年 岡山県 伯耆大山の伯耆坊は、主のいなくなった相模大山に山移りした。伯耆大山には清光坊という天狗が棲んでいるという。
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テング 1996年 神奈川県 85・6歳の人が3歳ぐらいのとき、行方不明になった。3日目に、1里ほど離れた天狗あらしで見つかったが、3つの子供の仕草とは違っていた。何を食べたかと聞いたら、饅頭を食べたと言った。天狗にさらわれたらしい。
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(シジュウニノフタツゴ),タタリ 1979年 いつの頃からか言い始めたのか、「四十二の二つ子」といって、親が42歳になった時にその子供が2歳ならば、親子のいずれかに祟りが起きるという。
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センニン,エンノギョウジャオヅヌ 1993年 役行者小角は、十三歳で葛城山に入り、十七,八歳頃には山の神を自由に扱えた。三十四歳で大峰に入って千日修業をし、神格を備えた。山の神霊や天狗を使役したという。六十四歳で島流しになった後も修業を続けたという。
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テング 1981年 和歌山県 行方不明の人は三里ヶ峰の天狗に捕られたと言われる。木之川の観音堂の近くで炭焼きをしていて天狗に捕られたらしく、行方不明になった人がいる。
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(ゾクシン),カガミ 1998年 静岡県 二十歳まで「紫の鏡」を覚えていると死ぬ。
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キツネ 1972年 奈良県 子供が行方不明になる。おばあさんが「あんまり見つからんようやったら、犬を連れてくる」という。途端に子供が泣きながら出てきた。狐にだまされたらしい。
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(ゾクシン),カガミ 1998年 静岡県 二十歳まで「紫の鏡」を覚えていると不幸になる。
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テングサマ 1978年 石川県 子供などが急に行方不明になると、天狗様にさらわれたという。「さばくった息子」などと呼びながら探す。
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(ゾクシン) 1973年 三重県 女性が33歳のときの子供は、親孝行をするといわれている。
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カミカクシ 1973年 岩手県 数年前のこと。近所の子供が行方不明になった。帰ってきた後聞いてみると、何かに憑かれて1日中歩き回っていたといった。
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アワセカガミ,アクマ 1998年 静岡 「紫の鏡」という言葉を、二十歳まで覚えていると死ぬ。
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トシガミ 1937年 島根県 歳神が歳魂くばりをしていると、ひとつ余ったので竹やぶに捨てたら、歳を取るのが嫌で逃げて潜んでいた男の頭に落ちたので、彼は余儀なく歳を取った。
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テング 1991年 神奈川県 丹沢の大山は天狗の山として有名で、その親分は伯耆坊という天狗で、伯耆大山から移ってきたのだという。元は相模大山には別の天狗、相模坊がいたが、平安末期に讃岐に移された崇徳院を慰めるため、山移りしたという。
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テング 1950年 埼玉県 男が行方不明になり半月ほどして馬鹿になったようにしてひょっこり帰ってきた。天狗に連れられずっと木の上にいて、食べ物は天狗が運んできてくれたという。
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テング 1922年 石川県 6歳の男の子が天狗に捕えられて行方不明になる。村中総出で探したところ、村の端を流れる川に八裂にして投げ込んであるのを発見した。
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(ゾクシン),カガミ 1998年 静岡県 「紫の鏡と赤い沼」を二十歳までに忘れないと死ぬ。
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カミカクシ 1960年 神奈川県 神隠しにあった人が3日ほど行方不明になった後に城山のほうから戻ってきた。それからは天狗小僧と呼ばれるようになった。
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テング 1940年 神奈川県 文化3年の4月、天狗が大鳥の寺で11歳の子をさらった。8月には9歳の弟もさらったが、大山で兄に会わせるとその日のうちに帰した。
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(ヨゲン) 1974年 大阪府 難波鳥屋町で、身持ち正しい若者が行方不明になったが、叔父の神仏への祈りのおかげか、3年後に帰ってきた。しかしまた行方不明になり、今度は叔父が金比羅を深く信仰したおかげか、6年後に帰ってきた。その後、家や町内のことの預言が当たり、「天狗六兵衛」というあだ名がついた。後にまた行方不明になった。
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ヤマノカミ 1964年 福島県 狩り小屋では、朝は毎日水をあびて山の神に十二様(十二大明神、大山祇命など)と唱えて祈願する。
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