■イベント 日文研フォーラム

2016年5月10日 第300回    日文研フォーラム

概要
日本と韓半島(朝鮮半島)の古くからの交流の跡を示す身近な伝承文化の一つに、獅子舞があります。このたびの講演ではとくに、岐阜県飛騨市古川町数河(すごう)高原に伝わる獅子舞を取り上げます。数河高原にある松尾白山神社および白山神社では、毎年九月五日、例祭の特殊神事として獅子舞を奉納することになっており、これは地域名に因んで「数河獅子」と言われますが、おもしろいことに、別名「高麗獅子」とも呼ばれているのです。そのルーツを辿ることは、今日に生きる日韓のつながりを考えることにほかなりません。
講演に引き続き、日韓、そして東アジアにまたがる文化交流の過去・現在・未来をめぐって、座談をお楽しみください。
発表者
獅子舞がつなぐ東アジア
李 応寿   世宗大学校韓日芸能研究所  所長   /国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター
稲賀 繁美   国際日本文化研究センター  副所長   
コメンテーター
劉 建輝   国際日本文化研究センター  教授   
司会
佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授   
場所:
ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間:
18:10
開始時間:
18:30
終了時間:
20:30
申込み:
不要
受講料 :
無料
定員:
先着180名