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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ギョウニンザカ
1956年 宮城県
澱橋通筋違橋から千貫沢に沿い、山屋敷に通ずる坂。路傍に行人塚があった。元禄の頃、その亡霊が伊達綱村の茶席に現れたという。

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シバカキ
1932年 熊本県
夜路傍で石を投げる怪物である。
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コサカトウゲ
1956年 宮城県
七ヶ宿街道の東の起点上戸沢は、仙台藩の境目番所のあった所で、ここから伊達郡の桑折に下る坂は、九十九折の険しい坂路であった。昔、伊達郡貝田の妊婦が、臨月の腹をかかえて峠を登りつめたとたん出産したが、母子ともに無事だった。それ以来この坂を子坂と称し、ここの小石を妊婦の袂に入れ、または砂を紙に包んで懐に入れると、安産するといわれた。
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ドウガザキ,ギョウニン
1956年 宮城県
島の東端にあり、下の暗礁を行人根という。昔、行人が住み、毎夜子の刻にここで修行したといい、この岩に触れると祟りがあると恐れられている。崎の中央に塚があり、弘安10年(1287)11月20日の紀銘のある板碑がある。
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タヌキ
1960年 神奈川県
ある寒い冬の夜、一人暮らしの老婆の家に年を取った狸が来て囲炉裏にあたった。次の日も来たので老婆が狸に火を投げつけると驚いて逃げたが、坂の途中で死んだ。その坂を火の坂という。後に水車業を営む人が陽原から久所に通ずる坂の下に穴を掘って祀った。
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ヌカヅカ
1956年 宮城県
欠山の西麓路傍にある。長者の糠が塚と化す。
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カッパ
1915年 東京都
合羽坂という坂がある。坂の下で低い土地にある池に河童が住んでおり、時々坂のあたりに出たために、坂の名になったという。
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シダレザクラ,バケネコ,ダテツナムラ
1956年 宮城県
元禄8年(1695)、伊達綱村が生母浄眼院三沢初子の菩提のため、初子が伊達騒動の際に護持仏とした釈迦如来像を安置する釈迦堂を造営した。士民の結縁と遊楽のため、京都からシダレ桜と彼岸桜500株をそこに取り寄せた。昔、老いた猫が樹上で老婆に化けて手拭いをかぶり、糸繰り車をまわしていたという。
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ドウツウシンコウ,ドウツウ,ヘビ
1983年 岡山県
道通信仰とは、憑いたり祟ったりする蛇に関する信仰である。笠岡市伏越の道通谷や横島の道通山は、道通宮があったからついた名称なのだろうが、この道通とは、もともとはその蛇を管理した祈祷者の名前ではないかと思われる。
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ヨシナリノベンテン,シロヘビ
1956年 宮城県
元禄10年(1697)、四代藩主綱村が造営した黄檗宗臨済院の境内にあり、この本尊は奥郡から移したという。堂の周囲にマムシが多く、弁天さんに口を切ってもらった蝮で、人に咬み付いても毒がまわらないといわれ、時には白蛇が現れることもあった。
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ナナニンヅカ
1963年 愛媛県
昔、平家の落人・山城太夫が使いきれないほどの財宝を持って逃げ、村人7人にこれを隠匿させた。財宝の秘密が露見することを恐れて7人を殺害した。「うるし千貫、朱千貫、南の青木の下」という財宝埋蔵の歌が伝えられているという。
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コエ
1936年 滋賀県
石田三成が関ヶ原の戦いで敗れた時、奥方たちが万恨を呑んで千貫池、万貫池に入った。その恨みが残っているため、雨降りの夜にはひいひいという啜り泣きの声が聞こえるという。
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カエデ,タダスノモリ,カモジンジャ,ホウソウヨケ
1956年 宮城県
京都下鴨の地名を取って糺(只州)と称す。伊達綱村が、元禄年中に塩釜の社地から遷座。上加茂、下加茂の両社殿が紅殻塗りであるので疱瘡除けの俗信がある。竜田山から移植された石段脇の大楓が神木である。疱瘡の禁忌と紅葉が結びつく。
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クメノセンニン,ツウキ
1974年
久米の仙人は常に雲に乗って飛行していたが、ある時川で洗濯していた美女を見て発情し、そのために通(神通力)を失った。その通は深山で隠れとどまり、悪鬼となって通鬼と呼ばれた。通鬼は世に出て少年に取り憑き病にした。その病床は、心塊狂乱して好色淫乱を専らとするものであった。様々な悪行をなしたという。
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ヘビ,タタリ,ヒキガエル
1938年 京都府
何時の頃からか石塚におおきな塚が2つあって、東の塚には大きさ約1尺ほど蟇蛙が棲んでいて、西の塚には300年来の蛇が棲んでいる。5、6年前に塚に登って草を刈り、掃除した人がいたが、足腰が立たなくなった。塚の前に祠を建てて祀ったらまもなく治った。
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コマチノボウレイ
1981年 山形県
美男塚のところへ建てた家の窓には小野小町の亡霊がうつるという。
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コウミョウヅカ
1982年 群馬県
光明塚を掘ったり、塚の上の木を切ると祟るという。
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シュテンドウシ
1975年 京都府
酒顛童子は大江山に住んでいたといわれているが、証拠となる記述のある書物はない。童子山屋敷千丈嶽という遺跡が残っている。
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ダイジャ
1967年 福島県
蛇塚という場所には昔大蛇が住んでいて人民を悩ましたので、僧都が塚に埋め封じたという。西に首塚、東に尾塚がある。農夫が水を通そうとこの塚付近を掘ったところ不思議のことがあったのでやめたという。
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ヌカヅカ
1956年 宮城県
長者が没落したあと、長者屋敷の糠が塚と化した。石巻街道路傍にある。今は崩された。
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タヌキ
1985年 新潟県
話者の家の前の坂を下ったところの橋では、坂を下って水遊びする音や小豆を研ぐ音、また坂を登る音がしたり、提燈が点いたり消えたりする様子が見える。狸の仕業。
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サカガミ,シロシカ
1974年 神奈川県・静岡県
倭健命が足柄の坂にやってきた時、その坂神が白い鹿になって現れたという。
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